## 事業概要
台湾・東南アジア最大級のECモール、Shopee（ショッピー）。オレンジ色にSマークのロゴを見た事のある、越境EC事業者様や、越境ECをご検討中の方も多いと思います。今回は、Shopeeの強みや特徴、さらにはShopeeで販売する時の効果的な施策について、Shopee Japan株式会社、日本越境チーム代表の村松様にお話をお伺いしました。

## 台湾・東南アジアで最大級のECモールShopee
### Shopeeのサービスの概要や特徴について教えてください。

Shopeeは、親会社であるSeaグループの3本の軸である事業の1つのサービスで、オンラインショッピングの事業を行っている会社です。ちなみに、残りの2つはファイナンス事業とゲーム事業で、特にSeaグループがゲーム事業から始まったこともあり、社全体としてモバイルに強い企業、という特徴があります。

Shopeeは、台湾・東南アジアで最大級のECモールとして展開させていただいており、現地では、日本の楽天やAmazonのような、日常的に使っていただいているECプラットフォームです。アジア圏では、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムに展開していて、もう1つ中南米では、ブラジルでも展開中です。

### 日本は販売だけができますが、他にも日本のような越境販売に特化した国はあるのですか？

日本のように、越境販売をしている国は、中国と韓国の2マーケットです。実は、中国・韓国は日本よりも先輩で、最初は東南アジアに華僑の方が多いという事で中国からの越境が始まりました。その後、韓国、日本、と越境販売が拡大してきたところです。

同じ越境販売とはいえど、それぞれ中国・韓国・日本と売れ筋の商品も異なっています。中国のセラーさんは、低単価な商品を取り扱っている事が多いです。物量も多いので、少ないマージンでもビジネスが成り立っている所が、中国のすごいところですね。一方、韓国はビューティー系とK-POPのグッズ系のカテゴリの商品がメインです。日本の場合は、最初はビューティー系や食品系が多かったのですが、徐々にカテゴリを広げて需要が伸びています。特に、アウトドア系、ベビー系、ペット系の商品の人気が高まっているのが特徴的です。やはり、日本の安心感だったり、衛生的なイメージがあるのだと思います。子供やペットのために、少しお金を払ってでも安心感を買いたい、という層の方にうまくハマっていると感じますね。

 ![](/uploads/shopee_muramatsu2_8034685505.JPG) 

## 「海外配送」や「偽物対策」に取り組む
### Shopeeと他のECモールの違いについて教えてください。

まずは、台湾と東南アジアで最大級のECモールという事で、何が最大かというと「ユーザー数」のことです。そのため、日本のセラーさんが台湾・東南アジアに販売する際に、最も大きなオーディエンスにアプローチできる、という点が一番の強みとして挙げられます。

そして、我々のサポート体制も整っている点も特徴的だと思います。日本のメンバーが、日々セラーさんのトラブルシューティングや、売上向上のサポートを行っています。日本の越境販売でいうと、他社様と比べても、大差ないどころか、少し優位な部分もあるのではないかなと思います。

また、物流面も力を入れている部分です。もともと、フィリピンなど日本郵便で送っても、全て「郵便局止め」。つまり、バイヤーさんが郵便局まで取りに行かないといけなかったりしていました。マレーシアも同様、East MalaysiaとWest Malaysiaで状況が大きく異なり、正しく商品が配達されないこともありました。現在、しっかりとバイヤーさんまで商品をお届けするために、Shopeeの物流サービスである、Shopee Logistic Service（SLS）を順次導入しています。SLSを使っていただければ、商品がDoor to Doorで届けられるだけでなく、商品がどのような状態にあるのか、何が原因で届いていないのかが分かるんです。例えば、1回行ったけど不在だった、2回行ったけど不在で戻ってきてしまった、など。届かなかった際の補償も力を入れているので、セラーさんやバイヤーさんにとっても、安心してご利用いただける様な仕組みづくりをしています。

### Shopeeのバイヤー目線でShopeeの強みは違いがありますか？

今、Shopeeが一番力を入れているのは、「顧客体験の向上」です。東南アジアで物販をしていると、「偽物」が日々向き合っている課題の1つでして、たまに日本のブランドさんからも「この商品、うちの商品じゃないよ」なんて、ご指摘いただいてしまう事もあります。そのため、Shopeeでは、システムや社員が自分の目で偽物かどうかチェックして、バイヤーに品質保証や本物保証を提供できるように力を入れています。Shopeeもバイヤーに対する最高ショッピング体験の提供を重視しており、色々な大型セールやキャンペーンとShopee Liveなどのエンターテインメントでバイヤーに最も良いバリューを与えています。

## オンラインが当たり前の東南アジア、今後はもっとモバイルを使った工夫を

### やはりコロナ前と後では東南アジアのEC市場は変わりましたか？

Shopeeとしても、コロナ期間中に様々なリサーチをして、オンラインで物を買うのが当たり前になってきたなぁという感じがしています。また、2023年にも改めてシンガポールでリサーチをしたのですが、3人のうち2人がデイリールーティーンのように、オンラインで買い物をしているそうです。

あとですね、やっぱり東南アジアって若い人口、20代30代が非常に多いので、デジタルトランスフォーメーションなんて言葉すら存在しないんですよ。当たり前にデジタルで、固定電話を知らずにスマホを使ったりしているので。なので、オンラインでお買い物をする抵抗も、日本の方に比べて少ないのではないかなと思います。

なので、ライブストリーミングとか、ゲーミフィケーション（ゲームを通じたお買い物体験）など、モバイルを使った様々な工夫を、Shopeeとしても新たに取り組んでいかなければならないと考えています。

## 年間でのスケジュール計画、積極的なコミュニケーションが成功の鍵

### Shopeeで成功する秘訣を教えていただけますか？

11.11や6.18など、Shopeeでは様々なキャンペーンを行っていますが、東南アジアの攻略には、年間のスケジューリングが非常に大切だな、と日々痛感しています。そのため、セラーさんには、在庫確保やバウチャーセッティングをなるべくタイムリーにお伝えするようにしています。セラーさんによっては、「じゃあキャンペーンシーズンだけ頑張れば良いんですか」などのお声もいただいてしまうのですが、やはりキャンペーンシーズン以外でいかに認知を高めるか、フォロワーを増やすか、そしてキャンペーン時に売上を伸ばすかというのが戦略になってくると思います。上手にやられているセラーさんは成功していますし、一度成功するとだいたいどのキャンペーンでも売上を伸ばしています。


### 全てのキャンペーンに参加するのは良くないのでしょうか？

強弱は絶対付けた方が良いですね。それがショップのブランディングに繋がってくるので。キャンペーンばかり頑張ってしまうと、それがブランドイメージになってしまって、キャンペーン以外は全く訪問されなくなってしまう事もあります。一方、キャンペーンや平常時で上手にブランディングができると、洋服だったらここで買おう、トレーディングカードだったら、この店が取り扱っているかもしれない、とショップのイメージを持っている人が多いので、そういったイメージを持ってもらう事を目指すと良いかもしれないですね。

 ![](/uploads/shopee_muramatsu3_da35af331d.JPG) 

### 逆に、成功しづらい企業の特徴はありますか？

なかなか成功が難しいショップは、①マーケティング活動と②ユーザーとのコミュニケーションが不足しているかな、と思います。
①マーケティングに関しては、新規のショップさんで、とりあえず商品の品質や日本での認知度だけで勝負されると、なかなかトラフィックが入りません。なので、少額でも良いのでマーケティングへの投資をした方が良いと思います。

