Facebookコマースは失敗だった?
最近、いろいろなメディアでFacebookコマースから撤退という記事を目にした。
ブルームバーグが、報道した内容はこちら
ゲーム小売大手のGameStopが開設わずか半年で閉鎖したという内容だが、実際の数字はどうだったのか?
これを分析考察している方の記事とその日本語に訳している記事をご紹介します。
・原文
F(ail)-Commerce: Data Driven Look into Why Retailers Are Shutting Facebook Stores
・日本語訳
Fコマースから続々と撤退するブランドたち、Like数370万件でデイリー閲覧数1,500のとほほな現実
まとめ
タイトルからも分かるように、370万回「いいね!」されていてもコマース部分は1日1500PVという現実のようです。
まとめてみると厳しい数字ですね。
- 本家サイトの8%しかトラフィックがない。
- ファンの96%はLikeしたページに再び戻ることはない。
- 1日の平均訪問数はトータルファン数の0.7%(3,700,000×0.7%=26,000)
- 1日のユニーク訪問数は総ファン数の0.4%(3,700,000×0.4%=15,000)
- さらに、ウェルカムページからコマースのタブを開かなければならずこのCTRが5%程度
確かに、Facebook内でコマースを展開するには、商品検索も難しいですし、そもそも「いいね!」
ボタンを押さなければ閲覧さえ出来なかったりと、コマースに適しているデザインとは言えないです。
ただ、Facebook内で展開するコマースは現状厳しいという内容で、本家サイトのマーケティングで
ソーシャルボタンやプラグイン(友達からのシェアや、いいね!ボタン)が厳しいという内容では
ないのでそこは、切り分けて考えなければいけないですね。
それにしても、F(ail)-Commerce→失(敗)コマースというタイトルのパンチが効いてます(笑)
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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