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銀行振込にコールバック関数実装中

銀行振込にコールバック関数実装中

大手銀行と流通関係の業界団体が、銀行振込した際にリアルタイムで振込先に通知を送るシステムの共同実験をしているとのこと。

現在企業間の支払は請求書発行 → 振込 → 通帳確認 → 着金/未着 という流れが主流。

着金の確認や未着を探したり管理したりするのは面倒。

日々複数の商品とお金のやりとりが発生する流通業界では、どの入金がどの商品のものなのかを照合するのに一苦労だとのこと。

銀行名は非公開だが、大手銀行と流通関係の業界団体が今月実験を開始するという。

実験はEDI(電子データ交換)という通信回線を使い、従来数字とカナ20桁しかやりとりができなかった通信を

商品名や個数など含め140桁までやりとりできるようにするという。

買い手が振り込んだ情報がどの請求書に対するものかが自動で判断できるようになるとのこと。

要は振込に対してコールバックを受け取れるようになる。

考えてみれば、これだけECが一般化されている中で企業間取引で請求書と通帳を照合しているというのはおかしな話だ。

一部クレジットカードを使って取引できるサービスもあるが、手数料や決算時の集計の手間などで一般化はしていない。

銀行直結であれば話は別で、一気に広がりそうだ。

今までの常識が変わる注目したい流れ

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HOSHINO

ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。

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