<p>2023年5月、バンコク、KLの日系企業のEC事情を視察してまわりました。結論としては長いコロナ禍を経て、進出のハードル、そして成功するハードルは更に上がっていると感じました。</p>
<p>具体的には、</p>
<ol>
<li>日系の支援企業の多くが撤退している</li>
<li>規制が厳しくなっている</li>
<li>二極化が進んでいる</li>
</ol>
<p>という理由が考えられます。</p>
<h4>1. 日系企業の多くが撤退している</h4>
<p>例えばバンコクで取引の有無に関わらず私がコネクションのある日系の支援企業は最大で5社ありました。が、今は6社が撤退もしくは休業状態です。残りの2社もローカル案件のみにシフトしており日系企業の支援またはECの支援を行っていない状態です。</p>
<p>このような状況もあり今回一括で問い合わせできるサイトから新規のコンタクトを試みました。なんと4社へのコンタクトを試みましたが2社はそもそもURLが404、、残り2社はメールを送りましたが返信が来ませんでした。</p>
<p>長いコロナ禍のダメージを痛感しました。と同時に、私が知る限りのタイへのECの進出支援を行っている日系企業はゼロになってしまったということを認識しました。</p>
<p>進出の支援や運用代行をタイで依頼したい場合は、私の知る限りでは現地企業に頼らざるを得ない状況となったようです。</p>
<h4>2. 規制が厳しくなっている</h4>
<p>これは国によって異なりますが、現在外資規制はあらゆる分野で厳しくなる傾向にあります。</p>
<p>それに加えて大手メディアやSNSでの広告規制がかなり厳しくなりました。結果としてローカルのメディアやKOLなどしか選択肢がなくなり、安定的な運用が難しくなったということが引き続き起こっているようです。</p>
<h4>3. 二極化が進んでいる</h4>
<p>エビデンスは無いのですが、ローカルの支援企業数社に話を聞きましたが口を揃えて同じことを言っていました。</p>
<p>ブランド価値が高いか、価格が安いか。このどちらかでなければ特にECにおいては成功できないということでした。</p>
<p>EC+広告だけ且つ短期で成功させようというのは国によって更にハードルが上がっているようです。しっかりとブランディング戦略として比較的長いスパンで投資が求められているようでした。</p>
<h2>新たなプラットフォームDON DON DONKI</h2>
<p>そんな中日本企業にとっての新たなプラットフォームとなり得るのでは? と強く思わせる存在としてドン・キホーテの存在がありました。</p>
<p>海外では「DON DON DONKI」として展開しており、アジアでは既に38店舗(2023年5月時点)も出店をしているそうです。</p>
<p>シンガポール: 15</p>
<p>香港: 10</p>
<p>タイ: 6</p>
<p>マレーシア: 4</p>
<p>台湾: 2</p>
<p>マカオ: 1</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私も各国且つなるべく多くの店舗に行ってみましたが人はたくさん入っていました。(何を買っているのかはよくわかりませんでした、、)</p>
<p>基本的にほぼ全て日本の製品で、特に食品関係が人気のようでした。惣菜や寿司、和牛や生鮮食品などがどの店舗にもありました。</p>
<p><img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11884" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4436-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11897" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4599-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11896" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4598-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11895" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4597-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11894" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4596-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11893" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4445-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11892" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4444-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11891" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4443-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11890" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4442-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11889" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4441-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11888" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4440-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11887" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4439-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11886" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4438-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /> <img loading="lazy" class="alignleft size-thumbnail wp-image-11885" src="/uploads-archive/lc/2023/05/IMG_4437-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>個人的な感想にはなりますが、各国での日系商品との接点として非常に有用に感じました。<br />
具体的には、例えばネットでやすかったとしても日本のインスタントラーメンを買ってみようと思っても実際に購入完了まで行くハードルは高いと思います。特に初めての商品においては。<br />
しかし会社帰りにドンキでちょっと買ってみてその日食べるとなるとかなりハードルは下がると思います。<br />
このようなテスト販売的な使い方から、各国における中長期のブランド戦略の一部としても、幅広く使えるプラットフォームだなと感じました。</p>

img_shoppingMv_01.jpg

【DON DON DONKI】アジア進出を目指す日系企業の新たなプラットフォーム??


<h2>はじめに</h2>



<p>この記事は、クラウド上でアのプリケーションに興味の人や Google Cloud のサービスを使用して自動化されたタスクのスケジューリングと実行を行いたいと考えている人のために、Google Cloud のサービスである Cloud Run と Cloud Scheduler の連携方法と Google Cloud サービス間の認証について解説します。</p>



<h2>1. Cloud Run と Cloud Scheduler の概要</h2>



<h3>Cloud Run</h3>



<p>Cloud Run は、開発者のウェブアプリケーションやサービスを手軽にオンラインに持っていくための Google Cloud のサービスです。</p>



<ul>
<li>手間がかからない: 開発者はアプリケーションに集中でき、面倒なインフラストラクチャの管理は Google に任せられます。これにより、時間を省け、本当に重要な開発作業に集中できます。</li>
<li>低コスト: Cloud Run は、サービスにトラフィックがあるときだけ課金されます。つまり、アプリケーションが使われていないときはお金をかけずに済むので、コストを抑えられます。</li>
<li>自動スケールアップ: アプリケーションに多くのユーザーがアクセスようになっても、Cloud Run は自動でスケールアップして対応します。これにより、あなたはサービスの拡大を気にせずに済みます。</li>
<li>色々なプログラミング言語に対応: Cloud Run はコンテナを使うため、あなたが好きなプログラミング言語を自由に使うことができます。これにより、あなたは柔軟にアプリケーションを開発することができます。</li>
</ul>



<h3>Cloud Scheduler</h3>



<p>Cloud Scheduler は、定期的なジョブのスケジューリングと実するためのサービスです。cron のような構文を使用してジョブのスケジュールを設定し、指定した時間にジョブをトリガーできます。Cloud Scheduler は、HTTP リクエストや Pub/Sub メッセージの送信など、さまざまなアクションをトリガーできます。</p>



<ul>
<li>高い信頼性: ジョブの実行が保証され、高い耐障害性を持っています。スケジュールされたジョブの実行を保証します。</li>
<li>柔軟性: HTTP、Pub/Sub、App Engine など、さまざまなターゲットに対してジョブを実行できます。</li>
<li>簡単な管理: ウェブベースのコンソールやコマンドラインを使用してジョブを簡単に管理できます。</li>
</ul>



<h2>2. Google Cloud</h2>



<p>サービス間の認証方法</p>



<p>Google Cloud のサービス間で情報をやり取りする際には、認証が必要です。サービスアカウントを使用して認証情報を設定することで、異なるサービス間で安全な通信を確立できます。</p>



<p>⚠️ 注意: テストやデモ目的ではサービスアカウントのキーを直接使用することは問題ありませんが、本番環境では使用しないでください。サービスアカウントキーはシークレットな情報であり、適切に管理する必要があります。適切な管理が行われない場合、セキュリティリスクが高まり、不正アクセスを許す可能性があります。使用する前に、サービスアカウントキーの管理に関するベストプラクティスを理解してください。(<a href="https://cloud.google.com/iam/docs/best-practices-for-managing-service-account-keys?hl=ja">https://cloud.google.com/iam/docs/best-practices-for-managing-service-account-keys?hl=ja</a>)</p>



<h2>3. Cloud Run と Cloud Scheduler の連携方法</h2>



<h3>サービスアカウントの作成と認証</h3>



<ol>
<li>Cloud Scheduler と Cloud Run の間で認証情報をやり取りするために、Google Cloud のサービスアカウントを作成します。</li>
<li>サービスアカウントに Cloud Run Invoker の役割を付与し、Cloud Scheduler から Cloud Run サービスを呼び出す権限を与えます。</li>
</ol>



<h3>Cloud Run のセットアップ</h3>



<ol>
<li>Google Cloud コンソールにログインし、「Cloud Run」を開きます。</li>
<li>「サービスを作成」をクリックし、サービス名、リージョン、認証方法を設定します。</li>
<li>必要なアプリケーションのイメージをコンテナイメージとしてアップロードします。</li>
<li>必要に応じて、環境変数やメモリ制限などのコンテナの詳細設定をします。</li>
<li>全ての設定が完了したら、「デプロイ」をクリックしてサービスをデプロイします。</li>
<li>デプロイ後に表示される Cloud Run のエンドポイント URL をコピー・保存します。これは外部からサービスにアクセスするための URL です。</li>
</ol>



<h3>Cloud Scheduler のセットアップ</h3>



<ol>
<li>Cloud Scheduler コンソールにアクセスし、「ジョブの作成」ボタンをクリックします。</li>
<li>ジョブの設定を行い、トリガーとなるスケジュールを設定します。例えば、毎日午前 9 時にジョブを実行する場合は <code>0 9 * * *</code> という cron 構文を使用します。</li>
<li>Cloud Run サービスの URL を指定し、ジョブが実行されるときに HTTP リクエストがその URL に送信されるように設定します。</li>
<li>[Auth ヘッダー] リストでトークンタイプを選択します。通常は OIDC を使用しますが、<code>\*.googleapis.com</code> ホストの Google API は例外で OAuth（アクセス）トークンが使用されます。</li>
<li>[サービス アカウント] でクライアント サービス アカウントのメールアドレスを指定します。</li>
</ol>



<h2>まとめ</h2>



<p>以上で、Cloud Run と Cloud Scheduler の連携および認証設定が完了しました。これにより、Cloud Scheduler が定期的に Cloud Run のサービスを自動的にトリガーできます。</p>


Google Cloud サービス間の連携：Cloud Run と Cloud Scheduler


<h2>はじめに</h2>



<p>ECサイトを構築できるカートシステムとしては、メイクショップやShopify、マジェントなどが有名です。当社もアジア越境ECに特化したカートシステムLaunchCartを開発しているので、そのあたりのトレンドは押さえているつもりなのですが、決済サービスのSquareでECサイトを簡単に構築できることを初めて知りました。</p>



