<h2>はじめに</h2>
<p>2020年のインバウンド業界は、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けました。<a href="https://www.jnto.go.jp/jpn/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JINTO</a>の調査によると、2019年4月に290万人いた訪日外国人は2020年4月<strong>2900人まで減少しました</strong>。伸率はなんと-99.9%です。</p>
<p>このような状況を受けて、インバウンドをメイン事業にしている企業様からのお問い合わせが非常に増えています。 このタイミングで海外展開を検討するのは当然の流れと言えます。</p>
<p>今回は、どのようなアウトバウンド手法があるのか、その違いについてお伝えします。</p>
<h2>海外展開の種類</h2>
<p>海外展開する際の種類は、大きく下記の3つに分類されます。</p>
<ul>
・現地法人設立<br />
・販売委託<br />
・越境EC</ul>
<p>それぞれ特徴があるので、一つずつ確認していきます。</p>
<h3>現地法人設立</h3>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-4562" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-300x200.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-1024x683.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-768x512.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-600x400.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-1536x1024.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/you-x-ventures-Oalh2MojUuk-unsplash-2048x1365.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p>1つ目の手段は、進出した現地の会社法に沿って登記をした法人を設立させる現地法人設立です。</p>
<p>現地法人を設立した場合、その<strong>進出国の会社法が適用される</strong>ため、提出すべき書類、登記の流れ、必要な取締役の人数、税制も日本とは違います。</p>
<p>アジア圏であれば、法人税率が低い場合が多いので大きなメリットとなります。また、現地法人は子会社と言い換えることができるため、日本にある本社と会計処理が別になります。なので、税制を含めた収益性は非常に高くなりやすい傾向があります。</p>
<p>ただ、設立までに用意しなければならない書類などが非常に多く莫大な費用を要するため、スピード感をもって海外展開する手法としては向いていません。</p>
<p>似た概念として支店がありますが、こちらは本社と同一の事業体です。定款や社内規定は本社のものを使えることが多く、社内取引になるため、本社から何か商品を仕入れても経理処理を省略することが出来るなど、現地法人よりは事務作業が少なくて済みます。</p>
<h3>販売委託</h3>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1709" class="alignnone size-full wp-image-4563" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-300x200.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-1024x684.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-768x513.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-600x401.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-1536x1025.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/cytonn-photography-n95VMLxqM2I-unsplash-2048x1367.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p>2つ目の手段は、現地の企業とパートナーシップを締結し、販売を委託するという方法です。</p>
<p>販売委託では、パートナー企業が見つかり商材を輸出することが出来れば販売が出来るので、始めるまでのスピード感は比較的早いです。</p>
<p>デメリットとしては、販売価格をパートナー企業が決めることが出来る場合があるので収益性を担保することが難しい点が挙げられます。また、過度な価格変動が原因で<strong>ブランディングが出来なくなるという弊害も生まれます</strong>。</p>
<h3>越境EC</h3>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1709" class="alignnone size-full wp-image-4564" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-300x200.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-1024x684.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-768x513.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-600x401.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-1536x1025.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-2048x1367.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p>3つ目にご紹介するのは、越境ECという方法です。<br />
越境ECは、さらにモール展開と独自サイト展開の2つに分けられます。</p>
<p>両者に共通するメリットとしては、販売開始までの時間が早く費用も上記の2つに比べると抑えることが出来ることが挙げられます。</p>
<p>モールに出店する際は、出店支援業者が多いので工数が少なく展開することが出来ます。また、モール自体の集客力はどの国においても強いので、モール内で埋もれないようにするモール内プロモーション費用のみで済みます。</p>
<p>独自サイトでの展開は、プロモーションや商品の見せ方など含めたブランディングが自由に行うことが出来ます。近年は、日系の支援業者が急増しているのでフルフィルメント面やプロモーション面でのサポートも受けやすくなっています。 さらに、直接顧客とやり取りが出来るので<strong>顧客情報を取得出来るという大きなメリットも存在します</strong>。</p>
<p>モール出店と比較するとサイト構築が必要になるので、スピード感では、劣ってしまいますが、それでも現地法人や販売委託と比べると早く始めることが出来ます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>現地法人、販売委託、越境ECの違いをまとめた表がこちらです。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 25%;"> </td>
<td style="width: 25%;">現地法人設立</td>
<td style="width: 25%;">販売委託</td>
<td style="width: 25%;">越境EC</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 25%;">内容</td>
<td style="width: 25%;">対象国に法人を設立</td>
<td style="width: 25%;">パートナー企業に販売を委託</td>
<td style="width: 25%;">モール/独自サイトで販売</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 25%;">コスト</td>
<td style="width: 25%;">△</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 25%;">スピード</td>
<td style="width: 25%;">△</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
<td style="width: 25%;">◯</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 25%;">収益性</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
<td style="width: 25%;">△</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 25%;">ハンドリング</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
<td style="width: 25%;">△</td>
<td style="width: 25%;">◎</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>各社ごとの戦略やリソースは当然異なるので、各社ごとにあった海外展開の方法を検討する必要があります。</p>
<p></br>

アウトバウンドへ！主な海外展開方法を3つご紹介！

【順豐站】SF-EXPRESS　住所一覧

<h2>はじめに</h2>
<p>本年はコロナの影響もあり、越境ECをサポートする補助金/助成金が頻出しています。</p>
<p>今回ご紹介するJAPANブランド育成支援等事業も、越境ECでの活用が可能です。特徴やIT導入補助金との違いについて解説します。</p>
<p>IT導入補助金についてはこちらの記事でご紹介しています。併せてご覧ください。</p>
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/subsidy_it2020_advance-preparation/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/05/glenn-carstens-peters-RLw-UC03Gwc-unsplash-300x200.jpg" alt="【申請前にお読みください】IT導入補助金2020で越境ECサイトをつくるための注意点と事前準備"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">【申請前にお読みください】IT導入補助金2020で越境ECサイトをつくるための注意点と事前準備</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC</p>
          <p class="lcLink__date">2020.5.25</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div>
<h2>JAPANブランド育成支援等事業の特徴</h2>
<h3>目的</h3>
<p>事業の目的としては下記のように定められています。</p>
<blockquote>
<p>全国展開や海外展開、新たな観光需要の獲得のために、新商品・サービス開発、販路開拓・ブランディング等の取組(クラウドファンディングや電子商取引(EC)、オンライン商談会などといった新しい手法を積極的に取り入れた取組を含む。)を中小企業者等が行う場合や、複数の中小企業者を対象とした全国展開や海外展開、新たな観光需要の獲得のための支援を、民間支援事業者や地域の支援機関等が行う場合に、その経費の一部を補助することにより、地域中小企業の全国・海外への販路開拓、ブランド確立を図ることを目的としています。</p>
</blockquote>
<p>目的の中にはっきりと<strong>「海外展開」</strong>や<strong>「EC」</strong>という言葉が入っており、越境ECが対象であることがわかります。</p>
<p>中小企業にとって、越境EC事業を新たに行う際にはぜひとも活用したいサポートです。</p>
<h3>採択率</h3>
<p>現在応募受付中なのは、令和2年度補正予算事業の【特別枠】ですが、<br />
それに先立って行われていた【通常枠】については、721件の応募にたいして、192件の採択となり、採択率は27%となります。</p>
<p>この数字はIT導入補助金と比べてもあまり高くないものですが、下記のようにIT導入補助金よりも有利な点もあります。</p>
<h3>特徴（IT導入補助金との違い）</h3>
<p>一言で言えば<strong>経費の適用範囲が、IT導入補助金よりも幅広いです</strong>。<br />
IT導入補助金ではNGだった下記のような項目を実施することが出来ます。</p>
<ul>
<p>・広報費<br />
事業遂行に必要なパンフレット・ポスター等を作成するため及び広告媒体等を活用するために支払われる経費。</p>
<p>・マーケティング調査費<br />
事業遂行に必要なユーザーニーズ調査等を行うための経費及び調査員等に対して支払われる経費。<br />
IT導入補助金では広告宣伝費は対象外だったためここは大きな違いです。</p>
<p>・展示会等出展費<br />
実施プロジェクトに係る試作品、新商品等を展示会、ECサイト等(※)に出展・出店・出品するために支払われる経費。</p>
</ul>
<p>ここでいうECサイトとは、いわゆるモールを指します。<br />
モールへの出展等は、IT導入補助金では含まれていなかったため、この点も大きく違います。</p>
<p>もちろん独自ドメインサイトの構築も対象になります。</p>
<h3>注意点</h3>
<p>いくつか注意点をあげます。</p>
<ul>
<p>・事前連絡<br />
申請書類を提出する前に、期限内に事前連絡を事務局に対して行う必要があります。<br />
登録のようなものですが、「事前登録のない申請は受け付けることができません」と明記されているので気をつけましょう。</p>
<p>・申請書類<br />
Word、EXCEL、PowerPointで８ファイルほどの書類があります。<br />
一つ一つのボリュームは多くありませんが、IT導入補助金の申請と比べても、事業目的などの記載部分が多い印象です。<br />
採択率がそれほど高くないことからも、ある程度こういった申請に慣れた事業者が有利と言えます。</p>
<p>・GビズIDプライム<br />
これはIT導入補助金と同様ですが、申請に先立ちあらかじめGビズIDプライムを取得しておく必要があります。<br />
取得には２週間程度かかるので、早めに手続することをおすすめします。</p>
</ul>
<h2>まとめ</h2>
<p>補助金、助成金を通して、国が越境ECを後押ししています。<br />
今年度は特にサポートが手厚いので、このタイミングで越境ECにチャレンジしてはいかがでしょうか。</p>
<p>弊社では、補助金/助成金のアドバイスや申請代行のサポートもあわせて行っています。まずはご相談ください。</p>
<p>《参考》<br />
<a href="https://japanbrand.online/">特設サイト</a>・<a href="https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/japan_brand/2020/200608Jbrand-koubo_0_kouboyouryou.pdf">公募要領</a>・<a href="https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/japan_brand/2020/200515Jbrand-koubo.html">採択結果</a></p>