もう1つ、②ユーザーとのコミュニケーションというのは、主にチャット機能の使い方の工夫です。リピート購入を促すためには、チャット機能が有効で、上手く使われている企業様だと、購入後に「サイズは大丈夫でしたか？」とフォローしながら次の購入に促すなど、丁寧なコミュニケーションをされています。このようなショップさんは、リピート率も高く、キャンペーンでも一定数売れるといった実績を残されています。台湾東南アジアのローカルセラーも、チャット機能を使って、かなりマメにコミュニケーションを取っているので、日本セラーの皆さんにも活用いただきたいです。

また、Preffered Seller（プリファードセラー）になったら、チャットを一斉送信できる機能が使えるようになるので、新商品やキャンペーンのお知らせをすることができます。ユーザーの満足度や安心感を上げるために、Shopeeでは Preferred Seller（プリファードセラー）やMall Seller（モールセラー）を機能面で優遇したりしているので、ぜひ目指していただきたいです。

### Mall Sellerと Preferred Sellerについてもう少し詳しく教えていただけますか？

ブランドホルダー様はMall Seller、その他一般のセラー様は　Preferred Sellerというランクが、一定条件を満たされると付与されます。（※Mall Sellerは申請が必要）
モールセラーのショップは、通常のオレンジとは異なる赤色の見た目の売り場で、Preferred Sellerは各商品に「Preferred」のマークが付いているため、一目で区別がつきます。
Mall Seller はバイヤーに品質保証や本物保証の強化するために認定し、バイヤーが安心にお好みブランド商品を購入できる体験を提供しております。
Preferred Sellerは丁寧なカスタマー対応や迅速な配送などの良いサービスを提供できたセラーの認識です。
その他にも、Mall Seller・Preferred Sellerだけが使えるShopeeの販促機能もあったり、オーガニック検索でも上位に表示されやすくなったりする、というメリットがあります。
これらのセラーランクを獲得すると、ユーザーの信頼や安心感もグッと上がるので、実際にショップのパフォーマンスが変わったという事例もあります。

Shopeeの優先販売者プログラム「Preferred Seller」とは:https://shopee.jp/column/preferredseller/

Shopee Education Hub　モールセラーとは：https://shopee.jp/edu/article/8635


## 「越境ECを簡単に！」

### 弊社との今後の取り組みについてや、期待することについて教えてください。

我々も、人員が増えてきてはいるものの限られている中で、日本の事業者様にShopeeをご紹介いただく、という部分も、スターフィールド様のようなパートナー様に頼らせていただいています。ぜひ一緒に台湾東南アジア向けの越境ビジネスを一緒に盛り上げて行きたいと思っています。

今後は連携を強化して、最新の動向やデータなどもご提供しつつ、セラーさんにより良い越境販売ができる環境を一緒にご提供していきたいですね。


### Shopee Japanの今後の目標は何ですか？

「越境ECを簡単にしたい」というのが、私たちの究極のミッションです。セラーさんと消費者、それぞれもメリットがある世界を越境ECをつかって作っていきたいというのが私たちの目指していく方法方向です。特に今は、プロセスの簡素化と、決済や品質の部分での安心感を強化していかないといけないと思っています。そのためには、テクノロジーを上手く活用していかないといけないので、本社の連携やAIの活用などにもチャレンジしていきたいです。

越境ECが簡単になればなるほど、越境ECでの取扱金額も増えていくと思うので、今はShopee Japanのメンバーが補っている部分もいずれはシステム化し、より良いサービスをご提供できたらなと思っています。

Shopeeでアカウント開設は[こちら](https://form.jotform.com/213291435830452?onboardingSource=Sterfield)から

Shopee出店販売サービスについては[こちら](https://sterfield.co.jp/lp-shopee/)をご覧ください


shopee_muramatsu.JPG

Shopee Japan株式会社様


<h2>はじめに</h2>



<p>（公財）埼玉県産業振興公社は、シンガポールと台湾のECモール「shopee」に埼玉県内の物産品を集めた特設店舗「Saitama Japan Premium Shop」を開設しています。</p>



<p>（公財）埼玉県産業振興公社が、海外に販売したい県内の中小企業を募集し、支援業者と連携し、店舗開設・運営を行っています。販売期間は今年2月末までの5か月間限定です。</p>



<p>今回は、この店舗の特徴や売れ筋商品などについてまとめました。</p>



<h2>Saitama Japan Premium Shopシンガポールについて</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="699" src="/uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-1024x699.jpg" alt="" class="wp-image-11462" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-1024x699.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-300x205.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-768x524.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-600x410.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2-1536x1049.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2023/01/e6c30e42898c2b04125d498f2ebd492e-2.jpg 1974w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><a href="https://shopee.sg/saitama.premium.sg" data-type="URL" data-id="https://shopee.sg/saitama.premium.sg">https://shopee.sg/saitama.premium.sg</a></figcaption></figure>



<p>まずは、シンガポールの店舗から見てみましょう。</p>



<p>トップページには埼玉県の紹介が英語で記載されています。After taking this time to enjoy Saitama from your own home、 please come visit Saitama in person in the future!との記載もあり、インバウンドにつなげる目的があることが分かりますね。</p>



<p>ではどんな商品が購入されているのでしょうか。shopeeではTopSalesでソートしたり過去30日の売上数や累計の売上数を見ることで、人気商品を調べることができます。</p>



<p>この店舗では「小松菜うどん」「日本風（japanese tasete）野菜スープ」「海苔」が人気のようです。</p>



<div class="wp-block-columns">
<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="318" height="514" src="/uploads-archive/lc/2023/01/5a17630f0790d89845aa132427f6b924-2.png" alt="" class="wp-image-11464" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/5a17630f0790d89845aa132427f6b924-2.png 318w, /uploads-archive/lc/2023/01/5a17630f0790d89845aa132427f6b924-2-186x300.png 186w" sizes="(max-width: 318px) 100vw, 318px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="324" height="520" src="/uploads-archive/lc/2023/01/fc39007d855c10ed0bc9d6034b5d56c6-2.png" alt="" class="wp-image-11465" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/fc39007d855c10ed0bc9d6034b5d56c6-2.png 324w, /uploads-archive/lc/2023/01/fc39007d855c10ed0bc9d6034b5d56c6-2-187x300.png 187w" sizes="(max-width: 324px) 100vw, 324px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="324" height="520" src="/uploads-archive/lc/2023/01/2b70dd7ab460f02ae73688155f8593b0-2.png" alt="" class="wp-image-11466" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/2b70dd7ab460f02ae73688155f8593b0-2.png 324w, /uploads-archive/lc/2023/01/2b70dd7ab460f02ae73688155f8593b0-2-187x300.png 187w" sizes="(max-width: 324px) 100vw, 324px" /></figure>
</div>
</div>



<p>とはいえシンガポールの店舗では、食品が人気であることがわかります。日本の店舗から購入する必然性が高い商品が売れるというのが越境ECのセオリーです。どうしても日本製の商品は、価格の面で現地や中国の商品に負けてしまうことが多いです。一方、うどんや海苔は日本製であることが強みになる商材であり、現地のものより多少価格が高くても購入してもらえる傾向にあります。</p>



