ITと観光・サービスの融合が拓く新ビジネス創出セミナーに参加して
2月8日に行われた「ITと観光・サービスの融合が拓く新ビジネス創出セミナー」
この内容は、弊社が最も重要視しているテーマでもあるので非常に興味深く聞くことが出来ました。
ITと観光・サービスの融合が拓く新ビジネス創出セミナー概要
セッションの内容
- 日本の伝統工芸品を全世界へ展開する「越境Eコマース」と「クラウドファンディング」
- Webサイトの高品質・高速・多言語翻訳エンジンによる外国人観光客向けサービス
- デジタルサイネージと”LANシート”による観光情報配信システム
- 屋内GPS”IMES”を用いた屋内外シームレス観光ナビゲーションシステムの実現
- ドットコード”Grid Onput”による観光ガイドブックとデジタルコンテンツの融合
- 興味と行動を繫げる次世代デジタルメディア「tab」と街の魅力発信
- 先端IT技術を活用したまちづくりプロジェクト東京ユビキタス計画
となっておりました。観光というとインバウンドグローバルという位置づけですが、弊社が提供する越境ECシステムはアウトバウンドグローバルに類します。この2つは、日本の国力を高める、外需、外貨を稼ぐという意味では密接に関わっており、アウトバウンドに発信した情報によって、国内への呼び込みが出来たり、インバウンドで呼び込んだ後に、越境ECのような仕組みが発展していると、物理的な距離を超えて、販売をすることが出来ます。
特にセッション1,2については、アウトバウンドグローバルにフォーカスし、またWebという舞台で展開している「越境Eコマースサイト」と「翻訳サービス」でしたので、非常にシナジーを感じました。今後、必ず接点が生まれるだろうなと思い、注意深く拝聴しました。
セミナー後の交流タイムでは、上述お二人のスピーカーの方に気になる質問をしてみました。
※核心にせまる部分は伏せます。
・顧客、提供先はどこが多いか?
越境EC→ヨーロッパの富裕層、翻訳サービス→中国語圏、英語圏の観光客を呼び込みたい日本企業
・ローカライズはどこまでやっていくか?
越境EC→機械翻訳に任せているが、今後、ローカライズの優先順位を合わせてマーケティング中。
・正直、ビジネスとしての温度感はどうか?
越境EC→まだまだ、これからという感じ。送料が高いというコメントや、返品・交換対応が難しいなど課題を解決していく必要がある。
まとめ
「観光立国」を産業政策の柱の一つとして国が掲げてはおりますが、このような事業をもっともっと積極的に民間が行ない、それに対して、行政がサポートをしていくという段取りが発展することを祈っています。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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