勝手にレポート!
日本の越境EC独自サイト
黒木碁石店様
はじめに
日本発の素晴らしい越境EC独自サイトを”勝手に”紹介する新企画。
今回は黒木碁石店さんです。
(注意)
ここでご紹介するのは、弊社のサービスを利用して構築したサイトではありません。素晴らしい越境ECの独自サイトとして、勝手ながら紹介させていただくだけです。掲載に問題等ございましたらお手数ですがご一報ください。また、記載内容は記事執筆時点のものであり、内容の正確さは保証しかねますことをご理解ください。
黒木碁石店とは
黒木碁石店の創業は1917(大正6)年。囲碁に使う碁石の中でも最も良質とされる「蛤碁石」の製造販売を中心に、碁盤の中でも最高級とされる「日向榧(カヤ)碁盤」の製造販売、そして「棋具」(囲碁と将棋に関連する道具)全般の販売までを手掛けています。
黒木碁石店の海外向け公式サイトと、越境ECサイト
黒木碁石店はEC機能を持たない多言語公式サイトと、ECサイトの両サイトを別々に運営されています。
前者で十分な情報を発信してから、後者に誘導し実際に購入してもらう仕組みのようです。
そのため、ECサイトのほうは比較的シンプルな作りになっています。
言語/対応国
公式サイト
日本語のほかに、英語、繁体、簡体のサイトがあります。
英語は日本語サイトのデザイン/レイアウトを踏襲したものですが、繁体と簡体サイトは特設のランディングページを用意しています。
どちらも非常に情報が豊富で、黒をベースにしたデザインは高級な碁石にマッチしています。
ECサイト
日本語と英語に対応しています。
コンテンツ
顧客の声
英語サイトでは、実際の顧客からのお礼のメールを紹介しています。
特に写真付きのメッセージは信頼感を与えるのに効果的です。
中国語サイトでは、さらにクオリティの高いデザイン/レイアウトで表現しています。
動画
碁石の製造過程やこだわりを伝える動画を設置しています。
youtube動画を埋め込んでいます。
コンセプト
創業者の思想から、生産地に至るまで丁寧に説明しています。
物流
海外配送は、国際スピード郵便(EMS)を利用しています。
配送国選択画面では、ほどんどの国が選択できるようでしたが、国や地域によっては配送できない旨の表記もあり、不明な際は直接メールで問い合わせるように促しています。梱包についても丁寧に説明しています。
決済
国際クレジットカード、銀聯、PayPal、銀行振込が利用できます。
最後に
黒木碁石店様は、商品力がある商材を適切にプロモーションすることで、着実に実績を作っている素晴らしい例だと思います。
本記事では、サイトの構成やシステム面に言及しましたが、海外展開の経緯やプロモーション戦略については、インフォキュービック・ジャパン社の事例紹介記事で詳しくご紹介されています。海外展開について大変参考になりますので、ご一読をおすすめします。
https://www.infocubic.co.jp/case-studies/kurokigoishi/
黒木碁石店
公式サイト(英語): http://www.kurokigoishi.co.jp/english/
公式サイト(繁体):http://www.kurokigoishi.co.jp/goworks/tc/
公式サイト(簡体):http://www.kurokigoishi.co.jp/goworks/sc/
ECサイト(英語) :http://shop.kurokigoishi.co.jp/
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スターフィールド編集部
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