電話代を削減するには?Y!mobileの法人かけ放題プログラム
前回に引き続き社内の電話料金を安く抑えるべく、調べた内容をまとめてみようと思います。
今回はYモバイルの「法人かけ放題プラグラム」というプランです。攻めている印象のあるYモバイルなので期待がもてそうな感じがしますが実際のところは安いのでしょうか。
法人かけ放題プログラムとは?
まずYモバイルの「法人かけ放題プログラム」とは何かということですが、これはPHS回線の通話がかけ放題(一部例外)になるというものです。
基本料金は今のところ全て無料で、以下の2つのプランがあります。
プラン | だれとでも定額 | スーパーだれとでも定額 |
料金 | 934円 | 1500円 |
国内固定電話 | 10分以内の国内通話月500回まで無料 | 0円 |
携帯電話 | 0円 | |
PHS | 0円 | 0円 |
Eメール | 0円 | 0円 |
パケット代 | 別途接続料発生 | 使い放題 |
これは端末1台にかかる料金になります。
では何台から契約ができるの?となりますが、法人であれば1台から契約可能です。
店舗用に電話が1台だけ必要という場合にはいいかもしれません。
国際電話やナビダイヤルは有料?
さすがに全ての通話が無料というワケではありません。
着信転送サービスへの通話料、番号案内サービス「104」の通話・案内料、テレドーム(0180から始まる番号)、ナビダイヤル等(0570から始まる番号)、国際電話、留守番電話メッセージ録音・再生料は、無料対象外のため、料金プランに応じた通話料がかかります。
ちなみに国際電話料金はアメリカ10円/1分、シンガポール36円/1分なので、IP電話などと比べてもそれほど高くない印象です。
番号を替えずに使用できるか?
番号については先ほども書いたようにPHS回線のため、070-××××-××××が通常ですが、携帯電話番号からのナンバーポータビリティ―が適用できるので、080や090からなら番号を替えずに乗り換えられるとのことです。番号据え置きの場合は別途料金がかかりますが。
ちなみに03-××××-××××などの固定電話の場合は、番号の据え置きができません。私が担当しているお店の電話は03-からなので番号を替えずにというわけにはいかないようです。
端末代は?固定電話型のPHSも
PHS回線なので別途端末が必要になります。端末代は月々分割払いなのですが、よくある携帯屋さんの仕組みのようにオプション料金から割引が行われ実質0円という端末がメインになります。
契約は3年間の自動更新なので3年間で端末代の支払が完了となる計算になっています。
一部端末によっては本体代を相殺できない分を月々150円とか300円とかかる場合もあります。
・端末のラインナップ
「法人かけ放題プログラム」の端末は基本的に いわゆるガラケーで、スマホはありません。スマホの場合は異なるプランになってしまいます。(1980円くらいのプランがあります。)
1500円/1ヶ月の「スーパーだれとでも定額」はパケットも使い放題ですが、通信速度がかなり遅くサイトをちょっと見るくらいにしか使えないそうです。
中には店舗用に固定電話型の端末もあります、「イエデン」という名前のこの端末は電源だけあれば、実は携帯端末なので電話線をつながなくても使えます。
固定電話の回線が既にある場合は、電話線をつなぐことでPHSと一般加入電話のどちらの端末としても利用できます。
ただPHS端末はシムカードなどは使わず、端末1台に1つの番号が紐づけられるので、オフィスの電話として1つの番号を数台で共有したり内線を回したりすることはできません。
一般加入電話と併用する場合の料金は、一般加入電話の基本料金+かけ放題プログラムの料金という事になります。
受信は一般加入電話で、発信はイエデンというのがいいかもしれません。
回線開通までにかかる日数は?
「ワイモバイル法人ダイレクト」というページから電話をすると見積もりを直ぐにメールで送ってくれます。
契約して実際に電話を使用するまでには最短で1週間~10日かかるそうです。
ちなみに契約する時は「ワイモバイル法人ダイレクト」というから行うと、端末代が優遇されたりするそうです・・・。
参考:「Yモバイル法人かけ放題プログラム」
Author Profile
スターフィールド編集部
SHARE