Difyを用いたチャットボットを作成してみた
ノーコードでAIアプリを開発することができる「Dify」というサービスを用いて簡単なチャットボットを自作してみたので、その紹介をしたいと思います。
こんな人向け
- ノーコードツールに興味がある人
- ノーコードツールで業務改善や新規事業を行いたい企画・マーケティング職、営業職の人
- アプリ制作に興味がある人
- 生成AIの活用に興味がある人
Difyとは
Dify(読み方:ディーファイ)とは、生成AIを用いたアプリをフローベースで開発することができる環境で、フリープランを用いることで無料でアプリを作ることができます。
また、チャットボットに関していえば数カ所設定するだけですぐ作成することができるため、非エンジニアの方でもお気軽に作成することができるのが特徴です。
外部ファイルを読み込ませることができるので。ローカル(社内)のファイルを読み込ませることができるのが利点です。
作成の手順
- 各種アカウントの作成(Googleアカウント、Difyアカウント)
- Gemini APIとの連携(今回は、「Gemini 1.5 Flash」を利用)
- ナレッジの作成(PDF、CSVのアップロード)
- チャットbotの作成
- Chatflowで質問を振り分ける
具体的な手順は、参考動画を見ていただければ、迷わず進めることができます
成果物の共有
チャットのワークフロー
どんな処理を行いたいかを視覚的にカスタマイズできる
チャットボットアプリでのやりとり
ちゃんと会話できてる!!
サイトでの活用
DIfy管理画面内で、サイトに反映するためのJavaScriptのコードが用意されている そのコードを反映させたいサイト/ページに追記するだけで、作成したチャットが利用できる !!
チャットのログ
どんなことを聞かれているのか確認できる!!今後の返答の質UPに活用できる!!
利用できる他のツール
Googleなどの検索エンジンや、WikiPediaやYahooFinanceなど多岐にわたるツールが利用できるので、作りたいアプリに応じてこれらのツールを活用するのが良いと思います。
おまけ(チャットボットと大喜利をしてみた結果)
まとめ
今回のチャットボットを利用するにあたり、生成AIにはGeminiを利用しましたが、ChatGPTなど他のAIに置き換えることもできます。お好みのAIを利用してもらえたらいいかなと思います。
既存の生成AI+独自のルールで、独自のアプリが簡単にできるので、すごく便利だと思いました。
1時間足らずで、それっぽいチャットボットができたので、他にも良さそうなアイデアがあれば、Difyを活用してみてください。
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M.NIWAYA
なんとなく入った学校で、ITの知識を叩き込まれる。 エンジニアをしたり、カスタマーサクセスをしたり、マーケを楽しんだり。美味しいものと洋服を愛してます。
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