台湾のEC市場
台湾の基礎知識
人口:2348万人 (1.273億人)
EC市場規模:3兆3703億円 (12.8兆円)
スマホ普及率:50.8% (24.7%)
検索エンジンシェア:Google:83.4%、Yahoo!:15.2%
高いEC利用率
EC事情規模 / 人口 = 1人あたりの年間平均EC利用金額
と考えると、台湾:14.3万円、日本:10.0万円となり、ECへの依存度は日本よりも高い。
ちなみに中国は3.4万円なので利用率の高さがうかがえる。
更に、2013年のEC市場規模は7,673億元だったが、スーパーマーケット:1,584億元、コンビニ:2,761億元、百貨店:2,886億元であり、合計7231億元を上回る。
さらに、台湾のEC市場規模は年間2桁の成長を続けている。
以下は2013年の統計
利用されているECサイト
Yahoo!系のECサイトが54.9%でトップ。
次いでPChome線上購物 23.7%
http://shopping.pchome.com.tw/
momo購物網 17.2%
http://www.momoshop.com.tw/main/Main.jsp
尚、楽天台湾は2.1%
ちなみに利用されている決済手段の上位3つは以下
代引き:33.4%
コンビニ受取・決済:27.8%
超商付款?:24.7%
日本製品とマーケティング
台湾は親日で有名
売れているものは他の国とあまり変わらず、薬や美容品などが人気とのこと。
台湾はFacebookの普及率が高い
https://www.auncon.co.jp/corporate/2015/0114.pdf
正確な数字は見つからなかったが、台湾では微博よいも圧倒的にFacebookの方が人気なようだ
まとめ
台湾は、人口はそこまで多くないものの、訪日旅行者数国別ランキングで20年も前から常に3位に入っている。
日本に関心が強く、芸能、アニメ、TV番組などの文化への知名度は外国の中でトップクラスらしい。
マーケティングの観点から言うとFacebookが活用できるのはやりやすい。
Yahoo!にもリスティングを出せるようで、広告手段は豊富にありそうだ。
1つだけ懸念点として、クレジットカードの利用率が低い。
ただ、越境EC利用者にとってクレジットカード決済は必須なのと、2014年の記事で発行枚数が3,900万枚とあるので
普及はしており、あまり問題にはならなそうだ
Author Profile
HOSHINO
ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。
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