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JAPANブランド育成支援等事業は越境ECに活用できる？IT導入補助金との違いは？

<h2>はじめに</h2>
<p>日本と様々なつながりをもった国、インド。</p>
<p>日本のメインとされる宗教である「仏教」は、インドが発祥であり、第二次世界大戦中においてはインド国民軍とともに戦った歴史もあります。</p>
<p>もちろん現在も、インドと日本は文化的な交流が行われており、日本のODAの最大の受益国の一つとしても知られています。インドと日本は、双方の歴史における困難な時期において、お互いを支えあってきました。</p>
<p>12億人超えの巨大市場であるインドですが、近年では信販会社や銀行などが貸し出し条件などを厳しくしたことで、個人消費が減退してしまっており、輸出の低下が経済の鈍化をし始めているという現実もあります。</p>
<p>これに伴いインド政府は税率調整や給付などを行い、緊急施策的な刺激策を行っています。</p>
<p>特にECでは、個人消費が減退しているということは痛手ですが、インドの12憶人市場、日本は1億人市場なので「<strong>そもそも日本の事業者は1/12の市場</strong>でやっている。」と別の視点から見ると、まだまだ可能が十分に感じられます。</p>
<p>今回は、成長していくインドの現段階におけるEC事情をまとめてみたいと思います。</p>
<h2>インドのEC事情</h2>
<h3>インドのEC市場</h3>
<p>経済産業省の調査では、インドにおけるBtoC市場規模は2017年時点で世界第10位であり、中国の約60分の1、日本の約5分の1程度の市場規模です。</p>
<p>現状、国内外含めてのEC化率が低い傾向にありますが、圧倒的な人口と各国の経済支援によって世界的に有数の経済大国であるというのは確実と言われています。</p>
<p>大前提に必要なインターネットの普及自体は、インド全体の30％(約4億人)ですが、年5～10％ほどの増加傾向にあり、急速な増加傾向にあります。<br />
スマホの普及が後押ししている背景があり、世界的に見ても出荷台数で見ても5本の指に入ります。</p>
<p>インターネット環境自体が50％ほどなのにもかかわらず、この様な結果となるということはさすがの人口大国ですね。</p>
<p>
他にも以下のポイントとなる動きや実態があります。</p>
<ul>
<li>Facebookの利用率が高く、広告戦略などはFacebookが主軸</li>
<li>現状の主となる決済方法は「現金(代引き)」</li>
<li>法制度、決済の多様化などの整備</li>
<li>ECを含むオンラインサービスの充実化</li>
</ul>
<h3>インドの人気商品</h3>
<p>インドにおける人気商品はこちらです。</p>
<ol>
<li>日用品、食品</li>
<li>アパレル</li>
<li>家電</li>
</ol>
<p>これらのカテゴリに対して、販売者側に求められる要素としては以下となります。</p>
<ul>
<li>自宅配送</li>
<li>操作性(サイト)</li>
<li>品揃え </li>
</ul>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4571" src="/uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-300x200.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-1024x683.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-768x512.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-600x400.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-1536x1024.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/akhil-chandran-lzfk5IMVpgo-unsplash-2048x1365.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<h2>インドの主なECサイト</h2>
<p>インドでは様々なECサイトが利用されています。</p>
<p>戦略から流通における様々な要因から独自ドメインでの展開がオススメですが、今回は取り組みやすい点からモール型でその中でもよく使われているものをいくつかご紹介します。</p>
<h3>Flipkart</h3>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4565" src="/uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7.jpg" alt="" width="1881" height="901" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7.jpg 1881w, /uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-300x144.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-1024x490.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-768x368.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-600x287.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-1536x736.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1881px) 100vw, 1881px" /></p>
<p>Flipkartは、インドを代表するECサイトで、本を販売から現在の携帯電話・カメラ・PC・家電・時計・洋服などの総合通販サイトになりました。</p>
<p>モール型で 複合サイトとして展開しており、あらゆる商材を扱っています。<br />
2018年8月18日、アメリカに拠点を置く小売チェーンのウォルマートが規制当局の承認を得て160億米ドルでフリップカート株の77%を買い取り経営権を取得されました。</p>
<p>HP：<a href="http://www.flipkart.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Flipkart</a></p>
<h3>Amazon.in</h3>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4567" src="/uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae.jpg" alt="" width="1889" height="898" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae.jpg 1889w, /uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae-300x143.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae-1024x487.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae-768x365.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae-600x285.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae-1536x730.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1889px) 100vw, 1889px" /></p>
<p>言わずもがなインド版のAmazonです。</p>
<p>2013年6月にAmazon.inとしてマーケットプレイス型EC事業をスタートしました。<br />
同サイトに商品を置く小売業者のために、商品の管理･ピッキング･配送などの拠点(フルフィルメントセンター)を提供して安定的なサイト運営となっています。</p>
<p>HP：<a href="https://www.amazon.in/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Amazon.in</a></p>
<h3>ShopClues</h3>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4568" src="/uploads-archive/lc/2020/06/3.jpg" alt="" width="1896" height="902" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/3.jpg 1896w, /uploads-archive/lc/2020/06/3-300x143.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/3-1024x487.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/3-768x365.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/3-600x285.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/3-1536x731.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1896px) 100vw, 1896px" /></p>
<p>ShopCluesは、Clues Network Inc.としてシリコンバレーに2011年6月に創業し、同年11月にインドにてサービスを開始しました。</p>
<p>品揃えは圧倒的で、携帯電話・PC・タブレット・洋服・アクセサリー・本など530万商品以上を扱いをしており、インド最大級のECサイトです。</p>
<p>HP：<a href="https://www.shopclues.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ShopClues</a></p>
<p>《参考》<a href="https://true-global-ec.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">越境EC海外WEB.com</a></p>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4569" src="/uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1695" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-300x199.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-1024x678.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-768x509.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-600x397.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-1536x1017.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/naveed-ahmed-9Dt4WutvwDs-unsplash-2048x1356.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>インドのEC市場は、あらゆる方面からみても伸びしろもあります。<br />
弊害も多く存在していますが、ビジネスの基本である「早い者勝ち」によってレッドオーシャンに急変してしまう可能性もあります。</p>
<p>なので、インド動向から目を離さないことは重要です。</p>
<p>SNSで主戦場として活動するのであれば分かりやすく、イメージを展開し、独自ドメインで展開することで、<strong>余分な費用がかからない展開を目標とし、顧客獲得をしていくことが最短、最速で表現できる市場となっています</strong>。</p>
<p>《参考》<a href="https://www.s-p-net.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">SP-net</a>・<a href="https://thebridge.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">BRIDGE</a>・<a href="https://www.digima-japan.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">degima～出島～</a>・<a href="https://www.jetro.go.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">JETRO</a></p>

各国のEC事情シリーズ<br/>「インドのEC事情大解剖」

<h2>サーバーを立ち上げたら、保守が始まる</h2>
<p>今回の対象者はこちら</p>
<ul>
<li>サーバーの保守ってなに？って人</li>
<li>zabbixって聞いたことあるけどよくわからんって人</li>
</ul>
<p>サーバー保守とは、webサイトが正常な状態を維持できるように手入れすることである。<br />
普段あまり気にすることではありませんが、インシデントが起きた時に対応しなくてはいけません。<br />
例えば、外部から攻撃を受けた際、サーバー内部のプログラム等の記述が不十分でエラーが起きてしまう状況の時。<br />
<a href="https://www.shadan-kun.com/blog/measure/1411/">サイバー攻撃の種類</a>はこちらから<br />
プログラムによるエラーで有名なのが<a href="https://seoworld.jp/500error/">500エラー</a><br />
&nbsp;</p>
<h3>zabbixとは</h3>
<p>ネットワーク管理ソフトウェアであり、サーバーの使用状況を確認できる。<br />
zabbixによって、LaunchCartの保守運用を行なっている。<br />
具体的には、各サーバーを監視し、エラーが起きた際にログを残し、それをメールで通知している。<br />
発生ベースではあるものの、不具合の早期発見を行なっている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>zabbixの活用による利点</h3>
<ul>
<li>サーバーの状況を知ることが可能</li>
<li>エラーが出た際の発見が可能</li>
<li>ログから修正箇所を把握しやすくできる</li>
<li>クライアント様より先に、不具合感知できる</li>
<li>多種多様な方法で監視が可能</li>
<li>APIにより他ツールとの連携可能</li>
</ul>
<h3>まとめ</h3>
<p>不具合の起きないことが理想ですが、どのシステムにも起きてしまうので、どのように保守していくかの一例として、zabbixを紹介しました。<br />
&nbsp;</p>


