2014年 電子商取引に関する市場調査の結果
5月29日(年々早くなってる?)に経済産業省がEC市場調査結果を発表したのでまとめ。
2014年 電子商取引に関する市場調査の結果
http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150529001/20150529001.html
ちなみにこれは昨年のまとめ。
国内EC
・2014年のBtoC市場規模は12.8兆円(前年比 114.6%)
・EC化率は4.37%(前年比 +0.52)
・物販での業種別市場規模は
1位:衣類・服装雑貨等 1兆2822億円 (前年比 110.2%%)
2位:生活家電、AV 機器、PC・周辺機器等 1兆2706億円 (前年比 106.9%)
3位:食品、飲料、酒類 1兆1915億円 (前年比 120.4%)
となっており、伸び率は生活家電、AV 機器、PC・周辺機器等が最も高かった。
越境EC
・日本人が米国及び中国からECで購入した額は2,086億円(前年比 108.9%)
・米国人が日本及び中国からECで購入した額は8,134億円(前年比 113.0%)
・中国人が日本及び米国からECで購入した額は1兆2,354億円(前年比 153.0%)
以下は2013年度の調査において、2020年の上記値の予想
・2020年は、日本人が米国及び中国からECで購入するであろう額は427億円
・2020年は、米国人が日本及び中国からECで購入するであろう額は1,732億円
・2020年は、中国人が日本及び米国からECで購入するであろう額は21,022億円
以下は2014年調査においての2018年の上記値の予想
・2018年、日本人が米国及び中国からECで購入するであろう額は2,923億円
・2018年、米国人が日本及び中国からECで購入するであろう額は1兆3,038億円
・2018年、中国人が日本及び米国からECで購入するであろう額は2兆8,406億円
その他統計で気になったのは、スマホ経由での購入が激増していること。
以下は各媒体でのスマホ経由の売上
・ヤフー:35.4%
・楽天:43%
・スタートトゥデイ:57.9%
・千趣会:31.8%
・ニッセン:43%
全体としては国内市場規模の伸びが昨年より微減だったことと
衣類・服装雑貨等、食品、飲料、酒類など生活必需品が伸びていることが気になった。
若い世代など既にECを利用している層は安定して購入しており、そこに今まで利用していなかった層が加わってきている印象を受けた
Author Profile
HOSHINO
ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。
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