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2021/06/15

海外ECカート企業を独自解説!ロシア発ECカートEcwid

海外ECカート企業を独自解説!ロシア発ECカートEcwid<!-- mezaki -->

はじめに

まだ見ぬ海外のEC関連事業を少しずつ調べてご紹介しています。今回はロシア発のECカート「Ecwid」を紹介します。

「Ecwid」社について

Ecwid社は、2009年創業で拠点はアメリカカリフォルニア州のサンディエゴとロシアのウリヤノフスクにあります。

ECカート提供会社あるあると言ってももはや過言ではないのではというところで、その拠点は地方都市にあるが今回も当てはまります。

創業者のRuslan Fazlyevの出身地であろうロシアのウリヤノフスクに本社があり、首都モスクワから800kmも離れています。

Googleマップに掲載されているロシア本社オフィス

Ecwidの特徴

実績は20万サイトと掲載されており、175カ国、50言語対応を謳っております。

ロゴの下にE-commerce fo Small Businessとキャッチコピーをうっているほどスモールビジネス推しが特徴となっております。

価格の詳細は後述しますが、無料から最上位のアンリミテッドでも月99ドルとなっており、前回紹介した「shopaccino」もまた中小企業向けで月100ドルといったラインナップでした。

また、価格以外の特徴として、どこでも売れるということで、アマゾンのマーケットプレイスなどとの連携ができることを推しております。

 

Ecwidの価格

価格は無料プランも用意されていて、無料プランですと、自社サイトのみの開設で上位プランになれば、アマゾンやebayといったマーケットプレイスにも出品ができるようになるようです。

価格面での特徴としては、トランザクションフィーが無料プランにおいても$0といったところでしょうか。PayPalなどに接続したらキャッシュポイントが見当たらないので、本当のフリープランを実現しているのかもしれません。

詳しくはEcwid公式サイト

をご確認ください。

Ecwidのローカライズ

決済手段

50以上の決済手段に対応しその一覧が掲載されておりますが、欧米の主要なサービスは網羅されているといったところです。

WordPress連携

外部のCMSとの連携も充実しており、このように公式でプラグインも提供しています。

WordPressの管理画面からEcwidの管理画面がほぼ操作できる状態になっています。

まとめ

グローバルへの対応は過去一番かもしれません。導入実績も豊富にあり、まずは欧米圏からECサイトを構築したいという時には有力な候補と考えられます。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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