<p>実際にアカウント作成からサイト構築、公開までを行ってみようと思います。</p>



<p>「簡単、早い」というのを特徴としているサービスなので、私も「最速」で公開まで行きたいと思います！</p>



<p></p>



<h2>まずはアカウント作成。順調だったが、、</h2>



<p>アカウント作成は全てオンライン上で完結します。<br>個人情報、会社の情報、売上金を受け取る銀行口座を順に登録していきます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="741" src="/uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-1024x741.png" alt="" class="wp-image-11870" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-1024x741.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-300x217.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-768x556.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-600x434.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129-1536x1112.png 1536w, /uploads-archive/lc/2023/05/48698ee225d27b54c3abc4389fc09129.png 1898w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>ここまではとてもスムーズです。外国のサービスなので、ほんの少しだけ記入方法に迷うところがありましたが（具体的には番地の住所の箇所など）、問題ない範囲です。</p>



<p>ですが、最後に「ご本人様確認を行う」という工程があり、ここが上手く行きませんでした。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="794" src="/uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9-1024x794.png" alt="" class="wp-image-11871" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9-1024x794.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9-300x233.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9-768x595.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9-600x465.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/05/aa3814c0bcc036f78b6d3d9216df11a9.png 1041w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>スマホで免許証などの身分証明証を撮影、送信する必要があります。</p>



<p>これもスマホ上で専用のページに誘導され、非常にわかりやすい導線ではあるのですが、何度やっても画像を撮影できません。画面上のガイドラインに合わせて、自分の免許証を設置してカメラボタンを押すのですが、認識されず。。ピントが合っていないのか、ぶれているのか分からないのですが、いったん私はここで作業を止めてしまいました。</p>



<p>ちなみにここまでで、10分ほど経過。</p>



<h2>リマインドメールがじゃんじゃん来ます</h2>



<p>最後の工程である個人認証を終えていないので、Squareからメールでのリマインドがじゃんじゃん来ます。</p>



<p>微妙に表現とか、体裁がどのメールも違っていて、そのあたりは「さすが」と思うのですが、欲を言えば「免許証をうまく撮影できない方はこちら」みたいな情報をいただけたら、より有り難いです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="687" height="694" src="/uploads-archive/lc/2023/05/c046af80818c8f540e11ff9a08dfec51-2.png" alt="" class="wp-image-11882" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/c046af80818c8f540e11ff9a08dfec51-2.png 687w, /uploads-archive/lc/2023/05/c046af80818c8f540e11ff9a08dfec51-2-297x300.png 297w, /uploads-archive/lc/2023/05/c046af80818c8f540e11ff9a08dfec51-2-600x606.png 600w" sizes="(max-width: 687px) 100vw, 687px" /></figure>



<h2>アカウント作成から５日後に銀行口座認証完了</h2>



<p>金曜日にアカウント作成したのですが、翌週の水曜日にメールで銀行口座の認証が完了したというお知らせが来ました。</p>



<p>土日を挟んでいるので、実質は３営業日程度での認証です。早いですね！</p>



<p>相変わらず、免許証などの個人認証はまだ行っていないのですが、それをしなくてもサイトの構築の工程には移れそうだったので、Squareの管理画面にログインして、さっそくECサイトを作り始めることにしました。</p>



<h2>10分でECサイト公開！</h2>



<p>ログイン後、下記のような質問に答えていきます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="599" src="/uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7-1024x599.png" alt="" class="wp-image-11878" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7-1024x599.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7-300x175.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7-768x449.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7-600x351.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/05/6aadba8310b828030c3824ad7504d4b7.png 1035w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>商品の登録も直感的に可能です。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="642" src="/uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279-1024x642.png" alt="" class="wp-image-11879" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279-1024x642.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279-300x188.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279-768x481.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279-600x376.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/05/b7ca4b9d8bc9318183783fb9a8945279.png 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>デザインのテンプレートは種類が少ないように思えたのですが、自分の探し方が悪いのかもしれません。とりあえず最速で公開したかったので、適当なものを選びました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="533" src="/uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-1024x533.png" alt="" class="wp-image-11876" srcset="/uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-1024x533.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-300x156.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-768x400.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-600x312.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633-1536x800.png 1536w, /uploads-archive/lc/2023/05/eae04b31dbb2085a09595d5b8cfef633.png 1652w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>テンプレートのレイアウトには手を入れず、とりあえず公開！<br>甘い甘いみかん屋さんです！</p>



<figure class="wp-block-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
https://my-site-108020-106701.square.site/
</div></figure>



<h2>次にやりたいこと</h2>



<p>アカウント作成で10分、サイト構築で10分。<br>実働20分でとりあえず公開まではできました。<br><br>ただ、個人認証がまだなので決済機能が実装できません。<br>また、サイトのデザイン的にももっと手を入れられるはずです。無料プランでどこまで出来るか不明ですが、事例を見ているとけっこう作り込まれているものがありますので、後編ではそのあたりチャレンジしてみたいと思います。<br></p>



<figure class="wp-block-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
https://squareup.com/jp/ja/online-store
</div></figure>



<figure class="wp-block-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
https://squareup.com/jp/ja/online-store/examples
</div></figure>


決済サービスSquareを使って最速でECサイトを作る（前編）

Terraform の適切なディレクトリ構造について考える


<h2>はじめに</h2>



<p>越境EC対応サービス『WorldShopping BIZ』を提供している株式会社ジグザグと、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」が共同で、『越境EC・ウェブインバウンド®白書』を作成、リリースしました。</p>



<p>どちらも当社が日頃お世話になっているパートナー企業です。<br>本記事では、概要と、私が特に参考になった箇所をご紹介します。</p>



<p>現在無料で入手できるので、ご興味があるかたはぜひ。</p>



<h2>【第一部】海外展開における越境ECの現状</h2>



<p>第一部では、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」にきた相談4,022件の集計、分析を行っています。<br>国別の相談内容の割合や、海外展開の方法などの項目がグラフで表現されています。</p>



<p>過去9年間の選出先国ランキングの推移 という表が興味深いものでした。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="790" src="/uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc-1024x790.png" alt="" class="wp-image-11701" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc-1024x790.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc-300x231.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc-768x592.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc-600x463.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/04/bbd9df75747123d6477cde9f36f362fc.png 1028w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>中国、アメリカ、ベトナム、タイが人気があり、毎年微妙に順位を変えてきています。<br>また、近年は台湾の人気が出てきているのも読み取れます。<br>興味深い点としては、アメリカを除いては、アジア以外の地域はほとんど顧みられていない点です。<br>表中ではヨーロッパと一括にされているのを見ても、意識の低さが伺いしれます。<br>アフリカや南米なども皆無です。</p>



<p>また第一部では、各国の市場規模や、各国のECプラットフォームの概要なども記述されており、参考になると思います。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="584" height="149" src="/uploads-archive/lc/2023/04/1a603dbe7dc9d8c5b4c0416f31769256.png" alt="" class="wp-image-11703" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/1a603dbe7dc9d8c5b4c0416f31769256.png 584w, /uploads-archive/lc/2023/04/1a603dbe7dc9d8c5b4c0416f31769256-300x77.png 300w" sizes="(max-width: 584px) 100vw, 584px" /></figure>



<h2>【第二部】主要国のユーザー動向</h2>



<p><br>第二部では、アメリカ、マレーシア、シンガポール、台湾、香港在住者の1,795人を対象にインターネット上で自主調査を行った結果を伝えています。</p>



<p>各国ユーザーのECでの購入場所や使用SNSなどの調査は、進出国検討のための良い材料となるでしょう。<br>各質問について、「訪日経験あり/なし」のクロス集計も行っており、興味深いものでした。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="614" height="265" src="/uploads-archive/lc/2023/04/d30635030a32c130ddc320271c5ad483.png" alt="" class="wp-image-11702" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/d30635030a32c130ddc320271c5ad483.png 614w, /uploads-archive/lc/2023/04/d30635030a32c130ddc320271c5ad483-300x129.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/04/d30635030a32c130ddc320271c5ad483-600x259.png 600w" sizes="(max-width: 614px) 100vw, 614px" /></figure>



<h2>【第三部】越境EC活用企業の実態調査から読み解く成功の鍵</h2>



<p>第三部が個人的には一番刺激的でした。<br>こちらは、越境EC事業を実施・検討している企業236社に独自にアンケートを行ったものです。<br>越境EC歴3年以上の企業を便宜的に「越境EC成功企業」と定義して、成功していない企業との違いを分析しています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="593" height="489" src="/uploads-archive/lc/2023/04/ec9ddd0226ebaba5cbeee86e440540bd-1.png" alt="" class="wp-image-11704" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/ec9ddd0226ebaba5cbeee86e440540bd-1.png 593w, /uploads-archive/lc/2023/04/ec9ddd0226ebaba5cbeee86e440540bd-1-300x247.png 300w" sizes="(max-width: 593px) 100vw, 593px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="586" height="648" src="/uploads-archive/lc/2023/04/cbc6918eafd10528d5661e5b753d6a07.png" alt="" class="wp-image-11705" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/cbc6918eafd10528d5661e5b753d6a07.png 586w, /uploads-archive/lc/2023/04/cbc6918eafd10528d5661e5b753d6a07-271x300.png 271w" sizes="(max-width: 586px) 100vw, 586px" /></figure>



