Poizon Japan様
ユーザー3億人、中国Z世代が熱狂するサービス
まず貴社サービス、POIZONのサービス内容、特徴について教えてください。
Anan様:中国のスニーカー・アパレルに特化したECアプリです。元々は、中国国内で展開をしていましたが、中国国内での供給が追いつかなくなり、日本やヨーロッパ等の海外セラーも、中国向けに販売ができるようになりました。
POIZONの特徴は大きく4つあります。1つ目は規模が大きい事。POIZONの月間アクティブユーザー数は1億人で、スニーカー・アパレルに特化したECアプリの中でトップです。
2つ目は、日本のセラーさんにとって、面倒な海外発送の手続きが必要ないことです。セラーさんには、商品が売れたら品川にあるPOIZONの倉庫に送っていただ、中国消費者への配送はPOIZONが行います。そのため、とても手軽に越境販売を始められます。
3つ目は、鑑定サービスです。POIZONには独自の鑑定サービスがあり、偽物が販売されないような仕組みがあります。そのため、セラーさんもバイヤーさんも安心してお取引していただけます。
そして、最後4つ目は商品の回転率が速いことです。POIZONで出品をする際、推奨価格が表示されます。推奨価格通りに出品すると、6割の商品が24時間以内に売れてしまいます。
このように、バイヤーにとっては安心して取引ができる、セラーにとっても手軽に出品できるプラットフォームとして、POIZONは中国の多くの方に利用していただいています。
ちなみに、POIZONの名前の由来は何ですか?
織田様:弊社のメインターゲットである中国のZ世代が「毒」に侵されたかのように弊社の独自なサービスに熱狂的になってほしい、そして海外進出する際、漢字ではなくアルファベットにした方が良いという事で、「POIZON」という名前になりました。本来、英語の正しいスペルはZではなく、Sで「Poison」なのですが、Z世代という意味も込めて、「POIZON」としています。
「高単価商品を、鑑定サービスで安心安全に取引できるプラットフォーム」
POIZONと他のプラットフォームでは、どのような違いがありますか?
Anan様:いくつか大きな違いがあります。まず、平均単価ですが、他のプラットフォームが約3000円程度ですが、POIZONは約4万円と非常に高めです。日用品や家族で使うものではなく、高級なものが多い事から、平均単価に差があります。
そして、ブランド品が多く販売されているため、セールの時期も異なります。中国越境ECというと、ダブルイレブンや618でドーンと一気に売上が伸びるというイメージがあると思いますが、POIZONのユーザーが20代のZ世代なので、売上が伸びるのは、別のタイミングです。例えば、元旦や新学期、バレンタイン、女性の日や七夕、クリスマスなど、自分自身のためや、男性が彼女に高価なものをプレゼントをするイベントがある時に、売上が伸びる傾向にあります。
また、POIZONのサービス内にPR枠が無いのも特徴的です。一般的なECサイトの場合、広告枠があって、広告費を払うと検索上位に表示されたりしますが、POIZONは純粋に売上ランキング順に表示しています。人気ランキングが一目で分かるんです。
そして、この情報を弊社から新規セラーさんにもご提供できるため、販売前に売れそうかどうか、お伝えさせていただいています。売れなさそうだと判断した場合は、それも正直にお伝えしているので、お互いにとって良い関係を築いています。そのため、アカウント開設されたセラーさんの9割以上がアクティブで、皆さんにPOIZONを積極的にご活用いただいています。
そして、最も特徴的な違いが、鑑定サービスです。POIZONでは①クラウド鑑定と②鑑定士による鑑定の2段階で、商品が本物か鑑定しており、偽物が販売できないような仕組みを構築しています。鑑定では、中国側で保有している億単位のデータベースと商品の画像を照合して、本物かどうか見極めています。データベースへの投資も積極的に行っており、海外から定期的に新商品を買うことはもちろん、見た目だけではなく、中身の繊維や成分までも鑑定できるような新技術も導入しています。
もし商品が偽物だと判断されたら、取引が中止になるだけでなく、倉庫から商品の返送費用、そして商品価格の5%がペナルティとしてセラーに課されます。この5%は、取引中止になってしまったお詫びとして、バイヤーに支払われます。このように、絶対に偽物が販売されないような仕組みが構築されております。この圧倒的な信頼があるからこそ、POIZONは1億人のアクティブユーザー数を誇るプラットフォームに成長できました。
「中国Z世代にとって、日本は”最先端のファッション”の発祥地」
POIZONのメインターゲットである、中国のZ世代の特徴は何でしょうか?
