【基本情報技術者試験】効率的な攻略方法について
はじめに
先日、基本情報技術者試験の受験をしてきましたので、後に続く人に有益な情報を残すため、
本記事では、基本情報技術者試験の攻略方法についてをまとめたいと思います。
基本情報技術者試験の実施概要
基本情報技術者試験には、午前中に実施する「科目A 試験」と、午後に実施する「科目B 試験」があります。制限時間や問題数などについては、以下のようになります。
試験は、CBT方式で行います。(テストセンターでPCパチパチするやつです)
科目A 試験の概要
「科目A 試験」は出題数が全部で60問あり、四肢択一式です。
情報処理分野(テクノロジ系)、マネジメント分野(マネジメント系)、経営・会計分野(ストラテジ系)から出題されます。
プログラミングに関する部分だけではなく、マネジメントや経営など、幅広く勉強しなくてはなりません。
科目B 試験の概要
「科目B 試験」は、多肢選択の長文読解式で20問出題されます。出題分野は、「アルゴリズムとプログラミング」と「情報セキュリティ」となり、以下のカテゴリで構成されています。
- プログラミング全般(既存プログラムの解読及び変更やプログラムのテストなど)
- プログラムの処理の基本要素(型や変数など)
- データ構造及びアルゴリズム(グラフや整列など)
- プログラミングの諸分野への適用(数理やデータサイエンスなど)
- 情報セキュリティの確保(脆弱性管理バックアップなど)
試験の内容
*の数で重要度が表現されています。
1.コンピュータ構成要素
2.ソフトウェアとマルチメディア
- ソフトウェア*
- ジョブ管理とタスク管理*
- 記憶管理*
- ファイル管理*
- マルチメディア
3.基礎理論
4.アルゴリズムとプログラミング(B)
- アルゴリズム**
- 配列**
- リスト*
- キューとスタック**
- 木構造*
- データの整列*
- データの探索*
- アルゴリズムの計算量
- プログラムの属性*
- プログラム言語とマークアップ言語*
5.システム構成要素
- システム構成*
- クライアントサーバシステム*
- RAIDと信頼性設計*
- システムの信頼性設計*
- システムの信頼性評価**
6.データベース技術
- データベース*
- データベース設計*
- データの正規化*
- トランザクション処理**
- データベースの障害回復*
- データ操作とSQL**
- SQL(並べ替え・グループ化)*
- SQL(副問合せ)
- データベースの応用*
7.ネットワーク技術
8.情報セキュリティ(B)
- 情報セキュリティと情報セキュリティ管理**
- 脅威とマルウェア**
- サイバー攻撃**
- 暗号化技術**
- 認証技術**
- 利用者認証とネットワークセキュリティ**
9.システム開発技術
- 情報システム戦略とシステム企画*
- ソフトウェア開発**
- オブジェクト指向**
- 業務モデリング*
- ヒューマンインターフェース*
- モジュール分割
- テスト手法*
10.マネジメント系
- プロジェクトマネジメント*
- 工程管理*
- ITサービスマネジメント*
- システム監査**
11.ストラテジ系
- ソリューションビジネスとシステム活用促進**
- 経営組織と経営マーケティング戦略*
- 業績評価と経営管理システム
- 技術開発戦略
- ビジネスインダストリ**
- 品質管理
- 会計財務*
- 知的財産権とセキュリティ関連法規**
- 労働・取引関連法規と標準化*
- オペレーションズリサーチ
※ youtubeで解説してくれている人がいたので、何かわからない事があれば見てください
https://www.youtube.com/@kihonzyouhou/videos
攻略方法について
基礎的なIT知識をおさえる
基本情報技術者試験の勉強を効果的にするには、まず基礎的なIT知識をおさえましょう。
基礎的なIT知識が身についていなければ、先に進んでも理解が深まりません。
はじめて基本情報技術者試験の勉強をする人は、テキストを何度も読み、用語の意味を理解して、基礎をしっかり身につけましょう。テキストを読むごとに、基礎知識は定着していきます。
過去問題を繰り返し解く
基本情報技術者試験の勉強は、過去問題を繰り返し解くことも大切です。
「科目A 試験」の勉強には、変更前の午前試験の過去問題を活用できるため、繰り返し解いて試験対策をしましょう。
できるだけ多くの過去問題を解くことで有利になります。
過去に何度も繰り返し出題されている問題は、重要な問題であることが多いため試験対策に活かしましょう。
「基本情報技術者過去問道場」の活用
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
解説も出てくるので、理解しやすい!
まとめ
50~100時間くらい勉強時間を確保しましょう。
あとは、集中するだけです。
ちょっと難しいなと思う人は、難易度の低い「ITパスポート試験」を受験してみてもいいかもしれません。
Author Profile
M.NIWAYA
なんとなく入った学校で、ITの知識を叩き込まれる。 エンジニアをしたり、カスタマーサクセスをしたり、マーケを楽しんだり。美味しいものと洋服を愛してます。
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