アナタも香港に向けて生鮮品やスイーツを販売できる!?
10月28日からヤマト運輸が「国際クール宅急便」を開始すると発表しました。
日本と香港との間でサービスを利用でき、国内で展開されているクール宅急便と同様に冷蔵と冷凍の荷物を送る事ができるという事です。
日本の魚介類や和牛はアジアで人気ですから、このサービスを利用すれば食品の生産者や、小規模に展開する加工業者が海外を相手にビジネスを展開できます。
午前中に集荷で翌日香港へ届く
参考:クロネコヤマト国際クール宅急便より
日本から荷物を送る場合は沖縄を経由して香港に届けられるという経路になります。荷物を午前中に集荷あるいは持ち込みすれば、翌日の午後2時以降には荷物が届くそうです。沖縄からなら夕方までに集荷・持ち込みで大丈夫。
ほとんど国内に発送するのと変わらないスピードです。ただ送料がやはり高い!
最も小さいサイズの60サイズ(縦・横・高さの3辺の合計60cm以内、重さ2キロまで)でも送料6050円、120サイズ(計120cm以内、重さが15キロまで)だと送料26950円。
富裕層相手に単価の高い物を送るというスタイルしか通販では難しい感じです。ブランド牛なんかを扱えば勝算があるかも。
配送状況も確認できる
国をまたぐ場合、荷物が今どこにあるのかを状況を確認することは困難です。海外旅行に行った際に同じ飛行機に乗っていたはずの自分の荷物が行方不明になるなんて事もざらにあるくらいです。
単価の高い商品を香港へ販売しても、ちゃんと届かないなんて事があったら損失大です。しかし国際クール宅急便は、香港にあるヤマト運輸と日本のヤマト運輸のみで荷物の配送が行われるので、荷物がどこにあるのか配送状況を確認もできるそうです。
国際宅急便はすでにシンガポール、マレーシア、台湾、中国(上海)で展開しているので、国際クール宅急便も今後さらにサービスを利用できる地域が広がると思われます。
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スターフィールド編集部
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