<h2>Saitama Japan Premium Shop台湾について</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="562" src="/uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-1024x562.jpg" alt="" class="wp-image-11463" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-1024x562.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-300x165.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-768x421.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-600x329.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-1536x842.jpg 1536w, /uploads-archive/lc/2023/01/9f3b6a26fc63926bf1cd597c6791bddd-2-2048x1123.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><a href="https://shopee.tw/saitama.premium.tw" data-type="URL" data-id="https://shopee.tw/saitama.premium.tw">https://shopee.tw/saitama.premium.tw</a></figcaption></figure>



<p>台湾の店舗もシンガポールの店舗と同様のバナーや説明文を翻訳して使い、トップページを構成しています。販売している商品も基本的に同じです。</p>



<p>では台湾ではどのような商品が人気なのでしょうか。</p>



<p>売れていたのは、「蕎麦粉」「ようかん」「和服生地」「招き猫」でした。「日本らしいもの」が人気という傾向は変わらないようです。</p>



<div class="wp-block-columns">
<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="378" height="590" src="/uploads-archive/lc/2023/01/7c862dcd181fb143b139a4714181f04e-4.png" alt="" class="wp-image-11467" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/7c862dcd181fb143b139a4714181f04e-4.png 378w, /uploads-archive/lc/2023/01/7c862dcd181fb143b139a4714181f04e-4-192x300.png 192w" sizes="(max-width: 378px) 100vw, 378px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="380" height="598" src="/uploads-archive/lc/2023/01/4a65a10b9ef10e51cc6fcbd13d0297a9-2.png" alt="" class="wp-image-11468" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/4a65a10b9ef10e51cc6fcbd13d0297a9-2.png 380w, /uploads-archive/lc/2023/01/4a65a10b9ef10e51cc6fcbd13d0297a9-2-191x300.png 191w" sizes="(max-width: 380px) 100vw, 380px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="360" height="586" src="/uploads-archive/lc/2023/01/fa0abf490ae4309a4991cab75725f8b8-4.png" alt="" class="wp-image-11469" srcset="/uploads-archive/lc/2023/01/fa0abf490ae4309a4991cab75725f8b8-4.png 360w, /uploads-archive/lc/2023/01/fa0abf490ae4309a4991cab75725f8b8-4-184x300.png 184w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /></figure>
</div>
</div>



<h2>まとめ</h2>



<p>認知のない海外市場で販売していくのは簡単なことではありません。だからとといって、海外の大きな市場を逃してしまうのはもったいないです。</p>



<p>こういった自治体主導で海外で越境販売するチャンスを生かして、販売したい商材が海外で受け入れられるかテストマーケティングをするのも良いでしょう。</p>


<p><small><br />
《参考・画像出典》<br />
https://shopee.sg/saitama.premium.sg<br />
https://shopee.tw/saitama.premium.tw<br />
</small></p>

d8fce6b3e2cf59ad44ec50f4f92bb31d.jpg

地方特産品を越境ECで世界へ！埼玉県の取り組みをご紹介

<h2>はじめに</h2>
<p>以前アジア最大のECモール「Shopee」におけるSDGsの取り組みについて取り上げましたが、今回は国を絞り、シンガポールのSDGsについて紹介します。<br />
世界一のスマートシティー、アジア随一のエコ先進国などと言われるシンガポールですが、購買活動に対してどのような意識を持っているのでしょうか？<br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_shopee_sdgs/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2022/11/the-humble-co-cADflhZzgyo-unsplash-300x300.jpg" alt="欧米だけじゃないアジアECモールもSDGs商品に注目！"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">欧米だけじゃないアジアECモールもSDGs商品に注目！</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">マレーシア</p>
          <p class="lcLink__date">2022.11.22</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>
<h2>価格割増でもSDGs商品を選ぶ！</h2>
<p>まずはシンガポールの買い物客が消費活動においてどれほど環境に配慮しているか、数字で見てみましょう。<br />
「<a href="https://www.bain.com/insights/unpacking-asia-pacific-consumers-new-love-affair-with-sustainability/" rel="noopener" target="_blank">Unpacking Asia-Pacific Consumers’ New Love Affair with Sustainability</a>（※）」という調査によると、なんと約85%の消費者が環境に優しい製品を購入するために、より多くの金額を支払う意向を示したといいます。そして全体の約3割が将来的には、より持続可能な製品を購入するためにもっとお金を使うだろうと回答したそうです。また、買い物客のほぼ半数が、過去2年間で持続可能な商品を購入していることもわかりました。</p>
<p>購入の基準として、消費者の約半数が「健康上のメリット」を上位に挙げている一方で、10%は製品を購入する際に「環境および社会的利益」を求めて購入するということも明らかになりました。</p>
<p>2021年、シンガポール政府は2030年までに達成すべき「グリーンプラン（環境目標）」を発表するなど、世界的に見ても高水準のコミットメントを果たしています。その方針は市民にも共有されているのか、積極的に持続可能な社会の実現に向けて持続可能性への取り組みを実施する際、誰がその取り組みを主導するべきかという問いに対しては、35%の人は政府が持続可能性への取り組みを主導しなければならないとしています。しかしその一方で、買い物客の27%は、ブランドが気候危機に対する対策の実施を主導する必要があると回答しており、購買活動において企業責任を重視する人の多さも伺えます。</p>
<p>※2022年1月に、シンガポール、オーストラリア、日本、韓国、タイ、マレーシア、ベトナム、中国、インド、インドネシア、フィリピンの 16,824 人の消費者を対象に行われた調査</p>
<h2>約6割が再利用不可製品を懸念</h2>
<p>（ECだけでなく購買活動全体においてですが、）シンガポール市民の約6割は買い物する際に、その製品がリサイクルできるかどうかを気にしているという結果も出ています。<br />
なお、この懸念はシンガポールに限らず、世界中の回答者の57.8% もリサイクルできない製品を最大の懸念事項として挙げています。<br />
また、2番目の懸念事項としては、製品を生産するための天然資源の枯渇が挙げられています（シンガポール：59.1%、 世界：56.7%)。目の前にある製品だけでなく、素材やそれが生まれるまでの行程においての環境負荷も考える傾向があると言えます。</p>
<p>さらに見ていくと、個人が行うサスティナブルな行動としてトップに上がったのは「新しいものを買うのを控える（65%）」、2位が「中古品を買ったり売ったりする（32％）」です。<br />
つまり、新製品の購入に対してのハードルが上がり、中古品のニーズが高まっているわけです。そしてその製品やメーカーのSDGsへの取り組みが、前者のハードルを越えるための強みとなりうるでしょう。<br />
&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>飲食店やレジャー・ホテル、食品生産・加工、交通といった様々な企業や組織が、政府の方針の下、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいるシンガポール。SDGsだけでなく、ESGの関心度の高さも世界のトップレベルだそうです。<br />
シンガポール向けのECを展開するのであれば、この視点でのモノづくりやプロモーションは避けて通れないと言えるでしょう。</p>
<p>逆にいえば、この厳しいシンガポールの購買者に受け入れられるものであれば、他のエコ推進国にも広げやすいかもしれません。</p>
<p><small><br />
《参考・画像出典》<br />
<a href="https://sbr.com.sg/retail/in-focus/nearly-9-in-10-shoppers-are-willing-pay-more-sustainable-products" target="_blank" rel="noopener">https://sbr.com.sg/retail/in-focus/nearly-9-in-10-shoppers-are-willing-pay-more-sustainable-products</a><br />
<a href="https://sbr.com.sg/retail/in-focus/here-are-top-sustainable-shopping-practices-observed-singaporeans">https://sbr.com.sg/retail/in-focus/here-are-top-sustainable-shopping-practices-observed-singaporeans</a><br />
</small></p>

wallace-heng-eaXY2-7fj-8-unsplash.jpg

購入者の約9割がSDGsを意識⁉シンガポールの買い物事情


<h2>はじめに</h2>



<p>まだ見ぬ海外のEC関連事業を少しずつ調べてご紹介しています。</p>



<p>カート会社はいくつか紹介させて頂きましたが、今回から方向性を変えて、コマースの支援会社にスポットを当てたいと思います。</p>



<p>ということで、今回はシンガポール発のEC支援会社「<a rel="noopener" href="https://en.haravan.com/" target="_blank">Synagie</a>」を紹介します。</p>