<p>また、個人的には越境ECをやっている企業の従業員規模と売上規模のデータも興味深いものでした。</p>



<p>これは私の実感ともぴったり合っているのですが、従業員10名以下（国内売上規模1億円未満）の小企業と、従業員101名〜500名（国内売上規模100億円〜500億円）の中企業の２つのボリュームゾーンがあります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="571" height="462" src="/uploads-archive/lc/2023/04/8ae31faadd4eee47cf345c400ef8d822-1.png" alt="" class="wp-image-11707" srcset="/uploads-archive/lc/2023/04/8ae31faadd4eee47cf345c400ef8d822-1.png 571w, /uploads-archive/lc/2023/04/8ae31faadd4eee47cf345c400ef8d822-1-300x243.png 300w" sizes="(max-width: 571px) 100vw, 571px" /></figure>



<h2>ダウンロードはこちら</h2>



<p>現在無料でダウンロードが可能です。<br>ご興味ある方はぜひ御覧ください。</p>



<p><a href="https://www.worldshopping.biz/download/whitepaper2023/index.html?fbclid=IwAR29uscwox7Y1wI12920JUOj7f5LJRutfCRvcb_QkQtiwp89QKNABmkhkuo" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「越境EC・ウェブインバウンド®白書2023」無料ダウンロード</a></p>



<p>記事中に引用している画像は全て上記から取得させていただいています。</p>

『越境EC・ウェブインバウンド®白書』を紹介！


<h2>はじめに</h2>



<p>最近、越境ECに力を入れている自治体をご紹介しています。</p>



<p>今回は、愛媛県の取り組みをご紹介します。</p>



<h2>愛媛県の中長期越境EC戦略とは </h2>



<p>愛媛県は、中長期の戦略で越境EC事業に力を入れている自治体のひとつです。</p>



<p>平成23年に10ヵ年計画である「愛媛の未来づくりプラン」を策定しました。<br>そのアクションプログラムには「トップセールスを国内外で展開」と海外に出ていく姿勢が打ち出されています。</p>



<p>令和4年度当初予算案には、中国越境EC新市場販路開拓支援事業費（経済労働部　産業政策課） ８，２４３万円が計上されています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="421" src="/uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0-1024x421.png" alt="" class="wp-image-11505" srcset="/uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0-1024x421.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0-300x123.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0-768x316.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0-600x247.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/02/06f4f4cb5657dbb4c69f133708ef69a0.png 1182w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><a href="https://www.pref.ehime.jp/h12100/chokikeikaku/jiki_action_kentou/documents/3_siryou2.pd">https://www.pref.ehime.jp/h12100/chokikeikaku/jiki_action_kentou/documents/3_siryou2.pd</a></p>



<h2>具体的な事業実施</h2>



<p><strong>中国大手ECサイト（JD.com）楽天旗艦店で愛媛県の特設ページ</strong></p>



<p>中国大手ECサイト（JD.com）内で楽天社が持つ旗艦店のなかで、「愛媛特設ページ」をオープンしています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="543" src="/uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-1024x543.png" alt="" class="wp-image-11509" srcset="/uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-1024x543.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-300x159.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-768x407.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-600x318.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-1536x814.png 1536w, /uploads-archive/lc/2023/02/e635c3b35903caee8f401873c362f0b2-1-2048x1086.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="1024" src="/uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-1024x1024.png" alt="" class="wp-image-11510" srcset="/uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-1024x1024.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-300x300.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-150x150.png 150w, /uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-768x768.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1-600x600.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/02/819723cc69978f2c30092750ead6cbc5-1.png 1304w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="710" src="/uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-1024x710.png" alt="" class="wp-image-11506" srcset="/uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-1024x710.png 1024w, /uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-300x208.png 300w, /uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-768x533.png 768w, /uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-600x416.png 600w, /uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-1536x1065.png 1536w, /uploads-archive/lc/2023/02/b7ef36a87c3c036c53a35e40492b2871-2048x1420.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>商材は大きく、真珠、今治タオル、食品、その他というカテゴリに分けています。</p>



<p><strong>中国向け愛媛PR動画制作</strong></p>



<p>こちらは、Zホールディングス株式会社が業務委託しています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p>知事と中国で人気の歌手・叶里（イエリー）さんが夢の共演！<br>愛媛の魅力を中国の皆さんにお伝えするショート動画を６本制作しました。<br>歌の魅力と本県及び中国の伝統風景を織り交ぜた「歌唱編」、愛媛が世界に誇る県産品「今治タオル編」・「真珠編」・「柑橘編」、風光明媚な自然と多島美、そしてサイクリング文化を紹介する「しまなみ海道編」、そして、これら５本を集約した「総集編」。</p><cite>https://www.youtube.com/watch?v=KBEormBYQTE&amp;t=1s</cite></blockquote>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="～総集編～知事と中国人歌手・叶里が歌う！中国向け愛媛PR動画" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/KBEormBYQTE?start=1&#038;feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>Youtube上では再生回数は伸びていませんが、中国国内のSNSであるWeiboでは1,000万回以上の再生数に到達しています。</p>



<h2>愛媛県知事の会見</h2>



<blockquote class="wp-block-quote"><p>現地の人気歌手、叶里（イエリー）さん、これもたまたま情報収集のために見ていたときに、2年ぐらい前にヒットしている曲をお持ちで、認知度も高い、非常に良い、覚えやすい、日本人にもなじめるような曲なので、これ三つぐらい提示したのですけれど、これが一番いいんじゃないかって言われたので、それを起用させていただくことになりました。</p><p>当初、再生回数の目標を100万回としておりましたが、9月23日の公開後、3日間で360万回再生され、その後も順調に再生回数を伸ばして12月1日の時点で1,000万回を超えるという状況になりました。<br>さらに、この一連のデジタルプロモーションの実績によりまして、12月20日に東京で開催されるウェイボーアワードにおいて、デジタルプロモーションによる実績では、本県が自治体として初めてノミネートされたとの連絡がありました。ウェイボーアワードは例年、日本国内のアーティスト、芸能人、企業、自治体など、ウェイボーで活躍した方や団体が選出され、当日のイベントで表彰されるそうですが、このときに、日中両国のさまざまなメディアやインフルエンサーも招待されているそうで、もし受賞ということになりますと中国へのさらなる情報発信効果に結び付くことが期待できるため、私とみきゃんの出席を予定しております。</p><p>（動画から流入してきたECサイトの売上について）11月からやはり急激に増え始めて、6月から11月の6カ月間で2,000万以上は既に。急速にグーッと上がってきていますね。</p><p>こうした戦略というのは、ともすれば失敗に終わるケースもあります。というのはただ単にやればいいっていう視点で入っていくと、アップはしましたが再生は増えません、実績に結び付きません。それでは、何の意味もないので、もちろん全部が全部当たるわけではありませんけども、十分に結果にこだわって戦略をしっかり立ててやらないと、ただやったことによる行政の満足感、それからなんとなくやっているねというPR感で終わってしまいかねないので、それはもう絶対に避けなければいけないと思いますので、しっかりとした戦略、それから結果に結び付けるという気持ちの強さ、こうしたことを通じて、全部が全部成功するということはあり得ないと思いますけれども、そんな観点を大事にしながら、戦略を進めていきたいなというふうに思っています。<br></p><p>結局、世界中でインターネットが普及しつながってEC市場というのが日常化してきた現代社会においては、営業という観点、経済ビジネスという観点からもしっかりと取り組まなければならないと思っていますので、そこは戦略をしっかりデジタル戦略の中に組み込む中で考えていきたいというふうに思っています。</p></blockquote>



<h2>まとめ</h2>



<p>他自治体では、越境ECのサイトは作ったものの結果につながらないケースが少なくありません。愛媛県は知事自身が動画に出演するなど、トップダウンで海外進出をして、とにかく結果にこだわっています。</p>



