2016/01/13
インタビューの撮影ってiphoneでよくない??
一眼って必要ない??
インタビュー取材にでかけるとき、一人でインタビュアーとカメラマンの二役をしなければいけないときがあります。
カメラマンに同行してもらえるときは、僕がインタビューしている間にカッコよく一眼レフでバチバチ撮ってもらえていいのですが、一人取材でカメラマンの役割も自分がやらなければいけないときは少し困ったことになります。
なぜなら一眼レフカメラが使えないからです。
カメラの練習をすべきだとは常々思っているのですが、カメラが好きな人に「一眼で撮るコツとかありますかね」と聞くと、きまって返されるこの言葉。
でも、いまのiphoneって一眼よりいいですよ
つまり、慣れない一眼使ってピンボケ連発するくらいなら黙ってケータイで写メっとけ! ということです。
実際、海外の新聞社では…
ですが、実際のところ昨今のスマホの画質と機動力を取り入れる動きはオールドメディアにもあり、スイスのあるテレビ局では下記のような試みを行っているようです。
テレビカメラを全て「iPhone 6」に置き換えることに決定したスイスのテレビ局、実際の取材風景はこんな感じ
iphoneで一眼並みのぼけ写真がつくれるTadaa SLR
ここから本題なのですが、「 iphone 」 「 一眼 」 というキーワードで検索していたら、iphoneで撮った写真を一眼ぽくあとで加工するアプリというものを見つけました。
ちなみにここでの「一眼ぽく」というのは非常に短絡的ですが、背景がボケているかどうかです。
社内で練習しました
S田さんに被写体になってもらって加工していきます。
これは元画像。S田さんも背景もばっちりピントが合っています。
詳しい使い方はほかに方に譲るとしまして。。
iPhoneで撮った写真を一眼レフカメラで撮った写真のようにできるカメラアプリ。
一眼レフ並みの背景ボケ写真が撮れるTadaa SLR【使い方解説】
私が加工した写真はこちらです。
いい感じにボケてますよねっ?!
操作も簡単で、慣れたら10秒でできそうです。
残る葛藤…。そう、iphoneならね。
もう、これでいいでしょ~という思いと同時に、このような感じでお手軽に「一眼ぽさ」が再現できてしまうと、いったい「一眼とはなにか」とか、「写真とはなにか」という問いも生まれます。
あと、この方法の一番のネックは、被写体に対して恰好がつかない、ということです。
iphoneの画質が良すぎるために生まれるこの葛藤。どうしましょうかね。
Author Profile
HASHIMOTOHIROKI
1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。
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