<h2>「Synagie」社について</h2>



<p>海外企業ではLinkedinの情報がホームページよりも網羅されているケースが多く今回もLinkedinのページと合わせて読み取らせて頂きます。</p>



<p><a href="https://www.linkedin.com/company/synagie/">https://www.linkedin.com/company/synagie/</a></p>



<p>創業は、2014年シンガポールにて、現在はアジア7カ国とスペインに合わせて8ヶ国に拠点があり従業員は400人超でシンガポールの証券取引所に2018年に上場している上場企業です。</p>



<h2>Synagieの実績</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="868" height="392" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-14.png" alt="" class="wp-image-11218" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-14.png 868w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-14-300x135.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-14-768x347.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-14-600x271.png 600w" sizes="(max-width: 868px) 100vw, 868px" /></figure>



<p>筆者自身もLazadaのパートナーページからSynagie社を知ったのですが、最高のパートナーランク3つ星をシンガポール、フィリピン、ベトナムの３カ国で獲得しており、支援するブランドは600を超えるとのこと。支援ブランドの実績が掲載されており、いくつかの抜粋ですが、日本でもお馴染みのメーカーさんのロゴが並んでいます。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="854" height="731" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-15.png" alt="" class="wp-image-11219" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-15.png 854w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-15-300x257.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-15-768x657.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-15-600x514.png 600w" sizes="(max-width: 854px) 100vw, 854px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="856" height="535" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-16.png" alt="" class="wp-image-11220" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-16.png 856w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-16-300x188.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-16-768x480.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-16-600x375.png 600w" sizes="(max-width: 856px) 100vw, 856px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="856" height="565" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-17.png" alt="" class="wp-image-11221" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-17.png 856w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-17-300x198.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-17-768x507.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-17-600x396.png 600w" sizes="(max-width: 856px) 100vw, 856px" /></figure>



<h2>Synagieの事業領域</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" width="989" height="852" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-13.png" alt="" class="wp-image-11216" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-13.png 989w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-13-300x258.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-13-768x662.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-13-600x517.png 600w" sizes="(max-width: 989px) 100vw, 989px" /></figure>



<ul><li>Customer Business Development (CBD)</li><li>Channel Development &amp; Management (CDM)</li><li>Marketing &amp; Creative Services (MCS)</li><li>Customer Engagement Solutions (CES)</li><li>Supply Chain Operations (SCO)</li><li>Business Analytics Solutions (BAS)</li></ul>



<p>上述の6つのソリューションを掲げております。全て3文字の略称に出来るようなネーミングにしているようです。</p>



<p>いわゆるコマースにおける支援領域を全方位的に手がけておられるようです。</p>



<p>サービスごとの価格表記などはなく、お申し込みフォームからの問い合わせがベースになっていました。</p>



<h3>Linkedinでは・・・</h3>



<p>ecommerce、ecommerce solutions、fulfillment、warehousing &amp; logistics、digital marketing、multiple channel selling、inventory &amp; order management、SAAS、content management、supply chain management、ecommerce services provider、online-to-offline、FMCG、last mile、end-to-end solutions、digital marketplace、e-enabler、rich content creation、cross-border selling、offline-to-online、O2O、B2B、B2C</p>



<p>と記されており、専門領域としては、上記の単語が分かりやすいと思います。</p>



<h2>WE LOVE COMMERCE</h2>



<p>EC業界に携わるものにとって、これ以上はないビジョンではないでしょうか。</p>



<p>数あるEC支援会社の紹介を始める最初の一社目に選んだ理由がこの強烈なビジョンが目に飛び込んできたからです。</p>



<p>その解説がこちら。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" width="1024" height="419" src="/uploads-archive/lc/2022/11/image-12-1024x419.png" alt="" class="wp-image-11184" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/image-12-1024x419.png 1024w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-12-300x123.png 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-12-768x315.png 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-12-600x246.png 600w, /uploads-archive/lc/2022/11/image-12.png 1260w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h2>まとめ</h2>



<p>東南アジアへの現地モール展開では3つ星も獲得されており、実績も豊富で、有力な支援会社さんでした。</p>



<p>ぜひ参考にしてみてください。</p>

About-Us-Synagie.png

海外EC支援企業を独自解説！シンガポール発Synagie

<h2>はじめに</h2>
<p>今年（2022年）の夏に日本へ進出してきた、シンガポール発の後払い決済サービス「Atome」をご存じでしょうか？</p>
<p>今後、越境ECでも活用できるかも（？）という期待があり、ここでご紹介します。</p>
<h2>Atomeとは</h2>
<p>Atomeは、アジア10ヵ国で展開されている後払い決済サービスです。</p>
<p>Atome :　<a href="https://www.atome.co.jp/">https://www.atome.co.jp/</a></p>
<p>展開している国：</p>
<ul>
<li>シンガポール</li>
<li>香港</li>
<li>マレーシア</li>
<li>ベトナム</li>
<li>インドネシア</li>
<li>タイ</li>
<li>フィリピン</li>
<li>台湾</li>
<li>中国本土</li>
<li>日本</li>
</ul>
<p>2022年3月に日本へ進出し、日本の決済代行会社、ソフトバンクペイメントサービス社やデジタルガレージ社などが「Atome」の提供を開始しています。</p>
<p>Atomeは、全世界で10,000以上の加盟店ブランドが導入していて、約3,000万のユーザーが利用しています。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-11148" src="/uploads-archive/lc/2022/11/AtomeBrands.jpg" alt="" width="1000" height="562" srcset="/uploads-archive/lc/2022/11/AtomeBrands.jpg 1000w, /uploads-archive/lc/2022/11/AtomeBrands-300x169.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2022/11/AtomeBrands-768x432.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2022/11/AtomeBrands-600x337.jpg 600w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p>加盟店の例（出典：Atome Japan）</p>
<h2>そもそも後払い決済サービス（BNPL）って？</h2>
<p>ECで商品を注文し、商品が届いた後に、コンビニや銀行などで支払える決済サービスです。</p>
<p>日本では、ネットプロテクションズ社の「NP後払い」を筆頭に、多くの決済サービスプロバイダーが後払い決済を提供しています。</p>
<p>海外では、「Buy Now Pay Later」（略してBNPL）と言われており、</p>
<ul>
<li>Klarna（@スウェーデン）</li>
<li>Afterpay（@オーストラリア）</li>
<li>Affirm（＠アメリカ）</li>
</ul>
<p>などが有名です。</p>
<p>クレジットカードを持っていない、または持っていても使いたくないユーザーに多く利用されているサービスです。</p>
<h2>越境EC事業者として、日本へ進出してきた「Atome」に期待していること</h2>
<p>海外のユーザーが使っている現地決済サービスを、日本の越境EC事業者が契約したい場合、基本的にはその決済サービス会社が日本に法人を持っている必要があります。</p>
<p>台湾では、日本のネットプロテクションズ社が台湾でも後払い決済を展開しているため、台湾向け越境ECでは現地後払い決済サービスを利用することができました。</p>
<p>「Atome」は、台湾含めアジア10ヵ国で展開しており、急成長している後払い決済サービスです。</p>
<p>各国ごとに各種規制など異なるので、対応が難しい国もあると思いますが、日本の越境EC事業者が「Atome」を契約すれば、アジア10ヵ国で利用できるようになれば良いな、と期待しています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>越境ECでの販売において、海外現地のユーザーが良く使う決済方法を用意することが、越境ECでコンバージョンを上げる（売上を上げる）重要要素の一つです。</p>
<p>弊社は引き続き、海外現地各国でニーズある決済方法を取り揃えていこうと思います。</p>