<p>今後は中国のみならず、他のアジア各国への意欲も見せています。さらに注目です。</p>


<p><small><br />


地方特産品を越境ECで世界へ！<br> 愛媛県の取り組みをご紹介

<p>2022年12月13日、MicroAd Taiwan Ltd. 、株式会社スカイファスナーと共に台湾向け越境ECにフォーカスしたセミナーを開催しました。</p>
<p>台湾は特に日本企業様が、越境ECをはじめやすい市場です。台湾越境ECのトレンドや広告手法、新しいマーケットプレイスについてお話いたしました。</p>
<p>今回は、そのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド（一部抜粋）を使ってご説明いたします。</p>
<ol>
<li>アフターコロナの台湾ECマーケットと今後の展望</li>
<li>台湾向け越境ECサイト「BANKENYA-万軒屋-」のご紹介、出品方法</li>
<li>台湾自社ECサイト利用No1！LaunchCartのご紹介</li>
</ol>
<h2>1. アフターコロナの台湾ECマーケットと今後の展望</h2>
<p>まず初めに、MicroAd Taiwan Ltd. の森本様より、台湾EC市場についてお話いただきました。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image9-1024x579.jpg" alt="" width="1024" height="579" class="aligncenter size-large wp-image-11365" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image9-1024x579.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image9-300x170.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image9-768x435.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image9-600x339.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image9-1536x869.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image9.jpg 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>台湾は、親日国家として有名で、日本のブランドや商品も多く販売されています。最近では、商品の信頼度を高めるために、台湾企業があえて日本語をパッケージに記載することもあるそうです。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image8-1024x575.jpg" alt="" width="1024" height="575" class="aligncenter size-large wp-image-11366" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image8-1024x575.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image8-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image8-768x431.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image8-600x337.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image8-1536x863.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image8.jpg 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>そんな親日の国、台湾で商品を販売するには以下の３つの方法が考えられます。この中で最も参入障壁が低く、気軽にスタートできるのが越境ECです。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image7-1024x575.jpg" alt="" width="1024" height="575" class="aligncenter size-large wp-image-11367" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image7-1024x575.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image7-300x168.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image7-768x431.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image7-600x337.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image7-1536x862.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image7.jpg 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>台湾での、マーケティングやプロモーションに関してもお話がありました。まず大切なのは、越境EC販売を開始する前に、口コミ分析や他社分析などを行うことです。日本で成功した販売手法でも、台湾では通じないことがあります。マイクロアドを通して、モニターアンケートなどの入念な事前調査を実施できます。それにより、より深い販売戦略を立てることが可能です。</p>
<p>ソーシャルメディアの利用状況に目を向けると、台湾市場ではFacebookとLINEの利用率が高く、検索エンジンはGoogle一強状態です。これらの媒体に、運用型広告を出していく必要がありますが、最近では競合増加のため、費用対効果が低下しています。 </p>
<p>そのため、運用型広告だけでなくブランディングに近いような施策も併せて行う必要があります。ライブコマースやLINE TODAYと言ったニュースサイトへの記事広告掲載、インフルエンサーの活用など様々な施策をマイクロアドでは実施しているそうです。</p>
<h2>2. 台湾向け越境ECサイト「BANKENYA-万軒屋-」のご紹介、出品方法</h2>
<p>続いて株式会社スカイファスナーの下方様より「BANKENYA-万軒屋-」についてお話いただきました。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-1024x640.png" alt="" width="1024" height="640" class="aligncenter size-large wp-image-11368" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-1024x640.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-300x188.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-768x480.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-600x375.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1-1536x960.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>株式会社スカイファスナーは。PChomeの日本正規代理店として設立された会社で、台湾向け越境ECに特化したサービスを提供しています。PChome Groupは、台湾で最大級のECモールを展開しています。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-1024x640.png" alt="" width="1024" height="640" class="aligncenter size-large wp-image-11369" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-1024x640.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-300x188.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-768x480.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-600x375.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1-1536x960.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「BANKENYA-万軒屋-」は、2022年12月12日にスタートした越境ECサイトです。 PChomeと連携しており、台湾ユーザーはすでに所有しているPChomeの会員情報で購入手続きが可能です。PChomeのバナーから「BANKENYA-万軒屋-」にアクセスが可能で、集客力の高さも魅力的です。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image4-1024x640.png" alt="" width="1024" height="640" class="aligncenter size-large wp-image-11370" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image4-1024x640.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-300x188.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-768x480.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-600x375.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-1536x960.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>また、販売に関する販促活動や海外配送、お問い合わせ対応などは全てスカイファスナーが代行してもらえるため、販売事業者も手軽に始められるサービスになっています。</p>
<h2>3.　台湾自社ECサイト利用No1！LaunchCartのご紹介</h2>
<p>最後に、弊社の綛谷より、台湾向け越境ECサービスについてお話いたしました。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner.jpg" alt="" width="960" height="540" class="aligncenter size-full wp-image-11373" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner.jpg 960w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-768x432.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-600x338.jpg 600w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></p>
<p>まずお話したのが、弊社のメインの事業であるLaunchCartです。LaunchCartはアジア向け越境ECに特化したECカートシステムです。アジア向けに越境ECサイトを立ち上げる際、最も選んでいただいております。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-2.jpg" alt="" width="960" height="540" class="aligncenter size-full wp-image-11372" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-2.jpg 960w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-2-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-2-768x432.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-2-600x338.jpg 600w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></p>
<p>LaunchCartには、越境ECに特化した機能が多数備わっております。例えば、台湾ではコンビニ受取がよく使われています。LaunchCartには台湾の国内ECと同様に、コンビニ受取を実装しています。また購入フォームも台湾に最適化されています。台湾人消費者から見て、違和感なく利用してもらえる環境を整えることで、カゴ落ち対策となります。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-1.jpg" alt="" width="960" height="540" class="aligncenter size-full wp-image-11371" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-1.jpg 960w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-1-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-1-768x432.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/2022-12-13-microad-skyfastner-1-600x338.jpg 600w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></p>
<p>また、海外からのお問い合わせや受発注管理などに対応できないといった声を受けて、サイト開設後のご支援にも力を入れております。弊社がこれらを代行するため、現場の負担を増やさずに越境EC販売を開始させることができます。</p>
<p>最後に、越境ECに活用できる補助金についてもお話いたしました。越境EC事業費用の2/3が補助される補助金などがございます。今なら、なるべく初期費用を抑えた形で、台湾越境ECをスタートさせることができます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、台湾越境EC市場についてマーケティングやモール、カートシステムなど様々な観点からお伝えいたしました。今回のセミナーが越境ECを始める後押しになれば幸いです。</p>
<p>セミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。</p>


【越境ECセミナーレポート】円安で加速する台湾越境EC　台湾アフターコロナの最新トレンドと新たな販売手法など、一挙大公開！

<p>2022年12月14日、株式会社ジグザグと共に、座談会形式のセミナーを開催いたしました。</p>
<p>越境EC事業の「はじめの一歩」を踏み出してもらうことを目的として、2022年の越境ECに関するトピックや2023年の展望・動向などをお話しいたしました。</p>
<p>今回は、そのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド（一部抜粋）を使ってご説明いたします。</p>
<ol>
<li>スターフィールド株式会社のご紹介</li>
<li>株式会社ジグザグのご紹介</li>
<li>座談会</li>
</ol>
<h2>スターフィールド株式会社のご紹介</h2>
<p>まず、弊社の橋本より、弊社の事業について簡単にお話いたしました。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image2-1024x497.png" alt="" width="1024" height="497" class="aligncenter size-large wp-image-11358" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image2-1024x497.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-300x146.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-768x373.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-600x291.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2-1536x746.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image2.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
弊社は「世界をもっと身近に」をミッションに、アジア向け自社サイト制作や東南アジア・台湾のNo.1モールであるshopeeへの出店支援を行っております。</p>
<p>今回は「はじめの一歩」がテーマということで、手軽に始められるshopeeを中心にお話いたしました。</p>
<h2>株式会社ジグザグのご紹介</h2>
<p>続いて、株式会社ジグザグの鈴木様より、Worldshoping BIZのサービスについてお話いただきました。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image3-1024x499.png" alt="" width="1024" height="499" class="aligncenter size-large wp-image-11360" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image3-1024x499.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-300x146.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-768x374.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-600x292.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3-1536x748.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image3.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
Worldshoping BIZは、非常に手軽に「はじめの一歩」を踏み出せるサービスです。今ある日本向けのECサイトに、javascriptタグを一行入れるだけで、全世界に向けてEC販売ができるようになります。注文受付から海外配送・カスタマーサポートまで、全てをジグザグにお任せできるので、簡単に越境ECを始められるのが魅力です。</p>
<h2>座談会</h2>
<p>今回のセミナーのメインである座談会パートで、特に盛り上がった内容を抜粋してお伝えします。</p>
<h3>越境ECを始める上で大事なこと</h3>
<p><B>【橋本】</B>まずはやってみること、手を動かすことが大切です。まずは自分たちでやってみる、やってみないことには何も始まらないと思っています。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image4-1024x554.jpg" alt="" width="1024" height="554" class="aligncenter size-large wp-image-11361" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image4-1024x554.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-300x162.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-768x416.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-600x325.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4-1536x831.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image4.jpg 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
弊社は、shopee台湾に自社店舗を持っています。これは4ヶ月前から始めたものですが、すでにレビューは314件と結構好調です。実際スタートしてみると、予想外のものが売れることもあり、やってみないと分からないなと思っています。</p>
<p>また、shopeeを始めると、現地の消費者からチャットでの問い合わせがたくさん来ます。それを通して、海外のお客さんと直接コミュニケーションを取り、自社商品の評判や需要を知ることもできます。</p>
<h3>2022年のグッドニュース</h3>
<p><B>【橋本】</B>Worldshoping BIZのサービスも、日本サービス大賞にて「JETRO理事長賞」を受賞されたり、越境ECに関する本が出版されたりと、越境EC業界全体が日の目を見た一年でしたね。<br />
あとは、円安も越境EC業界にとってはグッドニュースだったと思います。</p>
<p><B>【鈴木様】</B>コロナが落ち着いてきて、旅行需要が復活してきているのもグッドニュースです。以前からタビマエ・タビナカ・タビアトという言葉がありました。タビナカ（旅行中）にたくさん買い物をして、タビアト（旅行後）にECで買い物をしてもらうという考え方です。ただこれまでは、幻想と言っていいほど全然行われてなかった印象があります。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/12/image1-1024x500.png" alt="" width="1024" height="500" class="aligncenter size-large wp-image-11359" srcset="/uploads-archive/lc/2022/12/image1-1024x500.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/12/image1-300x146.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/12/image1-768x375.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/12/image1-600x293.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/12/image1-1536x750.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/12/image1.png 1999w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
ただ、ここ3年間でタビアトを実現させるくらい、ECをちゃんと越境化している事業者が増えてきました。実際コロナの時期、よく売れていたのは、旅行の際によく購入されるような日本らしい商品でした。コロナ前に日本で商品を知ってくれて、ECでも見つけて買い続けてくれたということです。コロナが終わってリアルに戻るのではなく、ECでも買い続けられると思っています。</p>
<h3>2023年の展望について</h3>
<p><B>【橋本】</B>円安傾向が続いて、越境EC全体が盛り上がっていくと思います。それを後押しするように、国からも越境ECに活用できる補助金が出ています。少ない資本で試せるようになってきて、より中小企業もトライしやすくなっていくでしょう。</p>
<p><B>【鈴木様】</B>コロナ流行が終わり、日本への旅行者が増えるのは、2023年の越境ECにも追い風になるのではないかと思います。</p>
<p>一方、近年、国ごとに越境ECに関する独自のルールが作られています。なるべく各国、共通のルールで越境ECができるようになってほしいと思います。各国の法令遵守には気を使っています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>越境EC「はじめの一歩」を踏み出してもらうことを目的として、2022年の越境ECに関するトピックや2023年の展望・動向をお話いたしました。</p>
<p>今回のセミナーが越境ECを始める後押しになれば幸いです。セミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。</p>


