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広告効果測定(マーケティングプラットフォーム)ツールの導入

広告効果測定(マーケティングプラットフォーム)ツールの導入

最近お客様のご指定で導入した広告向けのツールの勉強を兼ねて、調査したことをシェアします。

ツール名は控えて一般名称として「マーケティングプラットフォームツール」ということで進めさせて頂きます。

導入の狙い

そもそも、なぜこのようなマーケティングプラットフォームが存在するのか?

Webマーケティングの代表として、Google Adwords、Yahoo スポンサードサーチといったリスティング広告を筆頭に、国内企業が様々な広告サービス、アフィリエイトサービスがあり、GDN、YDNと呼ばれるバナーを掲示するディスプレイネットワーク広告もあります。

これらが、それぞれ個別の管理画面、成果手法を持っているため、ますます多様化、複雑化するマーケティングを一元管理するためのツールがマーケティングプラットフォームツールです。

今回、我々も個別広告ツールがそれぞれ持っている成果地点とクライアント様が持っているデータ地点を統一したいという理由で導入を致しました。

導入後の効果

まず、導入の狙いであったデータの統一は図れました。

更に一元管理をすることによるメリットとして、様々な媒体に広告を出稿している場合、ユーザーさんは複数回広告に接触(クリック)していることがあります。これらが、単独の広告管理画面では当然、自社の広告しか分かりえませんが、広告を一元管理をしていれば、どこでどの広告に接触したかということが全てわかるため、最後に申込みまで至った広告(ゴールを決めた広告)とそれまでに接触していた広告(アシストをした広告)というところまでの分析が可能です。

具体的には初回の広告接触から申込みに至るまでの時間や回数といったことが分かり、冒頭の画像にもある通り、広告にもそれぞれ役割やレイヤーがあり、抽象的ですが、ゴールを決めるための広告、認知やアシストをするための広告があります。

副産物としては、広告に複数回接触した後に、申込みに至るとそれぞれの広告に対して成果としてカウントしまう単独では不可避な事象も一元管理することで防ぐことが出来ます。

ECマーケティングの重要指標おさらい

・インプレッション

広告の表示(回数)のこと。Yahoo!リスティング広告は検索連動型広告であるため、広告が表示されただけでは、広告料金は発生しない。

・CPC

Cost Per Click。1クリックあたりの広告料金のこと。キーワードにより異なる。一般的には検索数が多く、競合する広告主も多いキーワードほどCPCは高くなり、逆の場合は低くなる傾向がある。

・CPA

Cost Per Acquisition。獲得単価のことで、リスティング広告のCPAは、「コスト÷コンバージョン数」で求める。

・CTR

Click Through Rate。「クリック率」と呼ばれ、リスティング広告では、広告の表示回数に対する獲得クリックの割合を表す。表示回数1000回の広告が、50回クリックされた場合は、クリック率は5%。

・CVR

Conversion Rate。Webサイトへの訪問者数のうち、会員登録や購買などにつながった件数の割合。リスティング広告の場合は、「コンバージョン数÷クリック数」で計算する。

 

・リピート率

単独のコンバージョンではなく、もう一度購買までに戻ってくる率。リピートの期間は商品によって様々。

・LTV

Life Time Value。顧客生涯価値。「購買1回あたりの平均収益(客単価×粗利率)」×「平均年間購買頻度」×「平均購買年数」

まとめ

更に突き詰めるためにやっていきます。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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