STERFIELD

2019/06/12

Adobe XDがコンポーネントに対応!アトミックデザインが便利に!!

Adobe XDがコンポーネントに対応!アトミックデザインが便利に!!

以前スターフィールドのブログでAdobe XDではアトミックデザインによるデザインに問題があるという記事を書きました。

それは、以前のXDでは部品の取り扱いを「シンボル」という汎用性を持たせにくい仕組みにより行う必要があったためです。

以前のXDのシンボルによる編集

アトミックデザインによるデザインを積極的に行いたかった私は、それを理由にしばらくXDを離れ、Figmaを使っていました。Figmaは1.コンポーネントによる柔軟なデザインが可能 2.基本フリーで使える3.デザインの共有が閲覧だけでなく編集もリアルタイムで簡単にできる という優れたWEBアプリですが、基本オンラインでの作業に限定されるため、ネットワークが不安定なときに作業ができなかったり、仮にサービスが終わってしまった場合にデータが見れなくなってしまう不安がありました。

その点、XDはオフラインでの作業も可能で、ファイル共有しやすく、Adobe製品なのでそう簡単にはサービスが終わることはないだろうという安心感があり、XDでコンポーネントが使えたらなと思うこともありました。

そんな中、XDに5月末のアップデートでコンポーネントが導入されました!

早速新しい案件では半年以上ぶりにXDを使ってみましたが、オフラインでも問題なく動作し、ファイルが見れなくなる心配が少ないというのは、とても安心感があります。ノンデザイナーの方ともデータを共有しやすいのもいいです。

また、プレビューでスクロール時の固定設定ができるようになるなど、半年前から多くの便利な機能が追加されているのも、嬉しく思いました。

コンポーネント差し替え時に大きさが自動調整されなかったり、FigmaやSketchのようにプルダウンで差し替えできないところは残念でしたが、今後のアップデートに期待したいです。

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著者近影

NINOMIYA

Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。

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