【越境ECセミナーレポート】2022年を振り返る越境ECの「今」と「これから」

<p>この記事では、Shopeeで越境ECを始めたい人向けに、やらなければならない設定についてまとめました。</p>
<h2>Payoneerとは</h2>
<p>Shopeeの売上金を受け取るために利用される決済サービスであるPayoneer(ペイオニア)。<br />
複数通貨での支払い受取り、海外の取引先への請求、世界中のマーケットプレイスでの販売、海外との事業経費の支払いなど、低コストで利用できます。</p>
<p>越境ECにおいて簡単に説明すると、<br />
<strong>海外からの売上金を日本円で受け取れる決済サービス</strong>です。</p>
<p>初期設定をしておけば、あとは売上金を受け取るだけというシンプルさが特徴です。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-11238" src="/uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-1024x589.png" alt="" width="1024" height="589" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-1024x589.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-300x173.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-768x442.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-600x345.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-1536x883.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/11/3fa182e097febd9b0e364ebf1a66650a-2048x1178.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>利用されている代表例</h3>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-11237" src="/uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-1024x539.png" alt="" width="1024" height="539" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-1024x539.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-300x158.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-768x404.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-600x316.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-1536x808.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-2048x1078.png 2048w, /uploads-archive/lc/2022/11/649089a8c143ae68f809b1303557425f-1200x630.png 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>登録から入金までの流れ</h3>
<ol>
<li>ECサイトにて購入者が外貨で支払いする<br />
反映まで最短1営業日、受取り手数料は0円</li>
<li>お支払いした外貨で、Payoneerに入金・一元管理される<br />
反映まで最短1営業日、為替手数料は 2%以下</li>
<li>日本国内の銀行から日本円で引き出しできる</li>
</ol>
<h3>〜 ペイオニアについての余談 〜</h3>
<p>以前、ペイオニアの担当者が登壇していたセミナーにて、おっしゃっていたことが印象的でした。</p>
<p>Q. 越境ECにおいてのトラブルは何かありますか？<br />
という質問に対して、<br />
A. あー、うちは全くないですね。売上を受け取るだけですからｱﾊﾊ<br />
と答えていて、トラブルのないサービスで素晴らしいと感動しました。<br />
ペイオニアのシステム面の安定性も特徴の１つかもしれません。</p>
<h2>ShopeeをPayoneerアカウントに連携させる方法</h2>
<p>Shopeeの売上金の受け取りはペイオニアアカウントのみに対応しているため、<br />
ペイオニアアカウントを用意する必要があります。</p>
<p>ペイオニアアカウントの開設は、<a href="https://www.payoneer.com/ja/how-to-register/">こちらから</a></p>
<h3>step. 0 「ペイオニアアカウントを連携するための手順を確認する」</h3>
<p>まずは、どこまで設定できているか確認しましょう！<br />
<img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-11239" src="/uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-1024x715.png" alt="" width="1024" height="715" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-1024x715.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-300x209.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-768x536.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-600x419.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e-1536x1072.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/11/c6b6ed4219652afe6d8ac57bbde56f5e.png 1682w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>A　→　step.1 「メインアカウントの利用申請」へ進む<br />
B　→　step.2 「メインアカウントとマーチャントの連携」へ進む<br />
C　→　step.3「セラーセンターで連携承認を行なう」へ進む</p>
<h3>step.1 「メインアカウントの利用申請」</h3>
<p>メインアカウントの利用申請については、<a href="https://shopee.jp/edu/article/8909">こちらから</a></p>
<h3>step.2 「メインアカウントとマーチャントの連携」</h3>
<p>メインアカウントとマーチャントの連携については、<a href="https://shopee.jp/edu/article/8910">こちらから</a></p>
<h3>step.3「セラーセンターで連携承認を行なう」</h3>
<p>セラーセンターでペイオニアとの連携承認については、<a href="https://shopee.jp/edu/article/8911">こちらから</a></p>
<p>step.1~3の内容を<strong>動画で</strong>知りたい方は、<a href="https://shopee.jp/edu/article/12989">こちらから</a></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、Shopeeの売上金の受け取りに利用する、Payoneerについて簡単にまとめてみました。<br />
Payoneerは、そのほかの越境ECサービスでも活用されているので、<br />
1アカウント持っていると便利かもしれません！</p>

Shopee始めたい人必見！売上が振り込まれるPayoneerとは？Shopeeとの関係と入金フローを解説

Terraform 入門


<h2>はじめに</h2>



<p>政府は今年6月以降、入国者数の上限撤廃、ビザ（査証）の免除、個人旅行の解禁、3回のワクチン接種を条件に出発前72時間以内の陰性証明書の提出義務をなくすなど入国制限措置を次々に緩和しています。</p>



<p>これは日本のインバウンド業界にとっては強力な追い風となっているようです。</p>



<p><a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/9f924da9c02391ff2fcfc26695fe2f2ecbb4c338">日本経済再生の目玉はインバウンド</a><a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/9f924da9c02391ff2fcfc26695fe2f2ecbb4c338" target="_blank" rel="noreferrer noopener">復活</a><a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/9f924da9c02391ff2fcfc26695fe2f2ecbb4c338"> 2030年に年間6000万人目標は不可能ではない（杉村富生）<br></a></p>



<p>インバウンドが劇的に復活していくなか、越境ECはそこにどう関わっていけるだろうかということを考えています。</p>



<p>コロナ前にインバウンドが興隆していたときは、タビマエ、タビナカ、タビアトという３つの区分があり、観光客が帰国したあと（タビアト）に越境ECが存在していました。<br>具体的には、タビマエやタビナカで接点を得た観光客が、帰国後も越境ECで日本の商品を取り寄せることができるというスキームです。</p>



<p>しかしながら、一部の大手小売や百貨店が、中国のこれまた大手モールに旗艦店をもってタビアト施策（越境EC）を行っているという事例がちらほら聞こえてくるだけで、実際のところタビアトとしての越境ECがどうなっているのか、外国人観光客や国内事業者に求められるのか、私にはわかりませんでした。</p>



<p>Google検索で「インバウンド タビアト」と検索しても、検索1ページ目に出てくるのは半分以上がコロナ前に書かれた記事です。しかも事例ではなく、概念を紹介したものです。</p>



<h2>越境EC業界とインバウンド業界は近いようで遠い</h2>



<p>越境ECはインバウンドと対比して「アウトバウンド」と呼ばれることもありますが、この２つの業界は近いようで遠い業界です。</p>



<p>近そうに見えるところとしては、同じく日本企業向けの海外に関わるサービスであること。<br>また、海外向けの広告代理店が、インバウンドと越境ECの両方のサービスを持っていることもあります。<br>加えてなぜか交流会などでも一緒になることが多いです。</p>



<p>しかしながら、越境ECとインバウンドが施策として混ざり合うことは非常にまれです。</p>



<p>「なぜインバウンドと越境ECが混じり合わないのか？ インバウンド業界で越境ECは一緒に提案しないのはなぜか？」を今回インバウンド支援会社数社に質問しました。<br>皆さんご好意で詳しく教えてくれたのですが、興味深かった点としては、口を揃えて「インバウンドと越境ECは、担当部署が違う」と言っていました。</p>



<p><br>インバウンド施策を広告代理店を通して行うことが出来るのは、ある程度の大企業ですが、<br>そのような大企業だとECとインバウンドは扱う部署が違っていて、<br>部署を横断しての連携はほとんどないとのことでした。</p>



<p>また、その傾向は自治体も同様とのこと。</p>



<p>な、なるほど…！！</p>



<h2>タビアトで越境ECが成立する条件とは</h2>



<figure class="wp-block-image"><img alt=""/></figure>



<p>上記の事情は日本企業/自治体固有の問題ですが、<br>そもそもの問題として「旅行から帰ってきたあとに、わざわざECで購入するか？」という点もあります。<br>自分の旅行体験を振り返ったとき、「あ〜先月行った国のお土産品やっぱ買えばよかったなぁ。あ、越境ECで買えるぞ！ポチッ！」とはなかなかならないのではないかと思います。<br>身も蓋もないですが。</p>



<p>すごくネガティブなことばかり言っていますが、やはり越境ECが成立するのは、インバウンドのタビアトでも、そうでなくても「越境ECで買う理由（必然性）があるもの」でしかないと思います。</p>



<p>その意味では、下記の２つの例が考える糸口になるかもしれません。</p>



<p><a href="https://enjoy-japan.jp/column/china-marketing/hainan-island-boom/">海南島の離島免税の新政策で免税品購入が大ブームに！<br></a></p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p>2020年7月1日、中国政府から海南島（海南省）における離島免税の新政策「海南自由貿易港建設総体方案」が発表、施行されました。<br>それまでの政策と比較すると、1人当たりの免税割当額が年間3万元から10万元（約170万円）と大幅に増額され、離島免税商品の種類も酒類などが追加となり38種類から45種類へと増えました。<br>さらに、オンラインでも免税購入が可能で、離島後180日以内なら免税で購入が出来るなどの制度改正が行われました。</p></blockquote>



<p>ECでも免税購入が可能というのは、政府の力技からなる政策次第なので、努力でなんとかできるものではないですが、確かに「越境ECで買う理由（必然性）があるもの」ではあります。</p>



<p></p>



<p><a rel="noreferrer noopener" href="https://business.nikkei.com/atcl/report/15/252376/071700157/?P=3" target="_blank">外国人が買う1万円のイチゴ、その先を考えよ<br>JTB・高橋広行社長に聞く「食と農」の可能性</a></p>



<p>2つ目の例は、ちょっと理想主義的かもしれませんが、<br>日本の農業体験ツアーに参加した旅行者が、帰国後にも越境ECで農産物を購入するというスキームです。</p>



<p>この例も、それぞれわざわざ「越境ECで買う理由（必然性）があるもの」です。<br>このくらいの訴求力がないと、タビアトでの越境ECは厳しいかもしれません。</p>



