2020年越境ECに活用できる意外な助成金!時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)とは?!
はじめに
越境ECを始めたいけど、サイト構築の初期費用がなかなか捻出できない…。もう少し安くなったら始めたい…。そんなお悩みの方に朗報です。
「ものづくり補助金(一般型)」「小規模事業者持続化補助金(一般型)」「IT導入補助金」についてはこちらの記事をご覧ください。
勤務間インターバル導入コースの概要
そもそも「勤務間インターバル」とは?
「勤務間インターバル」とは、勤務終了後、次の勤務までに一定時間以上の「休息時間」を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保し、健康保持や過重労働の防止を図るもので、2019年4月から、制度の導入が努力義務化されました。
《出典》厚生労働省
ソフトバンク社が会社として勤務間インターバルを導入したことがニュースにもなりました。
全社員を対象として、終業から次の始業までに10時間以上の連続した休息時間を取ることを義務付けます。ただし、緊急の対応を要する業務や時差がある海外の企業との電話会議など、やむを得ないケースであると上長に認められた場合は例外となります。
助成金の概要
時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)とは、「勤務間インターバル」導入に取り組む中小企業を支援するものです。
対象となる事業者
中小企業の事業主が対象となりますが、注意すべき点としては、「労働者災害補償保険の適用事業主であること」という要件があることです。
つまり、社員を雇っていない(一人社長)の会社は適用外です。
また、中小企業の定義は下記になります。
支給対象となる取組
いずれか1つ以上実施します。
1労務管理担当者に対する研修
2労働者に対する研修、周知・啓発
3外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) による
コンサルティング
4就業規則・労使協定等の作成・変更(計画的付与制度の導入等)
5人材確保に向けた取組
6労務管理用ソフトウェアの導入・更新
7労務管理用機器の導入・更新
8デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新
9テレワーク用通信機器の導入・更新
10労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新
(小売業のPOS装置、自動車修理業の自動車リフト、
運送業の洗車機等)
支給額
最大で100万円(補助率3/4)となります。
つまり、最も効率的にこの助成金を利用するならば、125万円を経費として取り組みを行い、100万円の助成を得ることが可能です。
上記について正確な情報は厚生労働省のHPをご参照ください。
越境ECサイト構築での活用方法
越境ECでなぜこの助成金が使えるのかという質問をよく頂きます。
弊社のカートシステムを導入は、「10労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新」という項目が適用されます。
越境ECを行うためには、やるべきこと、管理すべきことが多岐に渡ります。
・多言語での商品登録
・在庫管理
・多言語サイトの作成、公開
・複数国のお客様の受注処理、問い合わせ対応
・各国ごとに異なるの決済管理
などです。
これらをEXCELや国内ECシステムなどで管理することが非常に困難であり、従業員の作業時間を圧迫します。
LaunchCartは越境ECに特化したシステムであり、導入することで従業員の労働能率を大幅に改善することができます。
実際の流れ
1 ヒアリング
助成金の詳細をお伝えして、本助成金に適用されるか確認します。
2 助成金の申し込み
弊社が申請を代行します。
3 助成金採択決定
4 弊社との契約、制作スタート
※助成金の採択可否が分かるまで弊社と契約する必要はありません。
5 納品
6 完了報告
7 助成金の支払い
最後に
いかがでしたでしょうか。
補助金や助成金は言うまでもなく税金で賄われるものです。
無駄に利用することはもってのほかですが、もともと越境ECを開始したいと思っている方にとっては良い後押しになる制度かと思います。
弊社は助成金/補助金を使った越境EC構築の事例が多数あり、また申請の代行も行っていますので、事業主様の負担を大きく減らすことができます。
このチャンスにぜひ一歩踏み出してみませんか。
スターフィールドでは補助金申請代行も含めた中小企業支援キャンペーンを行っています。最大2/3が補助となるので是非一度ご確認ください。
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スターフィールド編集部
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