STERFIELD

Shopifyのパートナープログラムを徹底解剖

Shopifyのパートナープログラムを徹底解剖

カナダのインスタントECサイト構築ツールとして、世界一のシェアを誇るShopifyは、最も先進的なパートナープログラムも兼ね備えています。

今回はそのShopifyのパートナープログラムを解剖していきたいと思います。

簡単オンライン登録

Shopify_Partner_Program_-_Create___Sell_Ecommerce_Apps___Themes

https://www.shopify.com/partners

パートナープログラム用の画面は別に用意されています。

Shopify_Partners_—_Create_a_Shopify_Partner_account

フォームの登録でオンラインで完結します。

Payments_-_Shopify_Partners

すぐにパートナー専用の管理画面が発行されます。

このあたりの流れは非常に見習うものがあります。

充実のツール

Free_web_design_tools_—_online_tools_for_freelance_web_designers

https://www.shopify.com/partners/tools

  • UIキット(sketch)
  • 独自タグのチートシート
  • Framework
  • CSVフォーマット
  • プレゼン資料(keynote&powepoint)
  • パートナー用ロゴ
  • スケジュールテンプレート(numbers&excell)
  • デザインヒアリングシート

ツールの充実ぶりに驚きです。

左から順に意訳しています。

自社サイトにロゴを掲載して、プレゼン資料を活用して、スケジュール提示して、受注をしたら、デザインヒアリングシートで方向性を決めて、UIキットでカンプを作成して、デザイン決まったら、Frameworkからチートシート見ながらコーディングして、CSVフォーマットで商品登録してと案件に必要な一連のツールが全部揃っている印象です。

紹介料

https://help.shopify.com/partners/getting-started/how-to-earn

紹介は、登録フォームで入力したPARTNER HANDLEのURL経由で登録した場合に成立します。

今回の場合、以下のURL経由で登録をして頂くと私からの紹介という扱いになります。紹介コードのようなものですが、お客様に手入力させることなく、パラメータで完結させているあたりはオンラインを意識してのことなのでしょう。

https://www.shopify.com/?ref=sterfield

Shopify利用ユーザーの紹介

各プランの20%+第三者のペイメントのトランザクションフィーの20%

※Shopify Paymentの場合、そもそもトランザクションフィーが0のため、紹介料には含まれません。

ShopifyPlus利用ユーザーの紹介

各プランの10%

1年以内に4クライアント紹介したら、5クライアント目から20%

※ShopifyPlusは大規模サイト向けで都度見積りのため、詳細の金額は提示されていません。

Shopify App Storeでの販売

Shopifyと連携させるアプリケーション(プラグイン)を販売した金額の80%

Shopify Theme Storeでの販売

Shopifyで適用出来るテーマを販売した額でユーザーへのサポートまで行う場合70%。サポートをShopifyが行う場合50%

紹介料の受取

https://help.shopify.com/partners/getting-started/getting-paid

15日と月末締めの隔週で$25を超えたら5営業日後に登録のPaypalアカウントへ支払われます。

パートナー管理画面

Themes_-_Shopify_Partners

ここで再びパートナー管理画面に戻ります。

特徴として各アカウントにパートナーマネージャがつくことでしょうか。

  • 支払い情報
  • 紹介者情報
  • デモサイト
  • ストアアカウントの紐付け
  • 販売アプリの登録
  • 販売テーマの登録
  • 設定
  • ライブチャット
  • パートナー向け情報ブログへのリンク
  • パートナーマネージャーへのメールリンク

といった情報が並びます。

デモサイトも管理画面で作れる

Development_stores_-_Shopify_Partners

よく代理店さんや検討ステータスのお客様に依頼をされるのがデモサイト。これも管理画面で発行することが可能です。

既存アカウントも共同編集が可能

Request_store_account_-_Shopify_Partners

これも画期的ですね。

既存アカウントへ共同編集をリクエストすることでアカウントオーナーが許可をすればそのストアへの編集権限が与えられます。見る限り紹介者としての紐付けへの言及はないようなので、あくまでも編集権限といったところでしょう。製作会社を変える場合など、煩わしい手続きをすることなく管理画面からのリクエストで完了します。

まとめ

世界で最も進んだECサイト構築サービスとして今後もウォッチしていきます。

しかしながら、パートナーへの情報提供が膨大でイベントやWebセミナーなども完備させつつ手続き自体はほぼオンラインで完結が出来ながらも、パートナーマネージャを配置して最終的なフォローを行える体制を取っているこのバランスが素晴らしいですね。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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