<p>もうちょっと考えてみたいと思います。</p>

インバウンドが再び盛り上がる中<br>タビアト越境ECの可能性はあるのか

<p>2022年7月26日、アライドアーキテクツ株式会社様と共に、中国向け中古品、越境ECセミナーを開催いたしました。今回は、そのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド（一部抜粋）を使ってご説明いたします。</p>
<ol>
<li>中国で大注目！日本のリユース業界がとるべき効果的なマーケティングとは？</li>
<li>グレートファイアウォールを飛び越えよう！中国向けに販売できるスキームとプランのご紹介</li>
</ol>
<h2>1　中国で大注目！日本のリユース業界がとるべき効果的なマーケティングとは？</h2>
<p>まずはじめに<a href="https://www.aainc.co.jp/" rel="noopener" target="_blank">アライドアーキテクツ株式会社</a>の番匠様より、中国リユース市場の動向やマーケティング手法についてお話いただきました。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/08/image5-1024x560.png" alt="" width="1024" height="560" class="aligncenter size-large wp-image-10924" srcset="/uploads-archive/lc/2022/08/image5-1024x560.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/08/image5-300x164.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/08/image5-768x420.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/08/image5-600x328.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/08/image5-1536x840.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/08/image5.png 1982w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>中国はブランド品の購入額において世界一の市場規模です。一方、2次流通ではまだまだ未成熟の市場ですが、年間約15％の成長が見込まれています。</p>
<p>上のスライド画像にあるように、リセール品の中心購入年齢は24才から36才で、女性が中心であるものの、男性も増えてきていることが分かります。この層を狙って販売戦略を立てることが重要です。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/08/image3-1024x567.png" alt="" width="1024" height="567" class="aligncenter size-large wp-image-10923" srcset="/uploads-archive/lc/2022/08/image3-1024x567.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/08/image3-300x166.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/08/image3-768x425.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/08/image3-600x332.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/08/image3-1536x851.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/08/image3.png 1991w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>具体的なマーケティング戦略についてもお話いただきました。</p>
<p>日本で実店舗がある場合は、インバウンド向けの施策と越境EC向けの施策を組み合わせた戦略を立てます。実店舗に来店された方にWeChatをフォローしてもらい、接点を持てるようにし顧客をためていくことが越境ECで販売する上で重要なポイントです。</p>
<p>実店舗がない場合もKOL（Key Opinion Leader）を通じてWeChatに誘導してコミュニティを作っていくことで、マーケティングを行えます。</p>
<h2>２グレートファイヤーウォールを飛び越えよう！中国向けに販売できるスキームとプランのご紹介</h2>
<p>次に第2部では、当社の綛谷より中国ネット規制への対策やリユース業界向けの越境ECトライアルプランについてお話いたしました。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/08/image2-1024x574.png" alt="" width="1024" height="574" class="aligncenter size-large wp-image-10922" srcset="/uploads-archive/lc/2022/08/image2-1024x574.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/08/image2-300x168.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/08/image2-768x431.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/08/image2-600x336.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/08/image2-1536x861.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/08/image2.png 1940w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>まず、中国ではグレートファイヤーウォールと呼ばれるネット規制が行われています。対策をしていないサイトだと、表示に１分以上かかったり一部表示されなかったりすることがあります。</p>
<p>その解消方法の一つとして、日本で一般的なサービスであっても、中国で検閲対象のサービスは使わないというものがあります。GoogleのサービスやSNSなどは中国で使えるサービスに置き換える必要があります。ECサイトを制作する時はネット規制を前提とした設計が不可欠です。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/08/image1-1024x575.png" alt="" width="1024" height="575" class="aligncenter size-large wp-image-10925" srcset="/uploads-archive/lc/2022/08/image1-1024x575.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/08/image1-300x169.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/08/image1-768x431.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/08/image1-600x337.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/08/image1-1536x863.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/08/image1.png 1928w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>最後に、越境ECにトライしていただけるプランを2つお話いたしました。</p>
<p>どちらもカートと中国向けのプロモーションがセットになっています。</p>
<p>トライアルプランは、本格的なECサイトを作成せずLaunch Cartの決済フォームのみをご利用いただくプランです。WeChatから直接購入フォームに飛ばせる仕組みを構築し、初期費用を抑えながら、すぐに越境ECを始められます。</p>
<p>2つ目は越境ECサイトプランです。LaunchCartで作成したECサイトに検索エンジンやWeChatで集客をし、購入を促します。詳しいプラン内容に関しては、弊社にお問い合わせください。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回のセミナーでは、リユース業界に特化して、マーケティングやネット規制への対策についてお話いたしました。リユース業界は越境EC業界内でも特に熱い分野です。今回のセミナーが越境ECを始める後押しになれば幸いです。</p>
<p>セミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。</p>


【越境ECセミナーレポート】日本のリユース業界限定！3ヶ月で広告費回収する、中国越境EC初チャレンジ戦略

<h2>Firebase Authenticationとは</h2>
<p>「Firebase Authentication」はユーザー認証機能を提供し、ユーザ情報をクラウドで保存してくれる、Google運営のサービスです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>できること</h2>
<p>Firebase Authenticationを利用することで、アプリケーションにユーザー認証機能を独自で実装することなく、ユーザー認証機能を提供できるようになります。</p>
<p>認証方法には、主に以下が用意されています。</p>
<ul>
<li>メールアドレスとパスワードによる認証</li>
<li>主要なプロバイダーアカウントによる認証<br />
（Google / Twitter / Facebook / Github / Apple / Yahoo! / Microsoft 等）</li>
<li>匿名認証</li>
<li>カスタム認証</li>
<li>電話番号認証</li>
</ul>
<h2>認証の仕組み</h2>
<p>アプリへのユーザーのログインを行うには、まずユーザーから認証情報を取得します。認証情報には、ユーザーのメールアドレスとパスワードや、フェデレーション ID プロバイダの OAuth トークンなどがあります。次に、取得した認証情報を Firebase Authentication SDK に渡します。Google のバックエンド サービスによって認証情報が検証され、クライアントにレスポンスが返されます。</p>
<p>ログインが成功すると、ユーザーの基本的なプロフィール情報にアクセスしたり、他の Firebase サービスに保存されているデータへのユーザーのアクセスを制御したりできます。提供された認証トークンを使用して、独自のバックエンド サービスでユーザーの ID を検証することもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>メリット1.</h2>
<h3>ユーザー認証システムを独自で実装しないこと</h3>
<p>ユーザー認証システムを独自で実装する場合、気をつけなければならないことはいくつもあります。</p>
<ul>
<li>パスワードのハッシュ化</li>
<li>ユーザ情報が登録されたDBとのやりとり</li>
<li>レスポンス内容</li>
</ul>
<p>などなど。</p>
<p>やることは沢山あります。実装をする際に思わぬバグを埋め込んでしまうリスクもあります。</p>
<p>これらの処理をFirebase Authenticationにまかせることで多くのメリットが生まれます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>メリット2.</h2>
<h3>今後増え続けるログイン方法やデバイスに対応するための工数削減</h3>
<p dir="ltr">ユーザー認証システムを独自で実装する場合、今後新しいサービスやデバイスが生まれてきた時に、その際に手間をかけてシステム対応を行う必要があります。</p>
<p dir="ltr">Firebase Authenticationを利用することで、そういった面倒な処理を肩代わりしてくれるため、工数の削減にも繋がります。</p>
<h2>メリット3.</h2>
<h3>重要情報をクラウドに預けることによる安全性の向上</h3>
<p dir="ltr">ユーザー認証システムを独自で実装する場合、メールアドレスやパスワードなどの個人情報を保管する必要があり、漏洩させないための対策など大きな責任を負う必要があります。</p>
<p dir="ltr">Googleなど信頼のおける事業者に管理を委ねることで、独自で管理するよりもセキュアな環境を構築することができます。</p>
<h2><span id="i-6">まとめ</span></h2>
<p>今回はFirebase Authenticationの概要とその仕組みについて解説しました。Firebase Authenticationの便利さについて少しでも実感いただけたら幸いです。認証機能を一から実装するのは非常に工数がかかり、さらにセキュリティレベルの担保なども難しいと言えます。そのため、オールインワンで対応が可能なFirebase Authenticationを使いましょう。</p>


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Firebase Authenticationって何？

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署名付きURLでCloud Storage に画像ファイルを直接アップロードする

