生産性を向上させる習慣 “daigo 自分を操る超集中力” より
勉強、ビジネス、スポーツの練習など、限られた時間を使って能力を向上させるいかなるシーンにおいて万国共通でキーワードとなっている
‘Productivity’ ‘生産性’
2008年ノーベル経済学賞 Paul Robin Krugman からの引用
Productivity isn’t everything, but in the long run it is almost everything. A country’s ability to improve its standard of living over time depends almost entirely on its ability to raise its output per worker. https://better-operations.com/2017/03/06/productivity-improvement-five-rules/
上では単位が国という大きな組織だが、当然規模に関わらずどの組織にも当てはまる。
今回フォーカスするのは「集中力」
- 集中力の源
- 集中力を奪う決定疲れ
- 酸素やブドウ糖を運ぶ血流
- 集中力の回復方法
1,前頭葉のウィルパワー
人は物事を前頭葉で集中しインプットして、小脳にメモリーする。
WILL POWERとは思考や感情をコントロールする力。
ウィルパワーにはゲームのHPゲージのように限度があり、集中力を使うたび消耗していき、反対に良い睡眠やエネルギーの源となる食事によって回復する。
集中力を鍛えるには、トレーニングによってウィルパワーの総量を増やすか、行動を習慣化して消費量を節約していくの2パターンが主流である。
2, ウィルパワーを浪費してしまう意思決定疲れ
アイエンガー教授のジャムの実験https://www.youtube.com/watch?v=ZD3r5jtLEPo
あるスーパーの試食コーナーに24種類のジャムを揃えた週末と、6種類のジャムを揃えた週末で売り上げにどのような差が出たと言う実験。
選択肢の多い試食コーナーの方が、多くの人を惹きつけていたが、試食後にジャムの購入をしたお客さんの割合の数字は逆転した。
選択肢が多すぎて、頭が混乱してしまい最終的意思決定ができなくなる。
スティーブジョブズがイッセイミヤケの黒いタートルネックを常に着ていた、ザッカーバーグが典型的な例です。
→実際のウィルパワーの節約方法「バッチ処理」
簡単にいうと To do list。
やるべきタスクを書き出して、頭から一旦離し一つのことに集中する方法。
3,脳に酸素とブドウ糖を運ぶ血流
沢山の要素(環境、がある中でピックアップするとしたら血流!
血行をよくするなら運動が一番。多くの成功者が朝ランニングを習慣化していたり、ここ最近ではフィットネスジムが都内に沢山できている運動ブーム。筋肉トレソリューションに関連した本はここ最近売れている。
朝、日光を浴びながら体を動かすことによって幸福物質のセロトニンの分泌を促し、気分良く仕事、睡眠の質を高めてくれる。
デスクでは座りっぱなしではなく、時々立ち上がったり、良い姿勢を心がけることが大事。
4,パワーナップの驚くほどの力
15〜20分のパワーナップは夜の3時間の睡眠に匹敵すると言われている。
目を閉じ、じっとして休息することで脳を錯覚させ疲れと眠気を取り去る方法である。
アメリカではすでにその有効性が認められてGoogleやナイキ、Appleなどの企業で採用されている。
参考文献:自分を操る超集中力 daigo
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スターフィールド編集部
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