ATOME-03_Logo_New-1024x590.jpg

シンガポール発の後払い決済（BNPL）サービス「Atome」日本上陸と越境EC活用の期待

<h2>はじめに</h2>
<p>アジアでも有数の先進国であるシンガポール。EC市場もかなり発展しており、多くのECモールも進出しています。クレジットカードの普及率やEC利用人口も非常に高く、現金以外の決済手段や物流がまだ成熟していない他の東南アジア地域に比べて、安定感があります。</p>
<h2>国の定めるEC返品ルールはない？</h2>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-8957" src="/uploads-archive/lc/2021/11/ikea.jpg" alt="" width="737" height="734" srcset="/uploads-archive/lc/2021/11/ikea.jpg 737w, /uploads-archive/lc/2021/11/ikea-300x300.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2021/11/ikea-150x150.jpg 150w, /uploads-archive/lc/2021/11/ikea-600x598.jpg 600w" sizes="(max-width: 737px) 100vw, 737px" /></p>
<p>そんなシンガポールですが、ざっと調べた限りでは、国の定めるクーリングオフ制度のようなものは見つかりませんでした。返品の対応方法は、どうやらショップ毎に異なるようです。</p>
<p>大手ECモールの返品ルールを参考に挙げてみます。<br />
※別途商品やショップによって細かい条件が設定されている場合があります。</p>
<ul>
<li>LAZADA：LazMallの商品なら15日以内受付で、基本的に理由は不問。LazMall以外の商品の場合、7日以内なら返品可ですが、「気が変わったから」はNG</li>
<li>Qoo10：ショップによって異なります</li>
<li>Shopee：Shopee Malの商品なら15日以内なら、基本的に理由は問わず返品可能。マーケットプレイス商品の場合は、事前にショップに問い合わせの上、個別対応になるようです</li>
<li>ZALORA：30日以内なら返品可能</li>
<li>Amazon：30日以内なら返品可能</li>
<li>IKEA：365日以内なら返品可能</li>
</ul>
<p>とはいえ、もちろん販売者が返品に関するルールを定めずに好き勝手に商売ができるわけではなく、購入者が支払前に小売業者に対して返金ポリシーの開示を求める権利は保証されているようです。</p>
<h2>Drop Off Pointとは？</h2>
<p>返品方法としては、返品ラベルを利用して返送するという手段もありますがが、大手ブランドのECやECモールの多くは、「Drop Off」という選択肢も提示しています。街の色々なところに設置されたDrop Off Pointに商品を持っていけば、わずかな配送料（無料の場合も少なくない）で返品ができるというサービスです。</p>
<p>街中で荷物を受け取ることが出来る宅配ロッカーなどは日本にもありますが、返品に利用できるというのは今のところ聞いたことがありません。</p>
<h3>POPStation</h3>
<blockquote class="instagram-media" style="background: #FFF; border: 0; border-radius: 3px; box-shadow: 0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width: 540px; min-width: 326px; padding: 0; width: calc(100% - 2px);" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/COT6XiFrwJ5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14">
<div style="padding: 16px;">
<p>&nbsp;</p>
<div style="display: flex; flex-direction: row; align-items: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div>
</div>
</div>
<div style="padding: 19% 0;"></div>
<div style="display: block; height: 50px; margin: 0 auto 12px; width: 50px;"></div>
<div style="padding-top: 8px;">
<div style="color: #3897f0; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: 550; line-height: 18px;">この投稿をInstagramで見る</div>
</div>
<div style="padding: 12.5% 0;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;">
<div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div>
</div>
<div style="margin-left: 8px;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div>
<div style="width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg);"></div>
</div>
<div style="margin-left: auto;">
<div style="width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div>
<div style="width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div>
</div>
</div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px; margin-bottom: 0; margin-top: 8px; overflow: hidden; padding: 8px 0 7px; text-align: center; text-overflow: ellipsis; white-space: nowrap;"><a style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px; text-decoration: none;" href="https://www.instagram.com/p/COT6XiFrwJ5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" target="_blank" rel="noopener">Singapore Post(@mysingpost)がシェアした投稿</a></p>
</div>
</blockquote>
<p><script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<p>Drop Offのサービスの1つが、シンガポール郵便局が提供するPOPStationです。ファッションECモールのZALORAやLAZADAなどでも利用することができます。</p>
<p>自宅への集荷サービスもありますが、POPStationなら24時間好きな時に返品でき、ショッピングモールや郵便局など、街の色々なところに設置してあるので、何かのついでに持っていけば、時間に縛られず楽ですよね（GoogleMapで「POPStation」を検索すれば、どこにあるか簡単に分かります）。</p>
<p>見た目は普通のロッカーのような感じですが、ここで返品ラベルも印刷できるので、スマホと商品さえ持っていけば返品できます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>欧米発のECモールは元の国同様、購入者の購買体験を重視したルールを定めており、そうでないECは、台湾や日本に近いルールの所が多そうです。多様な文化を抱えるシンガポールらしい状況と言えますね。</p>
<p>とはいえ、近年のトレンドとしては、やはりトータルのショッピング体験の提供を重視する傾向が強まっているのは間違いないので、これからシンガポール向けECを検討している場合は、そういった点も重視すべきでしょう。</p>
<p><small><br />
《参考・画像出典》<a href="https://www.ikea.com/sg/en/customer-service/returns-claims/return-policy/" target="_blank" rel="noopener">IKEA</a>, <a href="https://speedpost.com.sg/what-we-offer/POPStation/Services.html" target="_blank" rel="noopener">SpeedPost</a>, <a href="https://avenueone.sg/style-grooming/best-e-commerce-sites-with-return-policies/" target="_blank" rel="noopener">avenueone</a>, <a href="https://blog.moneysmart.sg/shopping/online-shopping-return-policy/" target="_blank" rel="noopener">moneysmart</a><br />
</small></p>

jisun-han-cjSsSQ7Yedk-unsplash.jpg

アジア越境ECで徐々に注目集まる、シンガポールECでの返品事情

> 「ともに豊かに」をコンセプトに、心と身体を健やかにサポートする商品を提供されているさくらフォレスト株式会社。実はアジアの国々向けにも越境EC事業を行われており、日本のアジア向け越境EC事業のパイオニア的な存在です。今回は、さくらフォレスト社取締役、西尾和剛様と海外事業部の茂木龍二様に越境EC事業の面白さや、LaunchCartについてお話を伺いました。

