グローバル人材の雇用について
先日とある会社のグローバル人材採用セミナーなるものに参加してまいりましたので、簡単に情報を共有します。
核心に触れるというよりは、散在しているマーケットデータ関連がよくまとまっており、理解を深めることが出来ました。
日本からアジアへ
冒頭からいきなりアジアへと言及されておりました。グローバル人材ということで、英語圏を含めた想像をしていたのですが、もっぱらアジアについてでした。
グローバル人材採用の現状
- 企業を取り巻く環境の二大変化
- 経済のグローバル化
- 少子高齢化の進展
アジアの消費動向
- 2009年 EU30%、米国21%、日本9%、中国4%、インド2%、その他アジア9、その他25%
- 2020年 EU14%、米国7%、日本4%、中国18%、インド23%、その他アジア14%、その他20%
→インド、中国、インドネシアが著しく成長
経済周期
- 1992年バブル崩壊
- 2000年ITバブル崩壊
- 2008年リーマンショック
→8年周期の景気悪化。2016年を既に意識している経営者が多い。
- 2050年の労働人口:高齢者数比率12:10
加速するアジア進出
中国本土+香港の現地法人
01年→09年 6000社から12000社
あくまで登記上の話し。登記をしていない支社、法人を含めると数倍。
ASEAN、NIESも同様。
グローバル人材の獲得方法
- 専門知識
- 語学力
- 異文化適応力
を獲得するために
- 技術研修/資格取得補助
- 経営セミナー/ケーススタディ
- 語学スクール/語学研修
- 海外プロジェクトでのOJT
- 現地文化、商習慣の勉強会
外国人労働者雇用は増加傾向
大手の例
- イオングループ 10000人
- ユニクロ 990人
- ソニー 3割
- 味の素 1割
- NTTデータ 1割
実は、中小企業の人材活用が活発
現地採用→日本配属が最近のトレンド
日本企業の優位性
- 給与格差
- アジアからの人気
グローバル人材の育成、採用
- 国内留学生紹介サービス
- 現地個別企業説明会・選考会
- 現地合同企業説明会・選考会
まとめ
言わずと知れた熱いアジアの再認識といったところです。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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