zabbix_logo_600.png

zabbixについて　~サーバー管理~

<p>近年様々なサイト制作ツールがあり、自分でサイトを作るという事がより身近になって来つつあると感じる様になりました。<br />
その中でも今回紹介するのは「STUDIO」というツールでなんとコードを自分で打ち込まなくても「ボックスレイアウト」という考え方により、各コンテンツを直感的に配置したり装飾したりする事が可能です。</p>
<h3>ボックスレイアウトの考え方</h3>
<p>
要素（ボックス）の積み上げや階層化によってレイアウトする方式を採用しています。<br />
その為、サイトのベースとなるアートボード上を自由に配置というよりかは実際のコーディングに似た構造の考え方になります。<br />
adobeXDの様なグラフィック作成ツールとは違いカーソルによって自由に配置ではなくしっかりコンテンツごとにmarginやpaddingと言った物も設定する事ができる事からHTMLやCSSの知識が少ないデザイナーでも、よりコーディングのルールに沿ったデザインを作成できます。</p>
<h3>レスポンシブデザイン対応</h3>
<p>「STUDIO」はレスポンシブデザインに対応しており、PC・タブレット・スマホ用のデザイン調整が可能となっています。</p>
<p>PC用で作ったデザインのスタイルがそのままタブレット用・スマホ用と反映される為、先にPC用を作成してからその他デバイスのデザインをしていく形となっています。</p>
<h3>編集画面</h3>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4640" src="/uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0.png" alt="" width="1771" height="734" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0.png 1771w, /uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0-300x124.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0-1024x424.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0-768x318.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0-600x249.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/e01da63704bc993beb6b13f8f8771de0-1536x637.png 1536w" sizes="(max-width: 1771px) 100vw, 1771px" /></p>
<p>左側に実際の編集画面があり、右側にはコーディング時の構造が表示される為、親要素・子要素などの関係性がデザインを見ながら確認できるという点は「STUDIO」というツールにおいて大きな強みとなっております。</p>
<p>また、配置等だけではなくまとまったコンテンツに簡易的なアニメーションをつける事もできる為、JavaScriptを使わなくても動きのあるサイトを作成する事が可能です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>現状実装されてない物</h3>
<ul>
<li>グローバルなシンボル・カラー・文字スタイル機能</li>
<li>個別のインタラクション（アニメーション）設定</li>
<li>コード（HTML/CSS/JavaScript）の挿入</li>
<li>コード（HTML/CSS）の書き出し</li>
<li>バージョン管理</li>
<li>CMS</li>
</ul>
<h3>参考サイト</h3>
<p>コーディングなしのWebサイト作成『STUDIO』入門</p>
<p>https://chot.design/studio-beginner/e72e13ee93b0/</p>


コーディング不要？「STUDIO」を使えばサイト制作が楽々

job_programmer.png

新しい機能実装時の設計ポイント

<p><H2>RPAについてその２</H2><br />
<H3>RPAとはRobotic Process Automationの略</H3><br />
<H4>事務作業を担うホワイトワーカーがPCなどを用いて行っている一連の作業を自動化できる「ソフトウェアロボット」のこと。簡単にいうとPC作業の自動化のこと。<br />
これにより主に人間が行う作業の工数削減ができる。<br />
３年前は流行り出した程度だったが、現在は多くの企業が導入しているようである。</H4></p>
<p><H3>RPAといっても何を指すかは様々</H3><br />
海外のメジャーな製品でいうとUiPathというツールだったり、国産だとWinActorというツールがある。VBAをRPAということもある。<br />
PythonのライブラリでPyAutoGuiというライブラリを使ってキーボード、マウス操作をさせることをRPAということもある。</p>
<p><H3>ライセンス料金</H3><br />
UiPath：「UiPath Studio」（開発が可能）：年間約60万円<br />
WinActor：フル機能版（開発と実行が可能）：年間約90万円</p>
<p><H3>RPAの長所と短所</H3><br />
<H4>【長所】<br />
・導入するにあたりシステム改修する必要がない<br />
・一度学習させてしまえば正確に作業を実施できる<br />
・人間に比べ、作業スピードが圧倒的に速い<br />
・ヒューマンエラーがない<br />
・24時間365日、休まず働き続けることができる</H4><br />
<H4>【短所】<br />
・アクシデントや例外処理に弱い。遭遇した際には、作業が止まる<br />
・あらかじめ命令されたことしかできない（判断できない）<br />
・複雑なことを実施させるためには、タスク分解された多工程の命令を与えなければならない</H4></p>
<p><H3>導入事例</H3><br />
・三菱UFJファイナンシャルグループ(MUFG)：約20業務で合計2万時間の作業を自動化<br />
・楽天カード：RPA活用で従来の1/4に業務時間を短縮。<br />
・サッポロビール：年間約5700時間の労働時間削減。</p>
<p><H3>最後に自動化(エクセルファイルから管理システムへのコピー)の例</H3><br />
<iframe loading="lazy" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/_XDEijqCDx0?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>


RPAについてその２

<p>プログラミングといえばひたすらテキストのコードを繋げていくようなイメージで、実際フロントエンドのプログラミングはHTML、CSS、JavaScriptどれをとってもテキストエディタを中心としたコードを繋げる作業が中心になります。</p>
<p>しかしながら、ここ数年、コードを使わずにプログラムするツールが少しずつ実用レベルで誕生してきているようです。</p>
<p><a class="link" href="https://note.com/__shinji__/n/nde03573dc3a4" target="_blank" rel="noopener noreferrer">2030年 「エンジニアです。コードは書けません。」｜__shinji__｜note</a></p>
<p>↑こちらの記事で私はその存在を知りました。</p>
<p>こちらの記事でノーコード・プログラミングツールの１つとして紹介されていたのが、「<a href="https://bubble.io/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Bubble</a>」です。</p>
<p>XDやFigmaのようなデザインツールのような見た目で、コードを打つことなくデザインからプログラムまで完成させることができてしまいます。</p>
<p>今回は自分もこの「Bubble」によるノーコード・プログラミングというものを経験することにしてみました。</p>
<p>無料の会員登録を済ませると、さっそくLessonが始まります。<br />
Lesson 3 まではインプットフォームを使ったデータの保存方法や編集方法など、<br />
HTML、CSS、JavaScriptだったらそれなりに時間がかかるものがすんなりとできてしまうことがわかります。</p>
<p>とはいえ、プログラムはプログラム。何も考えずにできてしまうというものではなく、何をどうすれば目的の結果になるかというプログラムとしての頭をしっかり使わなければ完成させられないというのも、このLessonで学ばされます。</p>
<p>Lesson 4 では スライダーの Slick を使ったスライドショーの作り方でした。<br />
SlickはWEBページでのスライダーとしてよく使いますので、<br />
このLessonで試してみて、今後の広がりを感じざるを得ませんでしたので、少しご紹介いたします。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-4626" src="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2-1024x576.png" alt="Bubble Lesson 4 Start" width="1024" height="576" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2-1024x576.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2-300x169.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2-768x432.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2-600x338.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-1lesson_ref2.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>UIはこのようなデザインツールを感じさせるレイアウトです。<br />
左に様々なツールが並び、それを選んで右エリアにツールをドラッグアンドドロップでレイアウトしていくような感じですね。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-4625 size-large" src="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1024x576.png" alt="Bubble Slick Slideshow のインストール" width="1024" height="576" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1024x576.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-300x169.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-768x432.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-600x338.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>まずはSlickのインストール。プラグインの追加でSlickをインストールします。WordPressやChromeなどのプラグインの感覚と同じですね。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-4627" src="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1-1024x530.png" alt="" width="1024" height="530" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1-1024x530.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1-300x155.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1-768x397.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1-600x310.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-1.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ドラッグアンドドロップでスライダーを配置すると、プロパティのパネルのようなものがでてきます。<br />
スライドの画像を必要なだけアップします。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-4628" src="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2-1024x530.png" alt="" width="1024" height="530" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2-1024x530.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2-300x155.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2-768x397.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2-600x310.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-2.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>アニメーションの調整もこのパネルで行なえます。JavaScriptであればJSONのような形式でマニュアルを探しながら設定していくので、パネルでの設定は直感的で調べ物もしなくていいのでとても楽です。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-4629" src="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3-1024x530.png" alt="" width="1024" height="530" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3-1024x530.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3-300x155.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3-768x397.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3-600x310.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/bubble.io_page_typepagenameindexidlearntabtabs-5lesson_ref2-3.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>見た目の調整もパネルで簡単にできます。<br />
CSSなら場所を探したり、時間がかかることもありますが、パネルならホント楽です。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-4630" src="/uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue-1024x576.png" alt="" width="1024" height="576" srcset="/uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue-1024x576.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue-300x169.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue-768x432.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue-600x338.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/07/learn.bubbleapps.io_version-p_1593667690145x858675592378884200_debug_modetrue.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>作成したアプリはプレビューですぐに確認できます。</p>
<p>コーディングでサイト作成しているのが馬鹿らしく感じてしまうくらい、GUIによるプログラミングの合理性をとても感じました。</p>
<p>レスポンシブにも対応可能とのことで、実用としての可能性を大きく感じます。</p>
<p>簡単なことはツールで、コアなことはコードでというように、どんどん2分化していきそうですね</p>
<h2>参考にさせていただいたサイト</h2>
<p><a class="link" href="https://note.com/__shinji__/n/nde03573dc3a4" target="_blank" rel="noopener noreferrer">2030年 「エンジニアです。コードは書けません。」｜__shinji__｜note</a></p>