<h2>待望の越境EC関連書籍！</h2>
<p>越境EC支援をしている世界へボカン株式会社の徳田さんが出版した『はじめての越境EC・海外WEBマーケティング』を読みました。</p>
<p>越境ECを網羅的に記した書籍は、これまでほとんどありませんでした。<br />アメリカAmazon出品や、中国モールからの輸入、海外SEOなど、限定した分野の書籍はいくつかあります。ですが、日本の商品を海外ユーザーに売っていこうとする、狭い意味での越境ECを扱った本は、2017年に出版された佐藤亘さんによる『越境EC＆海外販売攻略ガイドブック』くらいだと思います。</p>
<p>その理由として考えられるのは、①このノウハウこそが支援業者の生命線なので教えたくない ②そもそも越境ECビジネスを網羅的に語れる会社は少ない だと思います。<br />①についてはそのままの意味ですが、②について少し述べますと、越境ECでは市場調査、サイト構築、物流、広告、CS、法令などカバーしなければいけない分野が広く、支援業者1社で全てに精通しているケースは少ないです。実際に弊社もサイト構築に特化した会社でして、それ以外の部分は知識として知っていても実務的な支援をすることはできません。</p>
<p>その意味で、①②をクリアして出版したセカボカさんには敬意を払うべきでしょう。<br />日本の越境EC市場全体を盛り上げたいという想いを感じました。</p>
<p>なお、若干”ヨイショ”し過ぎました記事になってしまいましたが、アフィリエイトではありません笑。<br />越境ECを検討される方は、支援事業者と商談をする前に、この本を手にとって概要を把握しておくのが良いと、純粋に思います。</p>
<h2>自分の業務にも取り入れたいと思った点</h2>
<p>ここからは個人的に参考になった部分です。<br />弊社は越境ECのカートシステム開発をしている会社でして、「アジア向け自社越境ECサイト構築」に支援を特化した会社です。<br />ですが、越境EC事業を検討している方とお話する中で、「システムの機能的なことを説明されても仕方ない」と言われることも多々あります。もっと踏み込むと、そのような方が聞きたいのは、要約すると「うちの商品はどこの国に売れそうか」「どうやったら売れるのか」ということになります。</p>
<p>もっともな意見だと思います。</p>
<p>この本を読みながら感じたのは、システム開発会社だとしても、越境ECをやろうとしている方と同じ目線に立ち「どのように越境EC事業を立ち上げるのがベストか」と考え、ノウハウを示すことだと感じました。具体的な広告や物流の支援は、世界へボカンさんのような広告専門の会社や、ECMS，DHLのような物流専門の会社とタッグを組んで一緒に取り組む必要があります。ですが、初回の商談で、弊社がもっとクライアントの課題や情報を整理して、成功の道筋を示していく必要はあるでしょう。<br />もちろんある程度は今でも行っていますが、もっと強化する必要があると感じました。</p>
<p>特に、この本の第一章の市場調査や現状分析は、具体的に海外のモールを調査して類似商品/競合商品の販売数を調べる方法や、検索ワードのボリュームなどを調べる方法が書かれています。<br />どれも簡単かつ、無料で行える施策ばかりです。<br />ですが、このような内容を事前に調査しているクライアントは皆無に近いです。<br />弊社が初回商談前にこの程度は調べるべきだなと思いました。</p>
<p>また、本の中程で紹介されている、「取り組みパターン」というのも参考になりました。</p>
<ol>
<li>自社サイトでコツコツ信頼を積み重ねるパターン</li>
<li>海外モールのみで売上を最大化するパターン</li>
<li>海外モールと自社ECサイトで売上を最大化するパターン</li>
<li>日本観光時に接点を持ち、帰国後に越境ECサイトを利用してもらうパターン</li>
<li>海外の実店舗からECサイトへ引き上げるパターン</li>
</ol>
<p>上記のようなパターンを提示して、それぞれのメリット・デメリットを記していました。</p>
<p>自社ECサイト構築サービスを提供している弊社の立場だと、どうしても「1.自社サイトでコツコツ信頼を積み重ねるパターン」や「3.海外モールと自社ECサイトで売上を最大化するパターン」をオススメしてしまいがちでしたが、顧客の立場だと、「2.海外モールのみで売上を最大化するパターン」も同じく検討したいはずです。</p>
<p>多少綺麗事になっていしまいますが、弊社もより幅広い提案をしていかなければならないと感じました。</p>
<p>個人的にも色々と気付きがある本でした。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="はじめての越境EC・海外Webマーケティング" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=kpd&#038;ref_=k4w_oembed_hS8599icyFgQc9&#038;asin=4866214058&#038;tag=kpembed-20"></iframe></p>


『はじめての越境EC・海外Webマーケティング』を読みました

<p>2022年6月23日、ECプラットフォームを運営する<a href="http://www.future-shop.jp/" target="_blank" rel="noopener">株式会社フューチャーショップ様</a>にお招きいただき、<a href="https://sipartners.co.jp/" target="_blank" rel="noopener">株式会社 SIパートナーズ様</a>、<a href="https://beecruise.co.jp/" target="_blank" rel="noopener">BeeCruise 株式会社様</a>と共に越境ECセミナーに登壇させていただきました。</p>
<p>今回は、そのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド（一部抜粋）を使ってご説明いたします。</p>
<ol>
<li>購入サポートサービスを活用して、自社ECサイトで最速で越境進出！<br />
〜導入企業様に海外販売の感触をお伺いします〜</li>
<li>東南アジアの越境EC市場のトレンド。大手モール LAZADA/ShopeeやSNS事情。<br />
〜運営・物流・決済・マーケティングまでワンストップでの活用事例〜</li>
<li>自社サイトで「アジア越境EC」といえばLaunchCart！<br />
〜国内向け自社ECとは一味違う、海外向けの特徴、注意ポイントをご紹介〜</li>
</ol>
<h2>１．購入サポートサービスを活用して、自社ECサイトで最速で越境進出！〜導入企業様に海外販売の感触をお伺いします〜</h2>
<p>第一部では、まずBeeCruise 株式会社の山口様より、Buyee Connectについてご説明いただきました。</p>
<p>Buyee Connectは、国内向けのECサイトを越境化するサービスです。自社ECサイトにBuyee Connectのタグを埋め込むことで、海外からの注文が可能になります。Buyee がその注文を元に国内ECで海外ユーザーの代わりに購入・発送をすることで、海外の注文者に商品が届くという仕組みです。<br />
<img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836-1024x769.png" alt="" width="1024" height="769" class="aligncenter size-large wp-image-10810" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836-1024x769.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836-300x225.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836-768x577.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836-600x451.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/07/image2-e1656647879836.png 1452w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
Buyee Connectを導入されている秀和株式会社の松井様へのインタビューも行われました。秀和株式会社は、がま口を特徴としたバックやポーチなどの商品を販売している企業です。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-10811 size-large" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-1024x587.png" alt="" width="1024" height="587" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-1024x587.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-300x172.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-768x441.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-600x344.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205-1536x881.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/07/image3-e1656640956205.png 1909w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>プロモーションは、SNSを中心に行われており、国ごとによく利用されるSNSが異なるので、使い分けを意識されているとのことでした。またBuyee Connectで商品が売れた後のフローや、カスタマーサポートも全てBuyeeが対応されるということで、国内ECの感覚で海外販売を始められた、とお話されていました。</p>
<h2>２東南アジアの越境EC市場のトレンド。大手モール LAZADA/ShopeeやSNS事情。〜運営・物流・決済・マーケティングまでワンストップでの活用事例〜</h2>
<p>第二部ではSIパートナーズの重信様より、東南アジアのモールやSNSについてお話していただきました。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-10812 size-full" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image4-e1656641167184.png" alt="" width="896" height="500" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image4-e1656641167184.png 896w, /uploads-archive/lc/2022/07/image4-e1656641167184-300x167.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image4-e1656641167184-768x429.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image4-e1656641167184-600x335.png 600w" sizes="(max-width: 896px) 100vw, 896px" /></p>
<p>東南アジアのECモールを4つご紹介いただきました。日本から販売ができる東南アジアの越境ECプラットフォームとして、LazadaとShopeeがあります。越境での販売はできないものの、ベトナムではTiki、インドネシアではtokopediaというモールが人気です。</p>
<p>Shopeeの特徴として20代の利用者を中心に比較的安価な商品が好まれることが挙げられます。また1つのアカウントで複数カテゴリの販売も可能だそうです。</p>
<p>Lazadaの特徴は、30代以上の購買力のあるホワイトカラー層に利用者が多いことです。Shopeeと違い、1アカウントで１カテゴリの販売が推奨されています。例えば、化粧品と日用品を販売したい場合、別々のアカウントを作成する必要があります。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-10813 size-large" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-1024x575.png" alt="" width="1024" height="575" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-1024x575.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-300x168.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-768x431.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-600x337.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301-1536x863.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/07/image5-e1656641200301.png 1950w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>続いて、モール出品の際の、商品登録や商品ページ作成のコツについてもお話いただきました。機械翻訳に頼るのではなく、自然な現地の言葉に翻訳することがまずは重要だそうです。また、東南アジアの場合、バナーや商品ページは賑やかな物が好まれます。日本以上に割引や送料無料などといったお得な情報が注目されるので、そういった施策を駆使した販売が大切だそうです。</p>
<h2>３自社サイトで「アジア越境EC」といえばLaunchCart！<br />
〜国内向け自社ECとは一味違う、海外向けの特徴、注意ポイントをご紹介〜</h2>
<p>第三部では弊社、スターフィールド株式会社の綛谷より、越境ECでのローカライズのポイントや自社サイトとECモールの併用についてお話いたしました。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-10814 size-large" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-1024x499.png" alt="" width="1024" height="499" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-1024x499.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-300x146.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-768x374.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-600x292.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843-1536x749.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/07/image6-e1656641266843.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>海外向けのローカライズ対応は難しいと思われる方が多いですが、工夫する点が少し違うだけなので、ポイントを抑えれば考え方は国内ECと同様です。</p>
<p>例えばカゴ落ち対策では、ユーザーが購入しやすいフォームにするという点では、国内ECと考え方は同じです。ただ国によって自然な購入フローが、多少異なることに注意が必要です。</p>
<p>台湾では郵便番号を覚えている人が少ないため、郵便番号が自動的に出力されるフォームだとCVが上がります。また、国ごとの決済文化やルールに則り、決済の出し分けや注意書きを表示することも大切です。</p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-1024x587.png" alt="" width="1024" height="587" class="aligncenter size-large wp-image-10815" srcset="/uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-1024x587.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-300x172.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-768x440.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-600x344.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342-1536x881.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/07/image7-e1656647920342.png 1740w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>次に、自社サイトとECモールの併用についてもお話いたしました。ECモールにも自社サイトにもそれぞれメリットがあります。どちらか一方だけでなく、両方を活用することで、相乗効果で売り上げを伸ばしていくことができます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>手軽に始められる越境EC、海外モール出展、本格的な自社サイト、ということでとても情報量の多いセミナーでした。弊社としても、たくさん学ばせていただきました。</p>
<p>セミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。</p>


