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越境EC

越境EC

越境ECという言葉が広まりつつある。
そんな中経産省が「越境ECサイト応援ポータル」というサイトを立ち上げた。
http://www.cbec.go.jp/
31年振りの貿易収支の赤字転落を機に、
ついに政府が中小企業のEC越境化に本腰を入れ始めたか、という印象を受ける内容だ。

内容は、越境ECサイトの立ち上げから決済のこと、税金のこと、
配送のことからプロモーションのしかたまで、企業が越境ECを目指す上で必要な流れが順に説明されており
越境ECを志す企業にとっての教科書のような内容になっている。

以下個人的に注目した内容。

・決済について
決済について、Paypalなど具体的な決済手段をあげ、注意点やトラブル防止策などがわかりやすく書いてある。
http://www.cbec.go.jp/content_ja_JPY_7.html

・プロモーション手段
SNSを中心としたグローバルサイトの活用を推進している。
http://www.cbec.go.jp/content_ja_JPY_6.html
http://www.cbec.go.jp/content_ja_JPY_9.html

・成功事例として中小企業の実績が掲載
中小企業の成功までのプロセスが具体的に記載されている。
政府として、中小企業の越境ECチャレンジ促進が伺える。

・関税について
もう少し詳しく記載してもらいたいという印象を受けた。
商品や販売方法によって様々だが、日→中の中でも商いが多い、
衣類・アクセサリー / 書籍・雑誌 / 医療・化粧品 などだけでも記載があると助かる事業者は多いだろう。

まだ立ち上がったばかりだが、今後は成功事例の拡充や関税の検索システムなど、
コンテンツの充実を期待したい。

越境ECといえば、2010年の実績として

日→米 = 613億円
日→中 = 968億円
米→日 = 322億円
米→中 = 1209億円
中→日 = 24億円
中→米 = 653億円

という数字が出ており、貿易収支の黒字化という意味では日本にとって非常に魅力的な市場だ。
更には経産省独自の試算で2020年には越境ECの市場規模は、

日→米 = 1014?1341億円
日→中 = 3826?12581億円
米→日 = 420?734億円
米→中 = 4512?14392億円
中→日 = 34?125億円
中→米 = 1065?1384億円

と予想しており、特に対中国向けのECについては
経産省としても注目していることが伺える。

いずれにせよ、当社が目指す
“越境ECで日本の中小企業が国際競争力を持つ”
という目標に微量だが盛り上がりが見え、期待が高まる。

これを機に多数の中小企業が越境ECを視野に入れる構図が生まれることを願う。

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著者近影

HOSHINO

ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。

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