コードの知識は不要になる？ノーコードプログラミングツールのBubbleを使ってみた

<h2>はじめに</h2>
<p>世の中に存在するあらゆるビジネスは「問題解決」だと言うことができます。<br />
相手の困りごと、すなわち「問題」を「解決」して、報酬をいただくことがビジネスの根幹だからです。<br />
この場合における「相手」は顧客に限らず、上司であることもあります。<br />
「問題をどれだけ上手に解決できたか」が、ビジネスの成果であり、会社や個人の評価や対価に繋がります。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B072JFW4BK/?tag=aqajp-22" target="_blank"><img decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51Zn1QccCVL._SL200_.jpg" alt="誰も教えてくれない 問題解決スキル" style="border: none" /></a><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B072JFW4BK/?tag=aqajp-22" target="_blank">誰も教えてくれない 問題解決スキル</a></p>
<p>今回はいかなるビジネスでも必要になる「問題解決能力」を養うべく読んだ本、<br />
『誰も教えてくれない 問題解決スキル』の紹介です。<br />
著者は<a href="http://blog.processdesignagent.jp/?page_id=2" target="_blank" rel="noopener">株式会社プロセスデザインエージェント代表取締役、芝本秀徳さん</a>です。</p>
<h2>問題解決の基本</h2>
<h3>そもそも「問題」とはなにか</h3>
<p>「問題」という言葉の意味合いについては、本書の序盤で以下のように定義されています。</p>
<blockquote><p>問題とは「『現状（As is）』と『あるべき姿（To Be）』とのギャップ」のことをいいます。<br />
「問題とはギャップである」と、まず覚えてください。<br />
問題は「現状」と「あるべき姿」の両方があって初めて存在します。<br />
つまり、「現状」と「あるべき姿」との関係性が生み出すもの、それが問題です。</p></blockquote>
<p>問題の定義が定まったところで重要になってくるのが、以下の２点です。一つずつ解説します。</p>
<h4>・どうやって問題を捉えるか</h4>
<p>まず「問題そのものを見つけ出そう」という姿勢では行き詰ってしまいがちです。<br />
そこで前述の通り、<strong>「問題とは「現状」と「あるべき姿」のギャップ」</strong>として考えてみます。<br />
そうすると、まず最初にすべきことは<strong>「現状認識」</strong>であることが自ずと分かってきます。</p>
<p>多くの人は描きやすい<strong>「あるべき姿」</strong>ばかりを重視してしまいますが、これは誤りです。<br />
最も重要かつ大変なのは既に当たり前になってしまっている<strong>「現状」の見える化</strong>です。<br />
現状が理解できていなければ、必然的にあるべき姿も分からなくなってしまいます。<br />
<strong>「現状理解」なしに問題意識が生まれることはありえない</strong>、と理解しましょう。</p>
<h4>・どの視座／スパンで問題を捉えるか</h4>
<p>前項を参考にして、一旦「現状認識」が完了できたとしましょう。<br />
しかしその「現状」を認識した上で「これは問題である」と捉える人とそうでない人が出てきます。<br />
これは何故でしょうか？それは「あるべき姿」が人によって異なってくるからです。<br />
例え「現状認識」は一緒であっても、「あるべき姿」が違えば「問題」も違ってきます。<br />
この違いが何故生まれてくるのかというと、人によって「視座／スパン」が違うからです。<br />
ここで言う「視座」とはどの抽象度から見るか、「スパン」とはどれくらい先を見通しているか、です。<br />
一般的な企業であれば、大雑把にまとめても以下のような構造になっていることが多いかと思います。</p>
<ul>
<li>企業としてのビジョンや全社戦略を常に意識している社長・経営層</li>
<li>「ビジョンや全社戦略」を事業戦略や業務計画としてまとめる管理職層</li>
<li>作業レベルに落とし込まれた「事業戦略や業務計画」を実務で対応する一般社員層</li>
</ul>
<p>数ヶ月・数年スパンで企業としての行く末を見据えている社長・経営層と、<br />
一週間・一日・一時間スパンで実務としての作業に終われている一般職層では、<br />
当然ながら、「視座」や「スパン」が全くと言って良いほど異なってきます。<br />
現場レベルでは深刻な問題として認識されている事象でも、社長・経営層は大した問題と捉えていない、<br />
と言った事態この「視座」と「スパン」の違いによって生まれてくるものなのです。<br />
この点はともすると忘れがちなので、問題解決に取り組む際には常に意識するよう心掛けていきましょう。</p>
<h2>まとめ・所感</h2>
<p>自分自身の経験に照らし合わせても、問題の捉え方に関してはかなり納得のいくものでした。<br />
現状認識をせずに耳障りの良い目標を闇雲に掲げてしまうことがいかに危険かを再認識できました。<br />
個人やチーム単位で現状認識を行うことを常に意識していくことが問題解決の第一歩かと思います。</p>


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【書評】誰も教えてくれない 問題解決スキル

<h2>はじめに</h2>
<p>大陸ごとの大きい決済トレンドを見るシリーズ第三弾、今回はEMEAをご紹介します。</p>
<div class="page" title="Page 14">
<div class="section">
<div class="layoutArea">
<div class="column">
<p>EMEAという聞き慣れない名称ですが、Europe、the Middle East、Africaの頭文字をとった略語で、<strong>ヨーロッパ、中東、アフリカを一括りにした地域を指します</strong>。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-4559 size-large" src="/uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-1024x526.png" alt="" width="1024" height="526" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-1024x526.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-300x154.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-768x394.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-600x308.png 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_-1536x789.png 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/1920px-EMEA_region_worldmap.svg_.png 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
</div>
</div>
</div>
</div>
<p>上図の通り、非常に広範囲で経済格差も大きいですが、インドからオセアニアを含むアジア地域をAPACと呼称するように世界を大別した時に、用いられる区分として今回はご紹介します。</p>
<h2>主な決済手段</h2>
<h3>対面式の主な決済手段</h3>
<p>現金支払いがシェアでは一番ですが、大きな特徴としては<strong>デビットカードの利用率の高さ</strong>が挙げられます。</p>
<p>クレジットカードが7%という数字に対して大きく乖離があり、2020年の予測に対しても、クレジットカードが4％増に留まるのに対し、デビットカードは8％増の44％まで上昇しており、約半分の決済がデビットカードということになります。おかげで電子決済も8％の普及に留まる見込みです。</p>
<p>大きな括りのため見えないのですが、このデビットカードはデンマーク、オランダ、ノルウェーと北欧地域で非常に好まれて使用されています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-4604-1910982875"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-4604">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-4604-1910982875" class="visualizer-front  visualizer-front-4604"></div></div> <div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-4608-2021162905"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-4608">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-4608-2021162905" class="visualizer-front  visualizer-front-4608"></div></div></p>
<p>《出典》<a href="https://www.worldpay.com/ja-jp/index" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Worldpay</a></p>
<h3>Eコマースの決済手段</h3>
<p>オンラインでは、2018年時点で電子決済のシェアが一番となっています。</p>
<p>まだ現金主義のアジア、クレジットカード発祥の北アメリカ、ラテンアメリカとも異なる発展を遂げています。</p>
<p>2020年予測でもその流れは変わらず、<strong>クレジットカード、デビットカードのシェアがそのまま電子決済に移行する予測となっています</strong>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-4610-2119027375"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-4610">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-4610-2119027375" class="visualizer-front  visualizer-front-4610"></div></div> <div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-4612-731722341"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-4612">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-4612-731722341" class="visualizer-front  visualizer-front-4612"></div></div></p>
<p>《出典》<a href="https://www.worldpay.com/ja-jp/index" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Worldpay</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-4614" src="/uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1440" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-scaled.jpg 2560w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-1024x576.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-768x432.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-600x338.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-1536x864.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2020/06/paul-felberbauer-idNOBU5k_80-unsplash-2048x1152.jpg 2048w" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>デビットカードが非常に強いということが鮮明なEMEAでした。クレジットカード発祥のアメリカとは違い、もっともっと歴史の長いヨーロッパが銀行ベースの決済を好んできた歴史を垣間見ることが出来ました。</p>
<p>越境ECにおいては、日本のカルチャー（コミック、アニメ）といった商品の人気はありますが、生活用品等は送料などのあらゆるコストにおいて、日本からの直送に優位性がありません。むしろ、今後ヨーロッパの中小メーカーがアジア進出を目論見、アジア向けの越境ECを仕掛けてくることが予想されます。</p>
<p>《参考》<a href="https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/financial_system/siryou/20161028/01.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">決済に関する中間的業者に係る欧米における制度面での対応等</a></p>

