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経営資源の「VRIO分析」Googleスプレッドシート

経営資源の「VRIO分析」Googleスプレッドシート

ビジネスフレームワークの更新です。

ダウンロードして下さいとファイル名に明記しているのですが、共有のリクエストが今でも来るのでそこそこ見られているんだな〜と思いながら、まだまだ、6つしか掲載していないので数を増やしていきます。

自分で作るといいですね。

さらっと読んだだけですと、自分の引出しの中に入れることが難しい、いざという時にすぐに取り出しにくいのですが、シートを作りながら理解を深めていくので、記憶への残りかたが全く異なります。

今回も自社への分析を併記しております。

VRIO分析

企業の経営資源を分析する際に利用するフレームワーク

価値(Value)

顧客に価値をもたらすかどうか。

当社の越境ECカートシステム「Launch Cart」であれば、昨今注目されるクロスボーダーEコマース取引の中で更に中国に特化しているという価値がある。これが、国内のみ対応のECカートシステムであれば、価値自体は十分にあると考えられるものの次に続く、希少性、模倣可能性といったところで既に競合他社が先行しているため、価値が薄くなると考えられる。

希少性(Rareness)

莫大な投資が必要といった理由で競合他社が少ないかどうか。

当社でいえば、中国に特化したカートシステムを提供している会社は現時点で少ない。これは、中国での主流な決済が直近まで解放されていなかったため。今後という意味での希少性は希薄化される。

模倣可能性(Imitability)

特許や特殊な技術が必要といった理由で模倣が出来るかどうか。

当社のカートシステムのプログラムのみであれば、模倣は容易。しかしながら、自社サイトやモール内店舗を同時に運営し、国内及び中国での販売ノウハウを有している強みは模倣が難しいと思われる。

組織(Organization)

経営資源を最適化するための組織体制が整っているか。

国内外それぞれでの販売、クライアントサイトを一気通貫で制作出来る体制があるが、競合他社を凌ぐスピードが必要なため、資源の増強が不可欠。

ダウンロードリンク

ビジネスフレームワークテンプレート集-Googleスプレッドシート

まとめ

会社全体の事業でも考えてもよいし、事業単位、チーム単位で考えても応用が効くと思われるので有効活用していきたいフレームワーク。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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