【越境ECセミナーレポート】小さくはじめて大きく育てるアジア向け越境EC戦略最新事情

<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-17787" src="/uploads-archive/2022/06/og-image.png" alt="" width="1200" height="515" srcset="/uploads-archive/2022/06/og-image.png 1200w, /uploads-archive/2022/06/og-image-300x129.png 300w, /uploads-archive/2022/06/og-image-1024x439.png 1024w, /uploads-archive/2022/06/og-image-768x330.png 768w, /uploads-archive/2022/06/og-image-228x98.png 228w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></p>
<p><strong>ユニオン</strong>は、スキーマフィールドが複数のオブジェクトタイプの1つを返すことを可能にする抽象的なGraphQLタイプです。</p>
<h2 id="union-type" class="chakra-heading css-14trtg5"><strong>Union Type</strong></h2>
<p class="chakra-text css-0">Union型を定義するときは、どのオブジェクト型がユニオンに含まれるかを宣言します。</p>
<p><code>union Media = Book | Movie</code></p>
<p>フィールドには、戻りタイプとしてユニオン（またはそのユニオンのリスト）を含めることができます。この場合、ユニオンに含まれている任意のオブジェクトタイプを返すことができます。</p>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">type</span> <span class="token class-name">Query</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token attr-name">  allMedia</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token punctuation">[</span><span class="token class-name">Media</span><span class="token punctuation">]</span> <span class="token comment"># This list can include both Book and Movie objects</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">}</span></code></div>
<div></div>
</div>
</div>
<div>ユニオンに含まれている型は、オブジェクト型である必要があります（スカラー、入力型などではありません）。含まれるタイプは、フィールドを共有する必要はありませ<em>ん。</em></div>
<div>
<h3 id="example" class="chakra-heading css-bvta0k">Example</h3>
<p class="chakra-text css-0">次のスキーマは、 SearchResultはAuthorまたはBookいずれかを返すことができるUnion型を定義します。</p>
<div class="css-12z26hb">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">union</span> <span class="token class-name">SearchResult</span> <span class="token operator">=</span> <span class="token property">Book</span> <span class="token operator">|</span> <span class="token property">Author</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="css-svw0nt" aria-hidden="true"></div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">type</span> <span class="token class-name">Book</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
<div class="css-0"><code><span class="token attr-name">  title</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token scalar">String</span><span class="token operator">!</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">}</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">type</span> <span class="token class-name">Author</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token attr-name">  name</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token scalar">String</span><span class="token operator">!</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">}</span></code></div>
<div></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">type</span> <span class="token class-name">Query</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-12z26hb">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token attr-name">  search</span><span class="token punctuation">(</span><span class="token attr-name">contains</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token scalar">String</span><span class="token punctuation">)</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token punctuation">[</span><span class="token class-name">SearchResult</span><span class="token operator">!</span><span class="token punctuation">]</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">}</span></code></div>
</div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div>ユニオンを使用すると、Query.searchでAuthorとBook両方を含むリストを返すことができます。</div>
</div>
<div></div>
<div>
<h2 id="union-type" class="chakra-heading css-14trtg5"><strong>Query a Union</strong></h2>
<p>上記のスキーマの有効なクエリは次のとおりです。</p>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token keyword">query</span> <span class="token definition-query function">GetSearchResults</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token property-query">  search</span><span class="token punctuation">(</span><span class="token attr-name">contains</span><span class="token punctuation">:</span> <span class="token string">"Shakespeare"</span><span class="token punctuation">)</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token property">    __typename</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token operator">    ...</span> <span class="token keyword">on</span> <span class="token class-name">Book</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token property">      title</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">     }</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token operator">     ...</span> <span class="token keyword">on</span> <span class="token class-name">Author</span> <span class="token punctuation">{</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token property">       name</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">     }</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">  }</span></code></div>
</div>
</div>
<div class="css-j7glh4">
<div class="token-line css-0">
<div class="css-0"><code><span class="token punctuation">}</span></code></div>
</div>
</div>
<h2 id="union-type" class="chakra-heading css-14trtg5"><strong>Resolve a Union</strong></h2>
<p>ユニオンを完全に解決するには、Apolloサーバーはユニオンの<em>どの</em>タイプが返されるかを指定する必要があります。これを実現する<code class="css-zabwdd">__resolveType</code>には、リゾルバーマップでユニオンの関数を定義します。</p>
<div>
<div><code><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;">const resolvers = {</span></code></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>    SearchResult: {</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>      __resolveType(obj, context, info){</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>        if(obj.name){</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>          return'Author';</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>        }</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>        if(obj.title){</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>          return'Book';</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>        }</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>       return null; // エラー</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>    },</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>},</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>Query: {</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  search: () =&gt; { ... }</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  },</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>};</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>const server = new ApolloServer({</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  typeDefs,</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  resolvers,</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  csrfPrevention:true,</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  cache:'bounded',</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>});</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>server.listen().then(({ url }) =&gt; {</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>  console.log(<code>&#x1f680; Server ready at ${url}</code>)</code></span></div>
<div><span style="font-family: arial, helvetica, sans-serif;"><code>});</code></span></div>
</div>
<div class="css-8v2aaa">
<p>&nbsp;</p>
<p class="chakra-text css-0"><em>関数が有効な型の名前ではない</em><code class="css-zabwdd">__resolveType</code>値を返す場合、関連する操作はGraphQLエラーを生成します。</p>
</div>
</div>


og-image-1024x439 (1).png

Graphql &#8211; ユニオン型の書き方

<h3>はじめに</h3>
<p>別記事にてありましたがpugやsassが時代遅れとなってきた今、これから伸びて行くライブラリである「React」を実践に取り込んでいくために学ばないといけないと感じ、いくつかある書籍の中でこちらを選びました。</p>
<h3>「React」の習得に苦戦する理由は「JavaScript」への理解不足</h3>
<p>これは著者の方が前書きにて述べているのですがReactを学ぶ上でまずはJavascriptへの理解、学習順序を知っていないと挫折しやすいということでした。<br />
私もJavascriptがとても苦手で果たして挫折せず続けて学んでいけるのか最初は不安でした。<br />
結論、挫折せず続けていられています。</p>
<p>Reactの本ということですが、1章〜３章まではモダンJavascriptの歴史や記述方法などの基本的なことを段階的に知ることによってそれぞれがどのような働きをもっているのかということを理解しながら進めていくことが出来ます。<br />
この時点でwebサイトや他の本とは違い、ゴールに至るまでの過程を１つずつ手を動かしながら頭で理解しやすいと感じました。</p>
<h3>Reactの基礎を学ぶ</h3>
<p>ここまできてようやく４章からReactに入り始めます。<br />
Reactの基本であるJSX記述のルールから入り、コンポーネント、スタイルの扱い方、props、stateを順序立てて進めていけるように工程まで細かく記述されています。<br />
その為、全く触ったことがなかったにも関わらず実際に本の順序通り進めていくことで苦手意識もなく内容を学ぶことが出来ます。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-10748" src="/uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636-1024x414.png" alt="" width="1024" height="414" srcset="/uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636-1024x414.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636-300x121.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636-768x311.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636-600x243.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/06/7aa953cccf157c7557493a6e6fff0636.png 1490w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>CSSを絡めたReact</h3>
<p>CSSの適用方法はたくさんあり、一般的な「Inline Styles」から「CSS Modules」「Styled JSX」「styled components」「Emotion」最近よく他の方の記事でもみる「Tailwind CSS」等の各記述方法が詳しく記述されていました。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-10749" src="/uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-1024x392.png" alt="" width="1024" height="392" srcset="/uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-1024x392.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-300x115.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-768x294.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-600x230.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed-1536x588.png 1536w, /uploads-archive/lc/2022/06/687c33dc62271d706a7df951e49b44ed.png 1692w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-10750" src="/uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3-1024x115.png" alt="" width="1024" height="115" srcset="/uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3-1024x115.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3-300x34.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3-768x86.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3-600x67.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/06/eb476f4fb849998f1945f74eb41e91b3.png 1055w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>再レンダリングの仕組みと最適化</h3>
<p>再レンダリングが起きる条件<br />
・Stateが更新されたコンポーネント<br />
・Propsが更新されたコンポーネント<br />
・再レンダリングされたコンポーネント配下のコンポーネント<br />
階層としてイメージすると上の階層にあるコンポーネントが再レンダリングされた時はそれ以下のコンポーネントも同じように際レンダリングされます。<br />
しかし、これらが大きいものになると毎回無駄な際レンダリングによってパフォーマンスの低下に繋がってしまいます。</p>
<p>そこでコンポーネントのメモ化（カッコで囲む）をすることで親のコンポーネントが再レンダリングしても子のコンポーネントの再レンダリングを防ぐことが可能です。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-10751" src="/uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61-1024x459.png" alt="" width="1024" height="459" srcset="/uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61-1024x459.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61-300x134.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61-768x344.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61-600x269.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/06/30336e0a445cdcc4023bf454f3afdd61.png 1402w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-large wp-image-10752" src="/uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46-1024x460.png" alt="" width="1024" height="460" srcset="/uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46-1024x460.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46-300x135.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46-768x345.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46-600x270.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/06/8fa19cb3650708f4d12c64c0ca311e46.png 1233w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>まとめ</h3>
<p>まだもう少し本の内容的には続きがありますがここまでこの本を使ってきて、１つ１つの工程やそれらの意味をしっかりと理解することで苦手と感じていたものもそうではなく感じるようになってくることから、何事も基礎の部分を丁寧に理解していくことの重要性を感じました。JavascriptやReactに限らず、苦手と思っていた分野に向き合うためには初心に戻ってみるということも必要だと思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>【書籍紹介】</h4>
<p>モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書 (最新ReactHooks対応) (Informatics&amp;IDEA)</p>
<p><iframe loading="lazy" title="モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書 (最新ReactHooks対応) (Informatics&amp;IDEA)" type="text/html" width="500" height="550" frameborder="0" allowfullscreen style="max-width:100%" src="https://read.amazon.com.au/kp/card?preview=inline&#038;linkCode=kpd&#038;ref_=k4w_oembed_TWIT67ppMweYc5&#038;asin=481561072X&#038;tag=kpembed-20"></iframe></p>


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