各国の決済事情シリーズ</br>「EMEAの決済事情を網羅」

<h2>はじめに</h2>
<p>スターフィールド株式会社では、新卒社員に本試験を取得することを課題として出されており、インターン時に３級を、初年度で２級と１級を取ることを厳命されています。</p>
<p>インターン中に3級と2級を取得していたので、今回1級の受験となり、無事に合格しました。</p>
<p>
<img decoding="async" loading="lazy" src="/uploads-archive/2020/06/IMG_0083.jpg" alt="" width="1200" height="858" class="alignnone size-full wp-image-16366" srcset="/uploads-archive/2020/06/IMG_0083.jpg 1200w, /uploads-archive/2020/06/IMG_0083-300x215.jpg 300w, /uploads-archive/2020/06/IMG_0083-768x549.jpg 768w, /uploads-archive/2020/06/IMG_0083-1024x732.jpg 1024w, /uploads-archive/2020/06/IMG_0083-228x163.jpg 228w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /><br />
<P>今回は、通販エキスパート検定1級がどの様なものなのか、受験してみた所感をお伝えします。</p>
<h2>通販エキスパート検定とは</h2>
<h3>通販エキスパート検定とは</h3>
<p>通販エキスパート検定は、一般社団法人 通販エキスパート協会が主催する検定です。<br />
内容について、公式HPでは、以下のように紹介されています。</p>
<blockquote><p>
通信販売事業の各ステージに合わせた業務知識、関連法規、マネジメント力を身に付け、<br />
ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。</p></blockquote>
<p>《出典》<a href="http://tsuhan-exa.org/" rel="noopener" target="_blank">通販エキスパート検定</a></p>
<p>今回受験した1級の主な受験対象は、</p>
<ul>
・通販企業のマネージャークラスの方<br />
・通販企業の経営戦略に携わる方<br />
・通販コンサルタント　など</ul>
<p>となっており、いわゆるミドルマネジメント層向けの内容になっています。</p>
<h3>1級の特徴</h3>
<p>1級の主な内容は、「製品中心主義」から「顧客中心主義」へのシフトが必要ということです。</p>
<p>それに伴って、RFMからLTVやCE（顧客資産価値）をKPIの基準にすること、マーケティングと財務を融合した指標基準が必要であることが紐づいています。</p>
<p>1～3級までそれぞれテキストがあるのですが、抽象的な内容が多い1級が一番薄くなっています。</p>
<p>2級の問題は、5種類（愚問、基本問、良問、難問、奇問）に分かれていましたが、1級は愚問と、奇問がなくなった印象です。割合は以下の通りです。</p>
<h4>基本問　60%</h4>
<p>マーケティングの基本的な知識、テキストの内容を理解していれば正解できるような内容です。テキストの主張が理解出来ていれば難なく回答出来ます。個人的な感覚では、基本問は60％なので、もしかしたら全く勉強しなくても合格出来てしまうかもしれません。<br />
例）　SWOT分析の対象として不適切なものを選べ。→Organization（組織）<br />
例）　ビッグデータ時代の新たな顧客データ収集範囲として不適切なものを選べ。→顧客との取引データ</p>
<h4>良問　　35%</h4>
<p>テキストの内容を組み合わせた引っ掛け問題の類がここに分類されます。似た概念は2～3ずつしか出て来ないので、ここも問題なく回答出来ると思います。<br />
例）　RFMの組み合わせとその特性について不適切なものを選べ。→<br />
　　　RFMのそれぞれの値を、上位から20%づつ5つのグループに分けてかっくグループのDM反応率を<br />
　　　見ると、R以上に「F」がDM反応率との相関関係があることが分かる（RとFが逆）<br />
例）　データ・ドリブン・マーケティングと従来のデータベース・マーケティングとの違いについて不適切なものを選べ。→<br />
　　　一人ひとりの顧客との取引データのような、日々膨大に生成されるビックデータの効果的活用<br />
　　（取引データは従来のデータベース・マーケティングの管轄）</p>
<h4>難問　　5%</h4>
<p>テキストで触れられていたか微妙な内容です。2級に比べると突拍子の無さは感じないので、難問と言えど全く解けないレベルではないです。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>1級は、一貫して主張が同じなので難易度的には簡単でした。インターン時代から含めると5つ目の検定/試験だったのですが、一番簡単だった印象です。</p>
<p><P>また、顧客中心主義の流れはモール展開から独自サイト展開に結びつくものがあり、昨今のインバウンド市場の縮小も踏まえると、越境ECの需要が増すことを改めて確信しました。</p>
<p>支援業者の皆さんも（取得済みの方が多いかとは思いますが）、是非受験してみてください。</p>
<p><iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=df0&#038;ref_=k4w_oembed_cuu7n1nHc7fx2F&#038;asin=4991097908&#038;tag=jpgo-22"></iframe></p>


入社2か月で通販エキスパート検定1級に合格しました！

<h2>はじめに</h2>
<p>社内制度のOKRを活用して、インサイドセールスのフロー構築に役に立ちそうな書籍を5冊購入してもらいました。そのアウトプットとして書評を行っていきます。</p>
<p>今回ご紹介するのは、「はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ」です。この本を選定した主な理由は、インサイドセールスフローを構築するためには、顧客がどの様な過程を経て発注に至るか理解が必要と考えたためです。</p>
<p>本書は、タイトルの通りカスタマージャーニーを考えるワークショップの進め方をメインに進めています。</p>
<p><iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=kpd&#038;ref_=k4w_oembed_hUrd4cT25FeRwL&#038;asin=B07GBWMFMK&#038;tag=kpembed-20"></iframe></p>
<h2>内容</h2>
<h3>本書の流れ</h3>
<p>本書は、6つのチャプターに分かれています。</p>
<ul>
<p>
チャプター1　カスタマージャーニーマップとは<br />
チャプター2　ワークショップを成功に導くために<br />
チャプター3　マップを作ってみよう[B2C編]<br />
チャプター4　マップを作ってみよう[B2B編]<br />
チャプター5　事例で学ぶマップの活用<br />
チャプター6　マップからアクションにつなげよう</p>
</ul>
<h4>カスタマージャーニーマップとは</h4>
<p>チャプター1では、カスタマージャーニーがそもそも何なのか、なぜ必要になってきたのかを説明しています。「製品中心主義」から「顧客中心主義」に移行しているということはどの本でも同様に語られています。つい先日まで勉強していた通販エキスパート検定1級も「顧客中心主義」を軸に展開されていたので、顧客の重要性が良くしみる今日この頃です。</p>
<p>カスタマージャーニーマップを作成する際の8ステップは、以下の通りです（B2Cの場合）。ワークショップは150分で終了する設計になっています。</p>
<ul>
<p>
STEP1　テーマを決める<br />
STEP2　ペルソナを設定する<br />
STEP3　行動を洗い出す<br />
STEP4　行動をステージに分ける<br />
STEP5　顧客接点を明確にする<br />
STEP6　感情の起伏を想像する<br />
STEP7　対応策を考える<br />
STEP8　視点を変えてアイデアを追加する</p>
</ul>
<h4>ワークショップを成功に導くために</h4>
<p>チャプター2では、ファシリテーターとして注意すべきこと、取るべき行動についての説明になっています。</p>
<p>カスタマージャーニーマップ作成のワークショップのプレイングブックならではの章です。</p>
<h4>マップを作ってみよう[B2C編]</h4>
<p>チャプター3では、B2C企業向けのカスタマージャーニーマップの作成方法です。スターフィールドはB2B企業に分類されますが、そのクライアントがどのような手順で戦略を立てているのか理解できるので非常に興味深いです。</p>
<h4>マップを作ってみよう[B2B編]</h4>
<p>チャプター4は、チャプター3の続きとして、B2B企業向けのカスタマージャーニーマップの作成方法です。B2Cと同様に対象となるペルソナを立て、顧客の行動を洗い出していきます。B2Cとの違いとしては、稟議の多さです。承認の壁を超えていくためにペルソナの感情をどのようにコントロールしていくべきかがメインになっています。</p>
<h4>事例で学ぶマップの活用</h4>
<p>チャプター5では、B2C/B2Bそれぞれ3件ずつの事例が紹介されています。</p>
<p>B2C編では、「顧客中心主義」にシフトする際にどうやって社内浸透させていくかがキーになります。社内浸透させるきっかけとしてワークショップは有効ではありますが、あくまできっかけにしかなりません。ワークショップ内で作成したマップをもとに実績を作ることで、カスタマージャーニーという発想がクリティカルであるということを社内浸透させることが出来ます。</p>
<p>また、カスタマージャーニーマップが社内の共通言語になるということも紹介されています。製造、マーケティング、営業と縦割りの組織構造の場合、カスタマージャーニーマップを使うことでヨコのつながりを強化することが出来ます。</p>
<h4>マップからアクションにつなげよう</h4>
<p>最後のチャプターでは、マップを社内で共有することと、具体的な施策に落とし込むことの重要性が説明されています。事例の内容と重複しますが、マップ作成はあくまでスタートでしかなく、それを活用しないと旨みが半減してしまいます。これは、カスタマージャーニーマップに限らず仕組みや制度など様々な事象で起きることですね。</p>
<h2>活用</h2>
<p>本書の活用としては、インサイドセールスフローの継続的な連絡部分になります。<br />
顧客がどのような体験をしながら感情の起伏が起きるのか、これらを考えることでどの情報をどのタイミングで出すのべきなのかを考慮しながらフロー構築を進めることが出来ました。</p>
<h2>総括</h2>
<p>インサイドセールスフローの構築のためにに5冊を読みましたが、どれも「顧客中心主義」の重要性を主張していました。独自サイトでの越境EC展開もこの流れを汲んでおり、やはり時代に合ったソリューションだと改めて思いました。<br />
あとは、魅せ方次第だと思うので、インサイドセールスを含む自分の営業スキルを向上させていきたいと思います。</p>


