はじめに

約1年前にご紹介したSHEINやその後に紹介したTemuに続き、店舗を持たないアパレルD2Cサイトとして急成長をしている第三勢力をご紹介致します。

その名も「CIDER」。今回はその概要と今後についての記事をお送りします。

SHEINはこの1年で日本でPOPUP店舗の展開などで知名度も一気に向上致しましたよね。

 

CIDERとは？

2020年8月に中華系にルーツを持つ女性二人によりLAで創業しています。中国発ではなく米国発になります。

2020年といえば、まさにパンデミックの初期で世界が混沌している中でバイタリティ溢れる創業をしています。米国VCから複数の出資を受けており、評価額10億ドル以上のベンチャーであるユニコーンに達しているようです。

ビジネス周りのご紹介は以下の記事を是非参照ください。

米国有力VCも出資、急成長中のZ世代ブランド「CIDER」、創業者が語る「シン・勝利の方程式」

クローゼットのハッピーアワー

CIDERが掲げるコンセプトはクローゼットのハッピーアワーです。

またスマートファッションも標榜しており、少量生産で流行やニーズにあった商品を提供していくとのことです。

また、現在ではレディースのみの展開になっています。

ご覧頂いて分かる通りやはり激安であることがキーワードです。

そして、Temuをご紹介する際にも、言及致しましたがやはりSHEINを意識してサイト作りをされているのは明白でしょう。 

配送について

配送に関しては公式サイト上で、４から６営業日かかることが明記されています。

ここはTemuよりも早く、もちろん国内ECのAmzazonなどとは比べるべくもないですが、越境ECの理解が進んでいるユーザーさんにとっては、1週間以内というのはとても早く感じるのではないかとおもいます。

すでに日本語サイトも用意されていて、日本への仕向けも出来るようです。

まとめ

今回は2020年創業のD2Cアパレルサイトを紹介させて頂きました。

日本法人を設立していることからも今後日本での展開も予想されています。

一般ユーザーにはあまりにも知名度が上がったSHEINとは被りたくない現象の第三勢力として今後も伸ばしていくのではないかと思われますが、ビジネスサイドでは、どのようにSHEINやその他のD2Cブランドと異なる成長戦略を描くのか楽しみです。

《参考・画像出典》

「SHEIN」https://jp.shein.com/

「Temu」https://www.temu.com/

「CIDER」https://jp.shopcider.com/