STERFIELD

2020/07/01

入社2か月で通販エキスパート検定1級に合格しました!

入社2か月で通販エキスパート検定1級に合格しました!

はじめに

スターフィールド株式会社では、新卒社員に本試験を取得することを課題として出されており、インターン時に3級を、初年度で2級と1級を取ることを厳命されています。

インターン中に3級と2級を取得していたので、今回1級の受験となり、無事に合格しました。


今回は、通販エキスパート検定1級がどの様なものなのか、受験してみた所感をお伝えします。

通販エキスパート検定とは

通販エキスパート検定とは

通販エキスパート検定は、一般社団法人 通販エキスパート協会が主催する検定です。
内容について、公式HPでは、以下のように紹介されています。

通信販売事業の各ステージに合わせた業務知識、関連法規、マネジメント力を身に付け、
ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。

《出典》通販エキスパート検定

今回受験した1級の主な受験対象は、

    ・通販企業のマネージャークラスの方
    ・通販企業の経営戦略に携わる方
    ・通販コンサルタント など

となっており、いわゆるミドルマネジメント層向けの内容になっています。

1級の特徴

1級の主な内容は、「製品中心主義」から「顧客中心主義」へのシフトが必要ということです。

それに伴って、RFMからLTVやCE(顧客資産価値)をKPIの基準にすること、マーケティングと財務を融合した指標基準が必要であることが紐づいています。

1~3級までそれぞれテキストがあるのですが、抽象的な内容が多い1級が一番薄くなっています。

2級の問題は、5種類(愚問、基本問、良問、難問、奇問)に分かれていましたが、1級は愚問と、奇問がなくなった印象です。割合は以下の通りです。

基本問 60%

マーケティングの基本的な知識、テキストの内容を理解していれば正解できるような内容です。テキストの主張が理解出来ていれば難なく回答出来ます。個人的な感覚では、基本問は60%なので、もしかしたら全く勉強しなくても合格出来てしまうかもしれません。
例) SWOT分析の対象として不適切なものを選べ。→Organization(組織)
例) ビッグデータ時代の新たな顧客データ収集範囲として不適切なものを選べ。→顧客との取引データ

良問  35%

テキストの内容を組み合わせた引っ掛け問題の類がここに分類されます。似た概念は2~3ずつしか出て来ないので、ここも問題なく回答出来ると思います。
例) RFMの組み合わせとその特性について不適切なものを選べ。→
   RFMのそれぞれの値を、上位から20%づつ5つのグループに分けてかっくグループのDM反応率を
   見ると、R以上に「F」がDM反応率との相関関係があることが分かる(RとFが逆)
例) データ・ドリブン・マーケティングと従来のデータベース・マーケティングとの違いについて不適切なものを選べ。→
   一人ひとりの顧客との取引データのような、日々膨大に生成されるビックデータの効果的活用
  (取引データは従来のデータベース・マーケティングの管轄)

難問  5%

テキストで触れられていたか微妙な内容です。2級に比べると突拍子の無さは感じないので、難問と言えど全く解けないレベルではないです。

まとめ

1級は、一貫して主張が同じなので難易度的には簡単でした。インターン時代から含めると5つ目の検定/試験だったのですが、一番簡単だった印象です。

また、顧客中心主義の流れはモール展開から独自サイト展開に結びつくものがあり、昨今のインバウンド市場の縮小も踏まえると、越境ECの需要が増すことを改めて確信しました。

支援業者の皆さんも(取得済みの方が多いかとは思いますが)、是非受験してみてください。

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スターフィールド編集部

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