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【書評】はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ

<h2>はじめに</h2>
<p>社内制度のOKRを活用して、インサイドセールスのフロー構築に役に立ちそうな書籍を5冊購入してもらいました。そのアウトプットとして書評を行っていきます。</p>
<p>今回ご紹介するのは、「BtoBマーケティングの基本」です。この本を選定した主な理由は、前回の「BtoBマーケティング＆セールス大全」と同様、インサイドセールスの概要以外のB2Bマーケティングについて学びたかったためです。</p>
<p>本書は、マーケティング手法をそれぞれの専門家が語る形式で構成されているので、深くそれぞれのマーケティング手法を学ぶことが出来ます。</p>
<p><iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=kpd&#038;ref_=k4w_oembed_ykHESfD4BHhByy&#038;asin=4822236331&#038;tag=kpembed-20"></iframe></p>
<h2>内容</h2>
<h3>本書の流れ</h3>
<p>本書は、大きく3つのブロックに分かれています。</p>
<ul>
<p>
第1章　BtoBマーケティング最前線<br />
第2章　マーケティング手法のポイント<br />
第3章　プロが教えるマーケティング施策</p>
</ul>
<h4>第1章　BtoBマーケティング最前線</h4>
<p>第1章では、マーケティング関係者なら必ず聞いたことのある、「マーケティングオートメーション」、「アカウントベースドマーケティング」、「コンテンツマーケティング」「インサイドセールス」の活用について紹介されています。</p>
<p>インサイドセールスの項目では、テレマーケティングとの違いからはじまり、導入のステップ、運用にまつわるtipsを細かに紹介しています。</p>
<h4>第2章　マーケティング手法のポイント</h4>
<p>第2章では、どの企業も導入しているであろう「メールマーケティング」、「セミナーマーケティング」、ちょっと特殊な「動画マーケティング」、「マンガマーケティング」、「オムニチャネルマーケティング」について紹介されています。</p>
<p>メールマーケティングでは、衰退したと思われていたメールマガジンが見直された理由から件名のコツなどかなり実務よりな内容も記載されています。</p>
<h4>第3章　プロが教えるマーケティング施策</h4>
<p>第3章では、成果至上主義の「サバイバルマーケティング」、全てのマーケティング手法に繋がる「リードナーチャリング」、そして「デジタルシフト」についての説明がされています。</p>
<p>サバイバルマーケティングは、船井総合研究所の兎澤 直樹氏の造語なので聞いたことがある方は少ないと思います。内容としては、マーケティングを単なる机上の空論ではなく、実際に案件を生み出すためのマーケティング術だそうです。</p>
<p>既存顧客へのヒアリングや、競合商品との比較調査、代理店との契約内容見直しなど、マーケティング活動を行う上で最も大切なことを徹底することがサバイバルマーケティングの本質です。</p>
<h2>活用</h2>
<p>今回5冊読み込みをしましたが、一番役に立ったのは本書です。理由としては、実務寄りの内容になっているので活用するイメージがしやすいこととドンピシャで知りたいコンテンツについて紹介されていたからです。</p>
<p>特にセミナーマーケティングで書かれていた、セミナーを目的別に分類（認知型、商談発生型、製品紹介/教育型）し、セミナー開催前がどれだけ重要であるかという内容は参考になりました。セミナー担当になってまだ日が浅いということもありますが、セミナー準備は入念に行うようにしています。</p>
<p>言うまでもなくインサイドセールスの項目もかなり活用にしています。定義付けやフローのベースは本書を参考に構築しています。運用中も軸がぶれていないか確認するプレイングブックとして活用していく予定です。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>活用の部分に重なりますが、5冊の中で1番読みやすく求めていた内容を書いていたのが本書です。今後インサイドセールスの関係者が増えていく事になるので、全員が読むことでマーケティングの強い組織構築をしていきたいと思います。</p>


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【書評】BtoBマーケティングの基本

<h2>はじめに</h2>
<p>社内制度のOKRを活用して、インサイドセールスのフロー構築に役に立ちそうな書籍を5冊購入してもらいました。そのアウトプットとして書評を行っていきます。</p>
<p>今回ご紹介するのは、「BtoBマーケティング＆セールス大全」です。この本を選定した主な理由は、インサイドセールスの概要以外のB2Bマーケティングについて学びたかったためです。</p>
<p><iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=kpd&#038;ref_=k4w_oembed_uO4o92RkZrdCsh&#038;asin=4495533118&#038;tag=kpembed-20"></iframe></p>
<h2>内容</h2>
<h3>本書の流れ</h3>
<p>本書は、以下の6章に分かれています。</p>
<p><ul>
第1章　BtoBマーケティングの現状<br />
第2章　「BtoBマーケティング＆セールス」という視点<br />
第3章　BtoBマーケティング＆セールス　買プロセスにおける10のフェーズ<br />
第4章　BtoBマーケティング＆セールスの6つのステップ<br />
第5章　BtoBマーケティング＆セールス　媒体別の特長とステップごとの施策<br />
第6章　BtoBマーケティング＆セールスの具体例</p>
</ul>
<h4>第1章　BtoBマーケティングの現状</h4>
<p>第1章では、なぜマーケティングが重要になっている背景、BtoC取引との特徴の比較などが説明されています。</p>
<p>BtoBマーケティングの課題として挙げられていた「個人の力量に頼るBtoB取引の限界」は、特に刺さるものがありました。「『マーケティングと営業を売上に繋げる一本の道」と考え、組織的に取り組む必要がある。』という部分に全てが凝縮されています。</p>
<h4>第2章　「BtoBマーケティング＆セールス」という視点</h4>
<p>第2章は、受注までの3ステップ（集める→育てる→刈り取る）、BtoBマーケティング＆セールスの目的についての説明です。</p>
<p>リードをナーチャリングする必要があるということ、その為の仕組みを作る役割なのがマーケティングというような流れです。従来は、集めたリードをそのまま営業担当にパスしていたためアプローチが不十分になっていました。そこで、「育てる」という段階を付けることで、マーケティングと営業をスムーズにつなげることが出来るようになります。ナーチャリングの対象は、購買のニーズが明らかになっていない状態から育てるので、どうしても時間が掛かってしまうということを関係者は理解していないといけません。</p>
<h4>第3章　BtoBマーケティング＆セールス 購買プロセスにおける10のフェーズ</h4>
<p>第3章では、購買のプロセスを10のフェーズに分解して解説しています。</p>
<ul>
<p>
フェーズ1　課題が潜在的・未認識<br />
フェーズ2　担当者レベルでの課題の顕在化<br />
フェーズ3　関係部門間での課題の共有<br />
フェーズ4　解決策の明確化<br />
フェーズ5　商品・サービス情報収集の本格化<br />
フェーズ6　絞り込み・比較・検討<br />
フェーズ7　商品・サービスの詳細・価格情報の収集<br />
フェーズ8　社内検証<br />
フェーズ9　購入先の内定<br />
フェーズ10　決裁・承認</p>
</ul>
<p>最近情報交換や打ち合わせを行った企業様はフェーズ2の状態が多いような気がします。次のフェーズを理解して商談に取り組むことの重要性を深く認識しました。真の課題が明確ではない担当者に合わせた説明ではなく、先方のフェーズを進められるような打ち合わせが出来るように方法を探っています。</p>
<h4>第4章　BtoBマーケティング＆セールスの6つのステップ</h4>
<p>第4章では、第3章とは逆の視点で買い手の状態を6つのステップで分類し、ステップを上げさせるために＝ナーチャリングをするためにはコンテンツが重要であると紹介しています。</p>
<p>いわゆる新規顧客、見込み顧客、既存顧客を細かく6つに分解することで、それぞれに適切なフォローの仕方を解説しています。そのフォローで役に立つのが、コンテンツ（ブログ）です。顧客の段階に合わせたコンテンツでアプローチすることがナーチャリングにつながります。</p>
<ul>
<p>
STEP1　非見込み客（未認知客）<br />
STEP2　コールドリード<br />
STEP3　育成リード<br />
STEP4　ホットリード<br />
STEP5　商談客<br />
STEP6　既存顧客</p>
</ul>
<h4>第5章　BtoBマーケティング＆セールス 媒体別の特長とステップごとの施策</h4>
<p>第5章では、コンテンツの種類別にどのような活用方法が説明されています。DM、パンフレットのようなアナログ媒体からオウンドメディアやセミナーなどのデジタル媒体まで網羅的に展開されているので、抜け漏れ確認にも使えます。</p>
<ul>
<p>
自社サイト（オウンドメディア）<br />
Web広告（ペイドメディア）<br />
SNS広告（アーンドメディア）<br />
プレスリリース<br />
展示会・イベント<br />
ダイレクトマーケティング<br />
マス広告<br />
交通広告<br />
紙媒体<br />
メールマガジン<br />
セミナー<br />
相談会（個別セミナー）<br />
営業ツール<br />
勉強会・説明会</p>
</ul>
<p>現在の情勢では、実現が難しいものも多く存在しますが、どういう使い分けが今までされていたのかを知るにはいい資料になっています。</p>
<h4>第6章　BtoBマーケティング＆セールスの具体例</h4>
<p>最後は、事例紹介です。セキュリティソフト会社、教育系協会、印刷関連会社の事例が詳細に記載されています。</p>
<p>3つの事例に共通しているのは、非見込み顧客にアプローチをかけ育成しつつ、顧客ニーズのくみ取りを行っていく事です。業界によって手法は異なりますが、本質的な構造は同じになっています。</p>
<h2>活用</h2>
<p>本書で学んだ内容としては、セミナーなどのコンテンツもリードナーチャリングに役に立つということです。言われてみれば当たり前の内容だと思うのですが、事象を結び付ける能力が弱いので良い発見になりました。</p>
<p>狭義のインサイドセールスにこだわるのではなく、セミナーやコンテンツもインサイドセールスに役に立っていると理解し、全てを連動させることで大きな効果を生み出そうと現在構築中です。</p>
<p>商談で吸い上げた見込み顧客のニーズをセミナーの内容に反映し、そのセミナーをきっかけにナーチャリング対象の顧客に連絡して育成する流れは実践中です。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>前回ご紹介した<a href="https://sterfield.co.jp/blog/other/%e6%9c%ac/review_insidesales02/" rel="noopener" target="_blank">「インサイドセールス スペシャリスト教本」</a>は、インサイドセールスの全体像の理解が主目的でしたが、本書はナーチャリングの具体的な内容の紹介がメインでした。OKRではインサイドセールスの構築を目標に掲げていましたが、もちろんそれ以外の担当もあります。本書で学んだ内容は、広義のインサイドセールスの構築に役立てていきたいです。</p>