Anan様:中国のZ世代の特徴は、①衝動買いが多い事、②ユニークさを重要視する事、③SNSで情報収集する事、④CtoCの取引を好む事です。
①衝動買いに関しては、良くも悪くも深く考えずに買い物をしてしまうため、思ったらすぐ買ってしまうという特徴があります。
②ユニークさに関しては、他の人が持っているものを買いたがらない。買うとしても、自分なりのカスタマイズを加えたりして、「自分しか持っていない」状態を作り、自分スタイルを築こうとする若者が多い、という点が特徴的です。
③のSNSは、日本も同様ですが、中国では特に自分の周りの人や家族ではなく、SNS上にいる同世代の声を気にします。
そして、最後の④CtoCの購買を好む点についてです。中国のZ世代はSNS上で知らない人にその商品を売って欲しい、と普通にメッセージをして買い物をします。日本では知らない人とSNSで繋がって、買い物をするという習慣があまりないので、中国と大きな違いかなと思います。
中国のZ世代の日本に対するイメージにも違いはありますか?
織田様:10年前の中国人の日本に対するイメージは、安心安全、日本クオリティという、日本の技術力に対するイメージが強い傾向にありましたが、最近は中国のものづくりもレベルが向上しています。そのため、Z世代の日本に対するイメージは、どちらかというと、アジアのファッションの発祥地、個性的なデザイン、渋谷や原宿といった、日本のソフトな部分への良いイメージを持っている人が多いです。
中国にも公式ブランドショップがあるのに、わざわざ日本から取り寄せたい理由は何でしょうか?
Anan様:まず、中国国内の在庫が足りないという事が理由として挙げられます。中国の富裕層は、ブランド品をコレクションしたり、ブランド品で全身のスタイリングをするので、全然在庫が足りていません。
また、前述した「ユニークさを求める」点も、日本からわざわざ取り寄せたい理由の1つです。中国で販売されているものだと、他の人と被る可能性があるので、日本の独特なデザインや、日本限定商品などが特に好まれます。例えば、日本では人気の出なさそうな、蛍光色や虹色の派手なスニーカーが、中国では良く売れたりします。
「新しい企画への取り組みがスピーディーで、マッチしている」
弊社との出会いや、今後期待することについて教えてください。
Anan様:スターフィールドさんとは、前々職の時に、Payoneerさんのご紹介で知り会いました。とても大きなビジョンをお持ちで、新しい企画に着手するスピード感も速く、弊社とマッチしているな、と感じています。今後、色々な取り組みを一緒にしていくことで、お互いに成長出来たらなと思います。
もし可能であれば、LaunchCartに商品登録した際に、POIZONにも出品できるようなシステム連携があると嬉しいですね。そうすると、セラーさんとしても、もっと中国越境ECがやりやすくなるんじゃないかなと思います。
POIZON Japanの今後の展望について教えてください!
織田様:POIZON Japanは、まだ始まったばかりです。今後、もっと日本へのローカライズを進め、日本の良い商品をお持ちの方々に、POIZONを活用していって頂きたいなと思います。また、セラーさんや新規セラーさんを集めたイベントも企画中です!
▼本記事特別特典!
https://fast.poizon.com/poizon/detail/ja/JP/617a7f71d7f864510bf251c7?run=outside&referralCode=CLSFW4&nickname=jp**om&portrait=&shareChannel=7
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▼POIZONへの問い合わせはこちら
Info.jp@poizon.com
▼POIZONホームページ
https://www.poizon.com/【英語】
https://www.poizon.com/?lang=ja 【日本語】
▼POIZONアプリのダウンロード
・App Store
・Google Play
Author Profile
MINGFAN
自称東南アジアオタク。SNSの中の人、メルマガの人です。アジアのマーケット事情やShopeeの運営系を中心に書いてます。
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