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SEOを考慮したHTMLコーディングの復習

SEOを考慮したHTMLコーディングの復習

今回は、SEO対策の方法について、復習することにしました。

 

ちょうど今月(2012月10月)、Googleのウェブマスター向けガイドラインが更新されたようですので、

そちらから、HTMLコーディングに関する主なものをまとめてみました。

あからさまなスパム行為は省略しました。

 

 

基本

1. サイトの構造はわかりやすく。

2. 主要ページへのリンクを記載したサイトマップを用意する。

  サイトマップ内のリンクが非常に多い場合は複数ページに分ける。

3. ユーザーが検索するときに入力する可能性と高いキーワードをサイトに含める。

4. 重要な名前、コンテンツ、リンクは、画像の代わりにテキストを使用。

  画像を使用する必要がある場合は、alt属性を使用して、説明テキストを組み込む。

5. 無効なリンクを防ぐ。HTMLが正しいか確認する。

 

 

避けるべきことと、対策

1. JavaScriptを使って、外部ページにリダイレクト(サイトにアクセスしたユーザーを、リクエストされたURLとは別のURLに移動させること)すること。

対策→ 新サイトへの移動などの場合は、301リダイレクトを使用する。

 

2. 隠しテキストと隠しリンクの利用

・白の背景で白のテキストを使用する

・テキストを画像の背後に置く

・CSSを使用して、テキストを画面外に配置する

・フォントサイズを0に設定する。

・小さな1文字のみをリンクにして、リンクを隠す


画像やJavaScript、動画の使用で、テキストをおく必要がある場合の対策方法と注意点


画像

 ・alt属性を使用して、わかりやすい説明テキストを記述する。
   (例:<img src=”puppy.jpg” alt=”持ってこいをするダルメシアンの子犬”>)

 ・画像近くに、わかりやすいキャプションや説明テキストを配置する(可能な限り画像の近くに置くと効果的)

 ・ファイル名を、画像の題材がわかるようなものにする

 ・alt属性にキーワードを多用しない

   (スパムとみなされる場合がある。例:<img src=”puppy.jpg” alt=”子犬 犬の赤ちゃん 小さな子犬 レトリーバー ラブラドール ウルフハウンド セッター ポインター ジャックラッセル テリヤ ドッグ フード ドッグフード 安い 子犬の餌”/>)

 ・重要なテキストは画像に埋め込まない


JavaScript

 ・JavaScript内と同じコンテンツを<noscript>タグ内に記述する

   (<noscript>タグ内の内容は、JavaScript内のコンテンツと完全に同様にする)

 

動画

 ・動画の説明テキストをHTML内に記述する

 

3. 誘導ページの利用

(誘導ページ:特定のフレーズに対して、検索結果の上位に表示して、ユーザーを特定のサイトやページに誘導する目的で設置された、特定のキーワードやフレーズ用に作成された、テンプレートを使用した品質の低いページの集まり)

対策→ ユーザーの利便性を考慮した、質の高いページを設置する

 

 

画像の配置やJavaScriptなどで、デザインの都合上、対策が難しい場合もありますが、

改めて、これらのことを頭に入れてデザインをすることで、

利便性の高い、SEOも考慮されたサイト作りに役立てたいです。

Author Profile

著者近影

NINOMIYA

Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。

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