2023/08/31
コタキナバル(マレーシア)で驚いたこと
はじめに
この夏、マレーシアの東側の島、ボルネオ島の最大都市、コタキナバルへ行きました。コタキナバルで感じたことを書きます。
コタキナバルとは
マレーシアは首都クアラルンプールがある西の半島側と、東のボルネオ島北部にある東マレーシアの2エリアに分かれます。 コタキナバルは、東マレーシア最大の都市です。
驚いたこと①トイレ
マレーシアの国教はイスラム教ですが、多宗教国家です。
イスラム教 61%
仏教 20%
キリスト教 9%
ヒンズー教 6%
その他 4%
イスラム教の人はトイレットペーパーを使わず、トイレに備え付けのシャワーを使って、自分の左手でお尻を洗います。 なので、トイレは結構水でびちゃびちゃ。 トイレットペーパーがないトイレも多いので、常に携帯しておけばよかったなと思いました。
なお、コタキナバルの空港は、"WET"側と"DRY"側に分かれていました。 "DRY"側にしかトイレットペーパーはありません、と書いてありました。
驚いたこと②州またぎでパスポート
主に滞在したのは、コタキナバルがあるサバ州という州でした。 マレーシアは西の半島側に11州、東のボルネオ島側に2州、その他1つの連邦直轄領があります。 サバ州は州独自の出入境管理が行われていて、サバ州から同じマレーシア内の別の州へ出る際、またサバ州へ戻る際もパスポートチェックとスタンプが押されます。
↓出たとき ↓入ったとき
特にサバ州へ入るときのチェックがものすごく厳しかったというか、チェックに時間が掛かりました。 ただ、何をチェックしているわけでもなさそうで、ずーっとパスポートとにらめっこしている感じでした。 あとから現地の人に聞くと、いろいろな歴史的背景もあり、サバ州は他の州と仲が悪いとのこと。 ここらへんはもう少し勉強したいところです。
驚いたこと③祝日の勤務協力体制
前述の通りマレーシアは多宗教国家です。 宗教が異なれば宗教毎に祝日も異なります。
祝日例
イスラム教の祝日
・断食明け大祭(2023年は4月21日)
・イスラムの新年(2023年は7月19日)
キリスト教の祝日
・イースターサンデー(4月17日)
・クリスマス(12月25日)
このように多宗教国家の場合、宗教によって祝日が異なるため、仕事はどうしているのかと聞いてみました。
すると、
イスラム教が祝日の日:イスラム教以外の人たちで仕事をカバーする。
キリスト教が祝日の日:キリスト教以外の人たちで仕事をカバーする。
という風にカバーする協力体制ができているとのことでした。
てっきり、どの宗教の祝日でもすべて休んでしまうのかと思ってましたが、これは素晴らしいですね。
まとめ
コタキナバル滞在中に驚いたことを3つご紹介しました。
日本に留まらず海外へビジネス販路を求めるには、もっともっと海外へ出て、見て・聞いて・触って・感じて が必要と思いました。
コタキナバルで日本人は多少見ましたが、その10倍くらいの韓国人を見ました。 もっともっと世界へ出ていきましょう。
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DICE.K
海外ネタを中心に書いてます。
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