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Shopee台湾のSLS料金と郵便料金比較

Shopee台湾のSLS料金と郵便料金比較

はじめに

当社は東南アジア大手のECモール”Shopee”の出店販売運営支援を行っています。 Shopeeが提供するSLSの対象地域に、待望の台湾が追加されました。

今回は越境ECで多く使われている郵便局の国際郵便(EMS・小形包装物)との料金比較をしてみました。

そもそもSLSって?

SLSは、Shopee Logistics Serviceの略です。 細かい内容は割愛しますが、Shopee店舗で受注後、Shopeeが用意する東京の倉庫へ商品を発送すれば、あとはShopeeが海外の注文者へ商品をお届けしてくれるサービスです。 対象の国は、シンガポール、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムです。

SLSと国際郵便の料金比較

Shopee東京倉庫までの国内送料を一律「600円」とした場合の料金算出をしました。 また、Shopee東京倉庫へ送る1回の配送に複数の注文分を含められれば、もっと配送コストは下がる計算になります。

※1台湾元=4.767円で計算

※小形包装物については別ブログにて紹介しているためご参照ください

EMSと比較すると、重量によりますが40%程度安いです。 小形包装物+書留 と比較すると10%~25%程度安いです。

Shopee東京倉庫までの国内配送費を600円と仮定した場合の試算ですが、1回の配送で複数注文分を配送できれば、1注文あたりの国内配送費は安くなりますので、さらにお得と言えそうです。

注意点

・台湾向けSLSで送れる商品、送れない商品の決まりがあります。 自社の商品は送れる対象か必ずご確認ください。

・台湾向けSLSの場合、最終的な配送地は現状、台湾にあるShopeeの受け取り用店舗(コンビニのようなところ)のみです。 購入者の自宅届けではないです。 今後、購入者の自宅届けもできるようにサービスは広がっていくと予測しますが、SLS料金はおそらく変動すると思います。

まとめ

ShopeeSLSで送れる商品、送れない商品ありますが、送れる商品であれば利用検討する価値ありと思います。

ご参考くださいませ。

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DICE.K

海外ネタを中心に書いてます。

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