### はじめに
<p>多くのアジア諸国に展開されているさくらフォレスト株式会社様。<br />
まずその全貌を解き明かすために、2020年11月時点で展開されている国を以下の表にまとめました。</p>
<div id="attachment_5689" style="width: 710px" class="wp-caption aligncenter"><img aria-describedby="caption-attachment-5689" loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/11/sakura-forest-map.png" alt="" width="898" height="940" class="size-full wp-image-5689" srcset="/uploads-archive/lc/2020/11/sakura-forest-map.png 898w, /uploads-archive/lc/2020/11/sakura-forest-map-287x300.png 287w, /uploads-archive/lc/2020/11/sakura-forest-map-768x804.png 768w, /uploads-archive/lc/2020/11/sakura-forest-map-600x628.png 600w" sizes="(max-width: 898px) 100vw, 898px" /><p id="caption-attachment-5689" class="wp-caption-text">※越境EC：在庫を日本など、配送先国以外の国に保管している<br />
※現地EC：在庫を配送先国に保管している<br /></p></div>

## 最初の商材は石鹸１つだけ。
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignleft size-medium wp-image-5700" srcset="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968-300x225.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968-1024x768.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968-768x576.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968-600x450.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8968.jpg 1200w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>

### まずはどちらの国から始めたのですか？
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>最初は、2015年に台湾から始めました。最初の商材は、石鹸１つだけでなかなか利益が出せずに苦労しました。2年ほど経ち、だんだんと台湾で認知度が高まってくると、Facebook広告を見た香港のお客様から「購入したい」というお問い合わせをいただいて、台湾から越境で商品を送り始めたのが香港を始めたきっかけです。当初は、台湾から香港へ越境で送るなんて誰もしていなかったので、香港の知り合いを頼って送付を手伝ってもらっていました。そのあと、ベトナム、シンガポール、韓国に進出して、現在はフィリピン、中国、インドネシアでテスト販売を行っている最中です。</p>

## 「広告」と「決済」と「配送」さえ揃えば通販できない国はない。
### こんなにも多くの国々に挑戦されるということは、リスクも考えられると思うのですが、そのチャレンジ精神はどこからくるのですか？
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>今から8年前くらいから海外展開を始めようと思って、東南アジアの国にまず行ってみました。そこで、当時の東南アジアの国々が、通販事業が成立するには配送の面でかなり難しいという事が分かりました。ですが、あらためて通販事業について試行錯誤する中で、一つ気付いたことがあります。通販の土台は、「広告」と「決済」と「配送」だと。この３つが揃えば通販ができるんだなと思いました。今では、アジアのどの国もこの3つは揃っています。なので、通販できない国はないため、チャレンジしやすいです。</p>
<p>　それと、僕は通販は市場だと思っています。つまり、人口何人に対して販売するのか、ということです。日本は1億人の市場ですが、東南アジアと中国を合わせると20億人以上の市場になります。20倍の場所で販売できると思ったら、ワクワクしませんか？それに、リスクといっても、通販の場合そこまで大きくありません。私が台湾で全く売れずに奮闘していた時期は赤字続きだったのですが、その後1年間で黒字化しました。何十万の赤字が、たった1年間で何千万の売り上げになるなんて、通販には夢がありますよね。</p>

### それぞれの国の商習慣や特徴への適応はどのようにされているのですか？
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignright size-medium wp-image-5702" srcset="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977-300x225.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977-1024x768.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977-768x576.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977-600x450.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8977.jpg 1200w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p><span class="speaker" style="color: #339966;">茂木氏：</span>ベトナムと台湾は、事務所を借りてローカルの人を採用しているので、現地メンバーが中心となって考えてもらっています。日本の会社にも5か国（台湾・中国・インドネシア・ベトナム・韓国）のメンバーがいて、この海外メンバーが中心になって越境EC事業をやっているので、自然と現地向けに何が適切なのか分かるのだと思います。</p>
<p>　価格設定も、大体日本と同じ価格でというのは基本としてありますが、現地のメンバーが適正だと思う価格で販売しています。他にも、ベトナムでは定期でリピートをするという文化がまずない上、他の国に比べるとSMSの応答率も悪いので、現地のスタッフに電話してもらって受注するなど、かなり泥臭く頑張ってもらっています。シンガポールや台湾ではメールやSMSで対応できています。</p>

## 通販は、お客様との繋がりをどう作るかというところが肝。
### あえて越境ECではなく、現地ECにこだわる理由は何ですか？
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignright size-medium wp-image-5701" srcset="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975-300x225.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975-1024x768.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975-768x576.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975-600x450.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8975.jpg 1200w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>日本から送っていても、海外の通販で日本人ができることなんてほんのわずかです。言葉もよく分からなければ、文化もよく知らない。現地ECにすると、現地の人を活かせるビジネスになります。それに、通販自体がお客様との繋がりをどう作るかというところが肝なので、そこはやはり現地の人の方が得意ですよね。現地に事務所があると、海外にたくさん知り合いが増えて、遊びに行けますし、良いことづくしなんですよ（笑）</p>

### LaunchCartのどのような点を気に入っていただけていますか？
<p><span class="speaker" style="color: #339966;">茂木氏：</span>LaunchCartはテスト販売をする際に常に使わせていただいています。どの国でも決済ができて、コーディングも簡単、顧客データも貯めることができて、ECを始める際にに必要なことがLaunchCartだけで全て完結することができる点が魅力的です。すぐに準備出来て、開始できるという部分も我々のマインドに合っていると思います。</p>

### モール展開の方が手軽だと思う方も多い中、なぜ、独自サイトでの展開を中心にされているのですか？
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>顧客が見えて、ちゃんと繋がりを持てるのが独自サイトですよね。その繋がりをどう活かしていくのかというのを考えていくのも、通販の醍醐味だと思っています。利益云々だけではなく、こういった通販の面白みを得られるのが独自サイトなので、モールでの展開はあまりしていません。</p>

## 目指せ10か国制覇！
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignleft size-medium wp-image-5703" srcset="/uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979-300x225.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979-1024x768.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979-768x576.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979-600x450.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/11/IMG_8979.jpg 1200w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
### 今後の展望を教えてください。
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>マレーシアに行って、10か国制覇してみたいですね。夢がありますね（笑）</p>
<p></br><br />
</br></p>

### アジア諸国への越境ECを考えている人にアドバイスをお願いします。

<p><span class="speaker" style="color: #339966;">茂木氏：</span>「気合と根性」だけですね。。（笑）</p>
<p><span class="speaker" style="color: #3366ff;">西尾氏：</span>目先の儲かる儲からないという話ではなくて、「なんで海外に行きたいの？」という原点をしっかりと自分の中に持っていた方が良いのではないですかね。僕が海外に楽しみを感じるのは、海外に遊びに行けたらとか、現地に仲間がいたらとか、市場が広がるからとか、自分の中にワクワクするものがあるから、それが原動力になっていると思います。</p>
<p>　それと、注文してくれたお客様の住所をGoogleMapで調べてみると、こんな人が買ってくれているんだ！というのが分かって、感謝の気持ちも持てるし、どんどん楽しくなると思いますよ。</p>


