最近ネット上で新しい決済手段についてのニュースがたまに出てくる。

その中で気になったのがこの2つ

http://japan.cnet.com/news/business/35051351/

http://japan.zdnet.com/mobile/analysis/35051435/

1つめが、アップルがモバイル決済サービスを始めるかもしれないというニュースだ。

2つめは、Visaが従来型のカードではなく、トークンによるアカウントの認証で決済する方法を提供するというものだ。

どう見てもウェアラブル対策にしか思えない。

ウェアラブル端末をきかっけに、モバイル決済が飛躍的に普及すると予想しているようだ。

今までも便利なモバイル決済機能はいくつかあったが、これを機にいっきに普及させる上での覇権争いが始まりつつ有るのかもしれない。

例えば、アップルからすると、自社のウェアラブル端末にモバイル決済機能をプリインストールし、
アップルIDに紐付いたクレジットカード情報から引き落とすのは簡単だと思う。

要はクレジットカード会社から顧客の口座情報を仕入れているわけで、これを独自でやることによって手数料収入を得ようとしているのかもしれない。

ここで得た情報をiTunesやAppStoreでも使えるようにしたらかなりの収益アップに繋がりそう。

Visaは、このような川上の利権をアップルなどのハートメーカーに握られるのを防ぐための対応策なのかもしれない。

いずれにせよ、クレジットカードが前提であった構造が、これを機に変わっていくかもしれない