STERFIELD

2016/05/24

台湾のEC市場

台湾のEC市場

台湾の基礎知識

人口:2348万人 (1.273億人)

EC市場規模:3兆3703億円 (12.8兆円)

スマホ普及率:50.8% (24.7%)

検索エンジンシェア:Google:83.4%、Yahoo!:15.2%

 

高いEC利用率

EC事情規模 / 人口 = 1人あたりの年間平均EC利用金額

と考えると、台湾:14.3万円、日本:10.0万円となり、ECへの依存度は日本よりも高い。

ちなみに中国は3.4万円なので利用率の高さがうかがえる。

 

更に、2013年のEC市場規模は7,673億元だったが、スーパーマーケット:1,584億元、コンビニ:2,761億元、百貨店:2,886億元であり、合計7231億元を上回る。

さらに、台湾のEC市場規模は年間2桁の成長を続けている。

 

以下は2013年の統計

台湾EC市場規模推移

 

 

利用されているECサイト

Yahoo!系のECサイトが54.9%でトップ。

https://tw.buy.yahoo.com/

 

次いでPChome線上購物 23.7%

http://shopping.pchome.com.tw/

 

momo購物網 17.2%

http://www.momoshop.com.tw/main/Main.jsp

 

尚、楽天台湾は2.1%

 

ちなみに利用されている決済手段の上位3つは以下

代引き:33.4%

コンビニ受取・決済:27.8%

超商付款?:24.7%

 

日本製品とマーケティング

台湾は親日で有名

アジア10国 親日度合

売れているものは他の国とあまり変わらず、薬や美容品などが人気とのこと。

 

台湾はFacebookの普及率が高い

Facebook国別普及率

https://www.auncon.co.jp/corporate/2015/0114.pdf

正確な数字は見つからなかったが、台湾では微博よいも圧倒的にFacebookの方が人気なようだ

 

まとめ

台湾は、人口はそこまで多くないものの、訪日旅行者数国別ランキングで20年も前から常に3位に入っている。

日本に関心が強く、芸能、アニメ、TV番組などの文化への知名度は外国の中でトップクラスらしい。

マーケティングの観点から言うとFacebookが活用できるのはやりやすい。

Yahoo!にもリスティングを出せるようで、広告手段は豊富にありそうだ。

1つだけ懸念点として、クレジットカードの利用率が低い。

ただ、越境EC利用者にとってクレジットカード決済は必須なのと、2014年の記事で発行枚数が3,900万枚とあるので

普及はしており、あまり問題にはならなそうだ

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HOSHINO

ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。

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