sakura-forest-ke.jpg

さくらフォレスト株式会社様

<h2>はじめに</h2>
<p>新型コロナウイルスの影響により、以前よりECの重要性が増しています。そんなECを語るうえで欠かせないのは各国ごとのECイベントです。</p>
<p>これまでは、宗教上の祝日などの存在感が大きかったですが、今ではECイベントを軸に購買活動を行うユーザーも登場しています。</p>
<p>今回は、東南アジアの十字路とも言われるシンガポールの主なECセールスイベントについてご紹介します。</p>
<h2>シンガポールのECセールスイベント</h2>
<h3>Lazada Birthday Sale（ラザダ生誕祭）</h3>
<p><div id="attachment_5428" style="width: 710px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5428" loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/10/lazada-bday.jpg" alt="" width="500" height="307" class="size-full wp-image-5428" /><p id="caption-attachment-5428" class="wp-caption-text">出典：Lazada Singapore</p></div></p>
<p>まずご紹介するのは、Lazada Birthday Sale(ラザダ生誕祭）です。Lazadaは「東南アジアのAmazon」とよばれるほど人気のECモールで、Shopeeと双璧をなしています。</p>
<p>ラザダ生誕祭は、Lazada Singaporeの誕生日である3月28日に合わせ3日ほど開催され、美容品を中心に100を超えるブランドがフラッシュセールを行います。</p>
<h3>Hari Raya Puasa（ハリラヤプアサ）</h3>
<p><div id="attachment_5429" style="width: 910px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5429" loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/10/Mobile-Raya-Banner.jpg" alt="" width="500" height="200" class="size-full wp-image-5429" /><p id="caption-attachment-5429" class="wp-caption-text">出典：HipVan<br /></p></div></p>
<p>2つ目にご紹介するのは、ハリラヤプアサです。こちらは、ラマダンの終わりを意味し、一年で最もおめでたい日の一つとされています。</p>
<p>祝日の数週間から数日前にセールが始まります。人気な商材は女性向けのアパレル商品で、エレガントで控えめなデザインが好まれています。</p>
<p>2021年のラマダンは、4月12日夕方～5月11日夕方になります。</p>
<h3>Great Singapore Sale（グレートシンガポールセール）</h3>
<p><div id="attachment_5430" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5430" loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/10/great-singapore-sale.jpg" alt="" width="500" height="455" class="size-full wp-image-5430" /><p id="caption-attachment-5430" class="wp-caption-text">出典：Marketing Interactive</p></div></p>
<p>最後にご紹介するのは、グレートシンガポールセールです。1994年から始まった通称GSSは、毎年1か月かけて開催されています。</p>
<p>グレートシンガポールセールは、シンガポール小売業者協会が主催するイベントで、シンガポールの観光産業を促進するためにECとオフラインの実店舗が共催しています。</p>
<p>アパレルから家電、雑貨までありとあらゆるものがセールされており、今年は、9月9日から10月10日の期間で開催されています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、シンガポールのECイベントについてご紹介しました。今回ご紹介した以外にも独身の日や、ブラックフライデー、クリスマスなど多種多様なイベントが存在します。<br />
ECイベントの多さに併せ、東南アジア内で随一のクレジットカード決済の普及率、GDPの高さを魅せるシンガポールへ進出される日系企業も増えていくと考えられています。これからも最新の情報をお届けします。</p>
<p>《参考》<a href="https://janio.asia/articles/singapores-hottest-e-commerce-shopping-events/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Janio</a><br />
</br></p>
<p><a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&amp;utm_medium=contents&amp;utm_campaign=contact_from_contents" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></p>
<h3>関連記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_delivery-series_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/02/goh-rhy-yan-1svm0vXxyP0-unsplash-300x169.jpg" alt="各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">物流</p>
          <p class="lcLink__date">2020.2.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div>

各国のECイベントシリーズ</br>「シンガポールのECイベント特集」

> 2016年にECMSグループの日本法人として設立。それまで培っていたB2Cの国際宅配便のノウハウを活かし、日本から中国、香港、台湾、東南アジアやアメリカへ向けて越境EC物流を専門で行われていました。2020年には、B2BやC2Cでも利用できる新サービス、ECMSスタンダードエクスプレスを開始し、より幅広い層が利用できるサービス展開を行われています。今回は、そんな越境ECの物流を支えるECMSジャパン代表、小松英樹氏に越境EC市場や越境ECの物流事情についてお話を伺いました。

## 越境ECのセラー1社1社に対応できるECMSの物流
### 御社が特化しているECの物流は、従来型の物流と何が違いますか？
<p style="text-align: center;"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/09/IMG_2218-scaled-e1600395379818.jpg" alt="" class="alignright size-full wp-image-5170" /></p>
<p>　越境ECでは、通関や貨物を動かす時のシステムのサポートが非常に大切です。従来の物流会社ではECで必要なIT技術が不足していることが多く、ECのニーズに応えられないケースがあります。特に中国では、税関のルールが突然変わったりするため、そのルールに対応するためにシステムも早急に変えなくてはならないという場合があります。従来の物流会社ですと、システム改修に何か月もかかったりする場合があり、そのような対応が難しいのだと思います。また、自動車物流などと比較しても、ECのセラーの1社1社は、ホンダ、トヨタのように大きくありません。各セラーのニーズに1つずつ小回りを利かせて対応することは、ECに特化していない物流会社さんにとっては難しいかもしれません。</p>
### 名前が似ているEMSとの違いは何ですか？
<p>　EMSは、郵便局の国際スピード郵便で、弊社とは全く異なるサービスです。EMSに関しては、関税逃れというところが良くも悪くもあり、返ってきてしまったら仕方がないというスタンスのセラーの方が一定数いらっしゃるのは存じ上げています。ですが、コンプライアンスを重視されている企業様だと、郵便ではダメだよねという流れに少しずつなってきていたりだとか、ECプラットフォームのアリババなどは、EMSはなるべくやめてくださいと言い始めたりしていますね。そういったことから、今後郵便の割合が少しずつ少なくなっていくのかもしれないとは思っています。</p>

## 物流業界に第三の選択肢を作る

### 新サービス「ECMSスタンダードエクスプレス」によって、何が可能になりますか？

<p style="text-align: center;"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/09/IMG_2249-1-scaled.jpg" alt=""  class="alignleft size-full wp-image-5172" /></p>
<p>　今までのB2Cダイレクトだと、名前の通りB2C事業しか対応していなかったのですが、これからは越境ECで培ったノウハウを生かしてB2Cだけでなく、B2BやC2Cも対応できるようになります。これまで荷物を送る場合、エクスプレス業者か郵便局の2択しかありませんでした。エクスプレス業者ですと、すごく早いけど、すごく高い。郵便局ですと、スピード感は落ちるけど、価格もある程度手ごろになる。我々はここに第三の選択肢を作ろうということで、「スピードは郵便と同じか、もう少し遅め。でもすごくお得ですよ。1週間くらいでアメリカやアジア、どこでも配達します」というサービスを作りました。ECのお客様は安くないと絶対に使っていただけないので、その運賃を安くするという我々が追求してきたノウハウを、一般企業様や個人に使っていただけるサービスになっていると思います。</p>

### 運賃を安くするというのは、どのようにしているのですか？

<p>　我々は自社で飛行機を持っていないので、運航におけるコストを弊社が負担することはありません。数ある航空会社の中で一番適したスペースと価格を狙って買っているというのが、我々のノウハウを活かしている部分です。なので、今日集荷したものが今日飛びます、といったことは難しいのですが「1日、2日後のフライトになってしまいますが、かわりに安く運ぶことができますよ！」というご提案をすることができます。これなら今まで拾い上げられなかった新たなニーズに応えられると思っています。</p>