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【書評】BtoBマーケティング＆セールス大全

<h2>はじめに</h2>
<p>社内制度のOKRを活用して、インサイドセールスのフロー構築に役に立ちそうな書籍を5冊購入してもらいました。そのアウトプットとして書評を行っていきます。<br />
今回ご紹介するのは、「インサイドセールス スペシャリスト教本」です。監修はインサイドセールスツール「<a href="https://bell-face.com/" rel="noopener" target="_blank">ベルフェイス</a>」を提供しているベルフェイス株式会社です。</p>
<p></br><br />
<iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=df0&#038;ref_=k4w_oembed_Wo35tJWRj3beIB&#038;asin=4815008825&#038;tag=jpgo-22"></iframe><br />
</br><br />
この本を選定した主な理由は、下記2点です。</br></p>
<ul>
・インサイドセールスの概要を把握したかったため<br />
・実際にインサイドセールスを導入している企業の事例を確認したかったため</ul>
</p>
<h2>内容</h2>
<h3>本書の流れ</h3>
<p>本書は、6つの章に分かれており、インサイドセールスの概要、実践・インサイドセールス、導入事例の3つに分類できます。</p>
<h4>インサイドセールスの概要</h4>
<p>最初の「マーケットの理解」では、そもそもインサイドセールスとは何なのか、どうして求められるようになったのかを簡単に説明しています。第1章の最後に本書でのインサイドセールススペシャリストの定義がされていました。</p>
<blockquote><p>「インサイドセールススペシャリスト」とは、組織内にインサイドセールスチームを立ち上げ、運用するために必要な知識（インサイドセールス導入メリット、組織体制、運用ポイント、各種ツールの特徴、導入事例）を有するものを指します。</p></blockquote>
<p>第2章では、「インサイドセールス導入のメリット＆必要なツール」が詳細に紹介されています。下記が紹介されているメリット群です。</p>
<p><ul>
<strong>インサイドセールス導入の9つのメリット</strong><br />
１．コストをかけずに営業エリアを拡大<br />
２．移動時間とコストをゼロ/大幅に削減<br />
３．営業リードタイムを大幅に短縮<br />
４．1日当たりの商談数が2～4倍に<br />
５．スピード対応で顧客満足度アップ<br />
６．既存顧客との接触頻度を向上<br />
７．社員の就労環境を改善<br />
８．セールスの短期育成<br />
９．採用力の強化</ul>
</p>
<h4>実践・インサイドセールス</h4>
<p>第3章「実践・インサイドセールス【組織編】」では、インサイドセールスを導入するにあたり組織がどの様なマインドを持っておく必要があるのか紹介しています。</p>
<p>弊社では、新型コロナウイルスと関係なしにインサイドセールスを導入することが決まったのですが、従来の営業活動が出来ないから仕方なく取り組んでいる企業もあるかと思います。そういった企業は特にこの章に係れている内容をよく確認しておく必要があると思います。取り組み体制として挙げられている3つのポイントが実践出来ている企業は、かなりの効率化を図れているはずです。</p>
<ul>
<p><strong>取り組み体制3つのポイント</strong><br />
１．インサイドセールス「専門チーム」を作る<br />
２．「分業」が成功のポイント<br />
３．訪問と組み合わせるときは「訪問基準」を設ける</p>
</ul>
<p>第4章は「実践・インサイドセールス【環境編】」としてインサイドセールス3種の神器や、その他用意すべきものについてまとめられています。3種の神器として挙げられているのが電子契約、オンラインカレンダー、訪問申請書なのですが、訪問申請書の存在が非常に興味深いと思いました。</p>
<p><P>フィジカルで商談を行うことが無駄であるという生産性意識を浸透させることが目的です。「わざわざ行くべきか」と考え、申請書を記入申請の確認をする暇があるなら、すぐに訪問をすればいいと思ってしまいます。この辺りは私自身の生産性意識の低さが要因だと思います。</p>
<p>第5章は、実践・インサイドセールス【運用編】です。成果を上げるためのテクニックが5つ紹介されています。具体的には、対応スピードの重要性、トークスクリプト作成のコツ、来社希望の切り返し方などです。後述しますが、ここの章が弊社で取り入れようとしているインサイドセールスとの乖離が一番大きかったです。</p>
<h4>導入事例</h4>
<p>第6章は「導入事例」となっており、13社の導入事例が紹介されています。社員50名以下の中小企業から5000名以上の業界大手まで幅広く導入されていることがここで確認出来ます。導入に至るまでの背景は各社それぞれで、近い悩みの事例が見つかると思います。</p>
<h2>活用</h2>
<p>活用の前に、弊社でのインサイドセールスの範囲と本書におけるインサイドセールスの範囲についてご紹介します。</p>
<p>弊社でのインサイドセールスは、リードナーチャリングが主目的です。なので、商談自体はいわゆるオンラインミーティングの形式を取っています。<br />
対する本書のインサイドセールスは、完全な効率化を目的としています。商談の形もテレアポに小さな商談が紐づいている新しいタイプの商談をメインに活用します。</p>
<p>どちらが優れているというわけではないと個人的に思います。導入段階、割けるリソースなどの差異がインサイドセールスの定義そのものを変えているだけです。組織構造だったりマインドの部分に改善点があるのかもしてませんが、現状あるリソースで構築した方が組織フィットは出来ると思うので、問題だとは感じていません。なので、本書の内容を完全に再現するのは難しいと思いますが、応用できるものは数多くありました。</p>
<p>例えば、小さい商談（テレアポに紐づいてその場で始まる商談）で使用する説明資料の作り方は収穫が多かったです。最近商談をさせて頂くお客様は、そもそも越境ECの理解が出来ているとは言い難い方が多い印象です。そういったお客様に対してフォローとしてセールスシートだけでなく越境EC概要のような資料を送ることが出来れば商談回数や受注までの進行を改善できると思います。こういった細かな気遣いがナーチャリングに繋がるはずです。</p>
<p>弊社のセールスチームが今よりも大きくなった時にはアポ取りを行うインサイドセールスチームとフィールドセールスチームの分離が出来ると、さらにインサイドセールスの旨みを引き出せるようになると思いました。そのためには、現状のリソース/環境を最大限活用して分かりやすい結果を出したいと思います。</P></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>まさに自分が目指しているもの/求められているものは、インサイドセールススペシャリストであるとまず実感しました。</p>
<p>インサイドセールスは、大企業から中小企業まで様々な規模の企業にフィットして成果を出せる手法です。ただ、導入の際は細心の注意を払いながら組織内に理解を得ながら進めていかないと効果は半減し、中途半端なテレアポで終わってしまいます。現在は私と上長の2人がメインでインサイドセールスフローの構築を行っていますが、今後は新卒入社した自分よりもさらに若い人に必要性を理解してもらう必要があります。</p>
<p>インサイドセールスのフロー構築という面で、会社文化の醸成に関われることをかみしめながら、より質の高いフロー構築を目指していきたいと思います。</p>


