9月27日に経済産業省がEC市場調査結果を発表したのでまとめ。

2012年EC市場規模
http://www.meti.go.jp/press/2013/09/20130927007/20130927007.html

国内EC

・2012年のBtoC市場規模は9.5兆円(前年比 112.5%)
・EC化率は3.1%(前年比 +0.35)
・物販では「1位：総合小売業1兆8910億円」(前年比 106.1%)「2位：自動車・パーツ、家具・家庭用品・電気製品小売業の1兆4260億円」(前年比 114.4%)「3位：食品小売業」の6050億円(前年比 113.7%)

越境EC

・日本人が米国及び中国からECで購入した額は155億円(前年比 106.9%)
・米国人が日本及び中国からECで購入した額は757億円(前年比 70.4%)
・中国人が日本及び米国からECで購入した額は2,868億円(前年比 123%)

・2020年は、日本人が米国及び中国からECで購入した額は427億円
・2020年は、米国人が日本及び中国からECで購入した額は1,732億円
・2020年は、中国人が日本及び米国からECで購入した額は21,022億円

・日本の越境EC利用率は17.6%
・中国の越境EC利用率は57.3%
・米国の越境EC利用率は44.7%

・米国が日本から越境ECで購入しているものは
「書籍、雑誌(電 子書籍のダウンロードは含まない)(29.7%)」「衣類、アクセサリー(23.6%)」「音楽、 映像のソフト(CD、DVD など)(コンテンツのダウンロードは含まない) (21.4%)
・中国が日本から越境ECで購入しているものは
「衣類、アクセサリー(29.6%)」「書籍、雑誌(電子書籍のダウンロードは含まない)(29.4%)」「医薬、化粧品(24.9%)」

また、矢野経済研究所から2013年のスマホECの市場規模予想が10月22日発表された。
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001167

2012年に8,450億円だった市場規模が、2013年には159.4%の1兆3,469億円になると予想されている。
スマホEC利用者比率が最も高いのは
「1位：女性20代」(74.0%)「2位：女性10代」(55.0％)「男性30代」「女性30代」(50.0％)
とのこと。