ECサイトのデザインに役立つ行動心理
コンビニやスーパーマーケットでの商品配置はお客さんの行動心理を読み取った配置になっているとよく聞きます。繁盛している雰囲気を出すために、コンビニの雑誌売り場を外から見える場所に配置して立ち読み客を賑やかしになってもらうというのは有名です。
小売店において行動心理を応用した配置はとても一般的になっているので、リアル店舗同様、ECサイトのデザインにも行動心理を考慮するのは必須だと思います。運営サイトの売上を伸ばすためにせっかくなので利用しようと思ったものをまとめてみます。
画像の配置
上に並んでいるのは「おせち」の写真ですが、あなたはどのおせちを選びますか?
このように水平に画像を並べた場合、中央に配置された画像を選ぶ傾向が強くなるそうです、これは「センターステージエフェクト」と呼ばれます。
上の画像は横並びですが、これを縦に配置した場合でも同様に中央が選ばれる傾向が強くなるとの事です。
売りたい商品の画像は中央に置く方が良さそうです。
価格差がある場合
通常のECサイトではそれぞれ商品ごとに価格が異なるので、まずは価格がどの商品を選ぶかの主な理由になります。
例えば、WEB上で画像素材を提供するサービスがあったとします。
下の二つのプランがあった場合、ユーザーは基本的に無料のプランを選ぶ傾向にあります。
ユーザーの内、有料プランを選ぶユーザーはひとにぎりなので、収益を上げにくく、価格を上げざるを得ない状態になり悪循環に陥る可能性もあります。
しかし 下のようにさらに高額なプランを作った場合はどうでしょうか。
2つしかプランがなかった時に比べて格段に有料プランを選ぶユーザーの数が増える傾向にあると言われています。
昔から日本人は松竹梅の竹を選ぶと言われますが、日本人に限らず海外でも同じ傾向があるようです。
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スターフィールド編集部
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