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【書評】インサイドセールス スペシャリスト教本

<h2>はじめに</h2>
<p>社内制度のOKRを活用して、インサイドセールスのフロー構築に役に立ちそうな書籍を5冊購入してもらいました。そのアウトプットとして書評を行っていきます。<br />
今回ご紹介するのは、「メール営業」です。<br />
<iframe loading="lazy" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=df0&#038;ref_=k4w_oembed_WcjI6dDtSzd24r&#038;asin=4798053732&#038;tag=jpgo-22"></iframe><br />
</br><br />
この本を選定した主な理由は、下記2点です。</br></p>
<ul>
・MAツールの導入がされていない社内でメールというコミュニケーションツールがインサイドセールスにおいても重要になると考えたこと<br />
・メールのクオリティ向上が自分自身の基礎力に繋がると考えたこと</ul>
</p>
<h2>内容</h2>
<h3>本書の流れ</h3>
<p>本書は、4つの章で構成されています。<br />
まず、「メール営業の基本」で、メールが営業にとってどれだけ役に立つツールなのかを記しています。当たり前に使用するメールの質を見直すことが業務全体の効率に繋がるとのことです。ビジネスメールの基礎がここで紹介されています。</p>
<p>次に、「メール実践営業編」として、営業担当がどの様なメールを送るべきなのかを触れています。小難しいMAツールを導入することなく見込み顧客をナーチャリングする方法が具体的にありました。常に接触の機会を持ち続ける＝メールを送るきっかけ という部分が難易度が高かったのですが、読むことでインサイドセールスフロー構築が大幅に進んでいきました。</p>
<p>例えば、セミナーを開催するとなった時には、（１）募集開始前（２）募集開始時（３）募集期間中（４）開催後　と4回も送るきっかけを作ることが出来ます。これが相手に望まれていることか（適切な頻度か）はべつとしてもかなり有効な策だと思いました。弊社では、週に1どのペースでセミナーを行っているので、どのタイミングでナーチャリング対象になったとしてもきっかけを作ることが出来ます。</p>
<p>第3章は「メール営業応用編」です。応用編となっていますが、内容としてはアポの確認の仕方や依頼の受け方/断り方など、日常的に良く起こる内容が記されています。一部都合の良すぎる解釈（断られたあとに食い下がることで相手の印象が良くなるなど）もありましたが、そういった発想がなかった私からすると新鮮な内容でした。</p>
<p>最後は、「メール営業Q&amp;A」です。フォローはいつまで行うべきなのか、取引先に催促をしていいかなど若干センシティブな内容に関わるQ&amp;Aがシンプルにならんでいます。その他には、どうすればメールを早くかけるようになるのかなども記載がありました。ここでは、「メールが遅い」という事象を「読む」「書く」「内容を考える」に分解して原因を探る方法が紹介されていました。メールにおいても因数分解の発想は活用できるということです。</p>
<h2>活用</h2>
<p>上述の通り、私はインサイドセールスフローの構築に役立てるために本書を読んでいきました。なので、主な活用としてはナーチャリングメールの作成になります。読了してから間もないですが、徐々に返信率も上がってきており効果は出ています。<br />
また、メールがあくまでツールでしかないという認識も再度行うことが出来たので、どれだけ早く質の高いメールを作成出来る仕組みを作る部分に注力しています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>本書を読んでまず感じたのは、「相手を思いやった行動こそが正義」ということです。相手に好かれるメールというのは、相手への気遣いが十分にされているメールを指します。</p>
<p>テクニック的な内容ももちろん書いてあったのですが、本質としては、メールをなぜ送るのか、何を伝えたいのかを考えることの重要性を学びました。</p>
<p>常日頃の業務はもちろん、インサイドセールスフローの構築にもこちらの意思を示すだけでなく寄り添えるメールを作成していこうと思います。</p>
<p>基本的な内容が多かったので、インターン生や新入社員の方にはオススメの1冊となっています。</p>


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【書評】図解で分かるメール営業

<h2>はじめに</h2>
<p>越境ECを始める際、実は一番最初に物流について考える必要があります。<br />
どんなに良いサイトができて、効果的な広告で集客することができても、商品を実際に送ることができなければECは成り立ちません。</p>
<p>国ごとに法律が異なる越境ECでは、国内ECよりもより厳密に調査、検討をする必要があります。</p>
<p>そんな中、多くの企業様が越境EC物流で利用するのはEMSです。実際に弊社カートを利用するお客様のなかでも、約半数の企業が活用しています。<br />
大変ポピュラーで利用のしやすいEMSですが、デメリットも存在します。</p>
<p>一方で、「ECMSを使いたい（または使っている）！」という企業様も多数います。</p>
<p>名前が酷似しているEMSとECMS。この2つは同じサービスなのか、類似サービスなのか？それとも全く別物？</p>
<p>結論から言うと、この2つは全く別物です。<br />
本記事では、この2つの違いと特徴についてご紹介します。</p>
<h2>EMSとは</h2>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/ems11.jpg" alt="" width="670" height="472" class="alignnone size-full wp-image-4599" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/ems11.jpg 670w, /uploads-archive/lc/2020/06/ems11-300x211.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/ems11-600x423.jpg 600w" sizes="(max-width: 670px) 100vw, 670px" /><br />
こちらについてはご存知の方も多いと思いますが、日本郵便が提供する国際郵便サービスの１つです。</p>
<p>書類及び物品用の郵便急送業務であり、かつ、物理的手段による郵便業務のうち最も迅速なものです。日本郵便が提供する海外向けの配送は、他には国際eパケットや、SAL便、船便などがあります。<br />
《参考》<a href="https://www.post.japanpost.jp/int/service/compare.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">サービス比較表</a></p>
<p>EMSが越境ECでよく使われる理由としては、早く届く、使いやすい（郵便局に持っていくor集荷してもらうだけ）などがありますが、<strong>最たる理由としては「通関手続きの優遇」がある点</strong>でしょう。もっとはっきり言うと、「税関でスルーされる確率が高く、関税を支払わなくてよい場合が多い」という点です。</p>
<p>EMSは日本ではユニバーサルサービスと位置づけられており、そのため航空機からの荷卸ろし時における優先取扱いや通関・検疫等における一般の貨物とは異なる簡易な取扱いなど、さまざまな優遇措置の適用を受けています。</p>
<p>実質的にEMSの送料だけで海外顧客の家まで直接配送できる手段は大変利便性がよく、越境ECの勃興期から今日まで多くの企業/個人が利用していました。</p>
<p>しかしながら、最近になってその傾向に歯止めがかかっています。</p>
<ul>
1.中国でEC法が成立。EMSも税関で止められるようになった<br />
2.コロナの影響で配送に時間がかかるようになった<br />
　（2020年6月22日現在クール便はまだ使えない）<br />
3.日本国内でもEMSの優遇を疑問視する声が強くなっている</ul>
<p>3については、ヤマト運輸がこのような声明を公開しています。<br />
《参考》<a href="http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/ad/opinion/ems/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">国際スピード郵便（EMS）の問題点</a></p>
<p>つまり、「実際は民間の国際輸送と同じなのに、EMSだけ優遇があってずるいじゃないか」という内容です。</p>
<p>その意見の正当性についてここで議論することは避けます。<br />
ただ、現実的にEMSのあまり良くない点が出てくる中で、それにかわる越境EC物流サービスが民間企業（郵政も民間ですが）から出てきています。</p>
<p>次にご紹介するECMSもその一つです。</p>
<h2>ECMSとは</h2>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/ECMS_logo.png" alt="" width="565" height="200" class="alignnone size-full wp-image-4600" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/ECMS_logo.png 565w, /uploads-archive/lc/2020/06/ECMS_logo-300x106.png 300w" sizes="(max-width: 565px) 100vw, 565px" /><br />
日本発海外向けB2C輸送サービスを行う会社です。<br />
もともとは中国ではじまった会社で、越境EC物流に特化したECMSグループの日本法人です。</p>
<p>サービスの特徴は公式HPを御覧ください。<br />
《参考》<a href="https://www.ecmsglobal-jp.com/b2c-direct" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ECMS</a> </p>
<p>EMSとの同じところは、「日本の企業様から海外の個人までの配達を行う」というところですが、最たる違いとしては、「各国の越境EC政策や税制に対応した通関及び配送サービスを提供している点」です。</p>
<p>つまり、<strong>越境EC通関​に対応しておりしっかりと関税を払う仕組み</strong>です。<br />
関税逃れはできない代わりに、コンプライアンスを重視する企業にとっては大変便利なサービスです。</p>
<p>また、<strong>送料自体はEMSよりも安く設定されており、関税を支払ったとしても、物流費総額を抑えることが出来ます</strong>。</p>
<p>実は弊社との共催で、<a href="https://launchcart.jp/seminar/20170221/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「EMSより安い越境EC物流登場」</a>というセミナーを開催したことがあります。</p>
<p>ここまでで、EMSとECMSは全く異なるものだということがわかるかと思います。</p>
<p>では、なぜ名前がこんなに似ているのか。なぜこんなに紛らわしいのか。</p>
<h2>では、なぜこのように名前が似ているのか。</h2>
<p>EMSとECMS、それぞれが何の略語かを見てみましょう。<br />
EMSは Express Mail Service　の略です。これはなんとなく想像が付きますが、ではECMSはなんの略なのでしょうか。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a.png" alt="" width="1364" height="258" class="alignnone size-full wp-image-4554" srcset="/uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a.png 1364w, /uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a-300x57.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a-1024x194.png 1024w, /uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a-768x145.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/06/7eabf746c4a7b8294c11fc228d4fa18a-600x113.png 600w" sizes="(max-width: 1364px) 100vw, 1364px" /></p>
<p>な、なんとグループビジョンの頭文字を取っていたのでした。<br />
これはちょっとわからない…<br />
難しいです…</p>
<p>実際に私もECMSジャパンの社員の方に「どうしてEMSと名前が似ているのですか？紛らわしくないですか？」と聞いたことがあるのですが、「そうなんですよー！」というお答えでした。</p>
<p>というわけで、名前は似ているけど、全然異なるサービスのEMSとECMSのご紹介でした。<br />
</br><br />

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