STERFIELD

2014/01/15

連休中の日経一面にEC記事が2件

連休中の日経一面にEC記事が2件

連休中の日経一面にEC記事が2件出てたのでその紹介です。

 

大和ハウス、ネット通販向け物流施設に2000億円

1月11日 朝刊掲載

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD100Q4_Q4A110C1MM8000/

 

大和ハウス工業が2015年までに2000億円でEC業者向けの倉庫開発に投資するとのこと。

他にも、三井不動産は2017年度までに2000億円を投資、野村不動産ホールディングスは年200億~300億円の投資を予定している。

外資系では米系のプロロジスが年間500億~600億円、シンガポール系のグローバル・ロジスティック・プロパティーズは全国規模での展開を予定。

野村総合研究所の調査によると、2013年度のBtoCのEC市場規模は前年同期比13%増の11兆5千億円となっており、

2017年度には17兆3千億円になると予想している。

首都圏の倉庫における空室率4%台となっており、共有が不足しがちであるとともに

一般の賃貸と比べて長期での契約が見込めるため、デベロッパーにとっては良い市場とのこと。

 

現在は大手モール中心のサービス合戦が繰り広げられており

即日配送など小規模サイトには真似できないサービスもこのような開発が進めば、簡単に導入できるようになるかもしれない。

 

ヤマト、ネット通販を後払いに 返品も容易に

1月12日 朝刊掲載

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1102K_R10C14A1MM8000/

 

ヤマトが新しい決済手段を始めるというニュース。

仕組みは私の理解だと以下の通り。

顧客:注文

EC業者:受注 & ヤマト新決済を使って発送(未入金)

ヤマト:発送 & コンビニなどの払込用紙を顧客に渡す

顧客:支払う or 支払い前にヤマトを呼んで返品可能

ヤマト:返品でなければEC業者に代金を立て替え。未払いの場合は債権回収を代行

 

手数料の額や誰が負担できるか、若しくはそれらを選択できるのかなどは全く書いてなかったが、

EC事業者、顧客のメリットデメリットは以下が想定できる。

 

[EC事業者]

■メリット

・確実な代金回収

・入金待ちのステータスがなくなる

・顧客の安心感による販売促進

 

■デメリット

・返品が容易

・手数料の負担

 

[顧客]

■メリット

・返品が容易

・スピーディな配送

 

■デメリット

・手数料の負担

 

手数料の負担を除いては顧客にとって有益な仕組みとなりそうな感じ。

しかしEC事業者にとってはシステムの改修や倉庫会社との連携など初期導入の心配が残るのと

返品が増えそうで怖い。

おそらくはクレジットカード持ってないけどすぐ送ってほしい顧客などが

手数料を負担してもいいから選択する、といった使い方がされるのだろうか。

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HOSHINO

ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。

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