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越境放浪記!日本に送付可能な海外お菓子サブスクボックスを探して

越境放浪記!日本に送付可能な海外お菓子サブスクボックスを探して<!--hashimoto-->

はじめに

越境EC業界で注目されているお菓子のサブスクボックスですが、
自分でも実際に購入してみようと思い、海外のサイトを色々見ていました。

sweets subscription box europe で検索すると、海外のまとめサイトのようなものがたくさん出てきます。

ヨーロッパ発のサブスクボックスだけでも、
こんな感じで欧州各国の特色をもったボックスの情報がたくさん出てきます。

毎月国が変わる”SNACCRATE”

今回選んだサイトはこちら。
どこか1カ国のお菓子が毎月届くのではなく、毎月異なる国のお菓子が届きます。

Discover snacks you’ve never heard of from places you’ve always dreamed of.

というキャッチコピーがいいですね!
特にコロナで旅行や移動が自由にできない昨今の事情にマッチしています。

いざ購入しようとすると、まずAppleIDでのログインを促されます。
続いて、こんな画面が。
好みの国を聞かれます。

続いて、味の好みを質問されます。
甘いのが好きか、しょっぱいのが好きか。甘いのとしょっぱいのとのMIXという選択肢もありますね!

最後にはこの大きさを選択できます。
小さい箱で5,6個、中くらいので10−12個、大きいので18−20個のお菓子が入っているようです。

次に進もうとすると、「あ、そういえば冒険したら喉も乾きますよね?」という感じで飲料の追加オプションがポップアップででてきます。
ポップに、シレッと、ポップアップでアップセルしてくるのは上手いですね。思わす、YEA!を選んでしまいそうになりますが、今回はやめておきました。

次の画面で出てきたのがこちら。
「あなたの回答に基づいたオススメはパキスタンです」とあります。
ここは正直よくわからず、???です。
ですがあまり深く考えず、パキスタンも好きなのでそのまま進みます。

このサイトでは、snacking adventureという言葉を多用していますが、
このような商品選択の画面遷移自体もadventureのようで心弾みます。

ECにおいて、画面遷移は少なくしたほうがいいと一般的に言われています。
それは遷移のたびに離脱率が上がるからですが、遷移がたくさんあることが逆に楽しさに繋がっているところがすごいです。

一瞬で消えるので画面をキャプチャできていないのですが、
新しい画面に切り替わるときに、ちょっとした小ネタが表示されます。
たとえば、生年月日を入力したあとで表示されるのは、

「犬なら◯歳ですね!」の一言。

楽しいです。

住所を入力しようとしたら…

さて、商品選択も終わり、ついでにサイトを褒めちぎったところで、いよいよ購入フォームです。
商品選択画面とは異なり、この購入フォームは1画面で収めていてこのあたりも流石です。

ところが…

「あれ、、、住所選択で日本を選べない??」

プルダウンで選択できる住所が明らかにアメリカの州だけでした。

まさかと思い、配送ポリシーを確認すると…

ヘイメーン!
アメリカをはじめ、英語圏の上記数カ国にしか送れないようです。マイガッ!
逆に言うと、アメリカ以外でも数カ国には発送できるということは、問題は海外配送ではなく、言語の壁かもしれません。英語以外でカスタマーサポートができないという理由でしょうか…?

これでは、snacking adventureはできません…。

そして放浪の旅は続く…

もともと購入した様子をブログ記事にしようと思っていたので、画面キャプチャを取りながら購入を進めていました。最後に日本への配送ができないことが判明しましたが、勿体ないのでこのまま投稿します。

実は、このサイト以外にも海外発のお菓子のサブスクサービスを調べたのですが、軒並み日本への発送はしていないですね。アメリカのみとか、欧州内のみとか。。

悔しいので、海外から日本に送ってもらえるお菓子のサブスクボックスを見つけるまで、私のsnacking adventureは続きます。

Author Profile

著者近影

HASHIMOTOHIROKI

1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。

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