STERFIELD

2016/09/06

中国越境ECアプリ「豌豆公主」とは

中国越境ECアプリ「豌豆公主」とは

DHCが豌豆公主(ワンドウ)を使って中国で越境ECを始めるというニュースが出ていた。

http://ascii.jp/elem/000/001/223/1223439/

中国越境ECアプリといえば、昨年時点だと豌豆公主と2強な雰囲気であったと個人的には思っているが、最近はbolomeの方が有名な気がする。

今後は豌豆公主も巻き返してきそうな感じがしてきたので、今一度豌豆公主について調べてみた。

豌豆公主は中国女性の富裕層をターゲットにしており、日本の化粧品や美容品を主に販売している。

企業との独占販売契約を推し進めているようで、独占販売している商品については在庫を持って販売しているようだ。それ以外の商品については注文ごとに日本企業が豌豆公主の日本国内倉庫に個別納品するという仕組みで、この場合の費用は初期・月額は無料で、売れた時に20%+決済手数料3%のみだという。
独占契約は花畑牧場など10社以上と締結している。

bolomeとの違いは、多数のブランド、商品を個別に丁寧に説明していることで、ライフスタイルの提案から行っていることのようだ。

日本の雑誌と商品レビューを連携して直接購入できることも特徴とのこと。

 

個人的には利用することができないのでなんとも言えないが、アプリを触ってみる感じでは、bolomeはライブ中継など派手さというか勢いがある感じがあるが、豌豆公主はしっかりとブランドと提携して着実に売上を伸ばしてくれそうな印象を受ける。

 

 

 

売上としては、bolomeのサービスインからわずか2ヶ月目でに2億円、6ヶ月で10億円という勢いには届いていない感じがするが、続々と日本の大手企業と提携を進めているようで、今後注目していきたい。

 

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スターフィールド編集部

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