【ミャンマー】クレジットカードサービスが開始される
ミャンマーの民間最大手のカンボーザ銀行がクレジットカードの発行を始めた。
ミャンマーでは2003年の金融危機後にクレジットカードサービスが禁止されており、今年の5月に解禁されたばかり。
このサービスは標準的なプランで限度額30万チャット、初年度で5千枚の発行を目指すとのこと。
広く普及すれば、今ではほぼ利用者のいないECの利用者拡大にも影響がありそうだ。
また、ミャンマーといえば完全な現金主義で、家や車を買うのも現金を持参しなければならない。
まずは大きい買い物をする富裕層から利用が広まるかもしれない。
ただ、外資系の店舗や現地の大型店舗では使えるようになってきたが
まだ大多数の店舗ではクレジットカードを使えないのが現状なので、まずは加盟店を増やすのが課題になりそう。
更に、ミャンマーではまだ振込や引き落としが一般的でないので、決済会社が預かった加盟店の売上の支払いはどうするのだろう
など、金融のインフラ的に課題がまだありそうだ。
とはいえ、ミャンマー国内の預金総額は22兆チャットと3年で4倍になっており、ATMの数も各銀行が急ピッチで増やしているという。
ここ数年で大きく変わっていきそうだ。
ミャンマー国内でECを始めるのであれば今がチャンスかもしれない
Author Profile
スターフィールド編集部
SHARE