## アジアだけでなく、アメリカのニーズにも注目

### 日本から売れている商材、取引の多い地域はどこですか？
<p>　商材は、化粧品とか健康食品といった、いわゆるドラッグストアで販売されているような商材が一番多いです。他にもアパレルや、アニメ関連の商材を扱うこともあります。</p>
<p>　地域に関しては、東アジア、特に中国が多いです。しかし、今年から開始したアメリカ向けは我々の当初の想定を超えたニーズがありました。中国や東南アジアのECが盛り上がってきたのはここ5年くらいですが、アメリカにはそれ以前からAmazonやebayを代表とするEC文化があります。市場が大きくEC文化が根付いているアメリカは中国のECに挑戦されたセラーの方が次なる進出の候補地として必ず挙げる選択肢なのだそうです。アメリカ市場のもう一つ特筆すべき点として、一回の購入金額が高いということがあります。中国や東南アジアだと、どうしても顧客単価が低くなってしまうのですが、アメリカだと2倍3倍になることもあるみたいで。やはりアメリカは市場としてとても魅力的なのだと思います。</p>

## お客様のサポーターとしてLaunchCartと一緒に色々な取り組みをしたい
### LaunchCartとはどのように出会いましたか？

　我々が駆け出しの2016年くらいに、LaunchCartのセミナーに参加させてもらったことがきっかけです。我々は物流、LaunchCartはカートというところで、お互いお客様のサポーターとして一緒に色々な取り組みができるんじゃないかということで、セミナーの共催などを継続してやらせていただいています。

### 今後の展望について教えてください。
<p>　このコロナをきっかけに、色々な構図が変わってくるのではないかと思います。在宅で売ろうとする個人セラーの方も増えてきたりするかもしれないですし、日本に逆越境をしたい外国の方も実際に増えてきています。裾野が広がったというか、越境ECの敷居が下がってきているのだと思います。そのような中、我々も誰もが使えるサービスができたので、LaunchCartとの連携をシステム面でも営業面でも強化して、日本から世界各国への越境ECをもっと増やしていきたいですね</p>


ecms-komatsu-scaled.jpg

株式会社ECMSジャパン様

<h2>はじめに</h2>
<p>シンガポールと言えばマーライオンが有名ですが、EC業界的には東南アジアの中でも最も発展が進んだ国としても有名です。</p>
<p>また英語圏でありアジアのどの国にも行きやすい土地柄から<strong>アジアのハブ</strong>としてアジアへ進出したい欧米企業が拠点にしたがる国でもあります。</p>
<p>今回は、そんなシンガポールの配送業者をまとめました。</p>
<h2>シンガポール配送業者３選</h2>
<h3>シンガポールポスト/ Singapore post</h3>
<p><img class="size-full wp-image-3481 aligncenter" src="/uploads-archive/lc/2020/01/singpost-logo.png" alt="" width="100%" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>amazon等のモールが採用している配送業者がシンガポールポストです。</br><br />
略称のシングポスト（SingPost）としても有名です。</p>
<p>シンガポールポストは郵便事業以外にも国内、国際的な運送業務、金融業務や集金代行業務なども行なっている配送業者です。</p>
<p>シンガポールポストと日本郵便は連携している為、<strong>追跡は日本郵便の追跡サイトで確認することが出来ます</strong>。</p>
<p>プランは以下のように分かれています。</p>
<ul>
<h4>eコマースソリューション</h4>
<p>越境ECを概念としているのでエンドツーエンドのエンタープライズ及びe-fulfillmentソリューションでビジネスに対しても特化しているようです。</p>
<h4>物流ソリューション</h4>
<p>倉庫管理型の流通ソリューションのネットワークで、これは現地ECなどで活用できるプランです。</p>
<h4>メールソリューション</h4>
<p>いわゆる「メール便」です。<br />
規制物を除き、書類系の送付や小さい商品の配送であればこのプランがピッタリです。</p>
<h4>マーケティングソリューション</h4>
<p>シンガポールポストがマーケティングメールをシンガポール内の世帯にそれぞれ送付して斡旋するというプランです。<br />
広告という考え方のようで、シンガポール全体に網羅的に宣伝するというのがウリのようです。</p>
</ul>
<p>《参考》<a href="https://www.singpost.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">シンガポールポスト公式</a></p>
<h3>ヤマト運輸 / TA-Q-BIN</h3>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2019/09/ta-q-bin_jp.png" alt="" width="631" height="214" class="aligncenter size-full wp-image-3667" srcset="/uploads-archive/lc/2019/09/ta-q-bin_jp.png 631w, /uploads-archive/lc/2019/09/ta-q-bin_jp-300x102.png 300w, /uploads-archive/lc/2019/09/ta-q-bin_jp-600x203.png 600w" sizes="(max-width: 631px) 100vw, 631px" /></p>
<p>日本の大手配送業者で、当然のことといえばそれまでですが、東南アジアで一番新興してるシンガポールも網羅しています。</p>
<p>日本では当たり前の常温、低温、冷凍の3段階で配送時の温度を選ぶことが出来ます。</p>
<p>日本のような時間指定配送、無料の再配送、無料の受け取り、無料の夜間配送などのサービスがかなり充実しています。</p>
<p>ですが、<strong>18時以降は配送停止</strong>(従業員の問題？)となるらしいので、要相談とのことです。</p>
<p>また、コンビニ受け取りが可能であるのもサービスの幅としては有能と思います。</p>
<p>《参考》<a href="https://www.yamatosingapore.com/?lang=ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Yamato Transport(S)Pte.Ltd.</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ディー・エイチ・エル/DHL</h3>
<p><img class="size-full wp-image-3352 aligncenter" src="/uploads-archive/lc/2019/12/dhl.png" alt="" width="100%" srcset="/uploads-archive/lc/2019/12/dhl.png 477w, /uploads-archive/lc/2019/12/dhl-300x66.png 300w" sizes="(max-width: 477px) 100vw, 477px" /></p>
<p>DHLはサービスの展開として以下の内容を「売り」としています。</p>
<blockquote>
<p>
配送が早く(2日~5日)輸送品質に定評があるDHLは、世界220以上の国・地域をカバーする独自のネットワークを確立している。</p>
<p>この世界220以上のネットワーク網が、書類や小口貨物を、海外配送でも最速では翌日午前到着という、スピード感で配送を実現している。</p>
<p>特に、アジア主要都市へは翌営業日着を実現しており、日本国内輸送をも上回るスピードを誇っている。</p>
</blockquote>
<p><strong>海外配送で最短翌日午前到着</strong>は非常に素晴らしいと思うので、「とにかく配送を早くしたい！」という方にはオススメの配送業者です。</p>
<p>気になる料金体系や他オプションについて下記を参照してください。</p>
<p>《出典》<a href="http://www.dhl.co.jp/content/dam/downloads/jp/express/ja/shipping/rate_guides/dhl_express_rate_transit_guide_jp_ja.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">DHLサービスガイド</a></p>
<p><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/01/ide1.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="aligncenter size-full wp-image-3550" srcset="/uploads-archive/lc/2020/01/ide1.jpg 1920w, /uploads-archive/lc/2020/01/ide1-300x200.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2020/01/ide1-1024x683.jpg 1024w, /uploads-archive/lc/2020/01/ide1-768x512.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2020/01/ide1-600x400.jpg 600w, /uploads-archive/lc/2020/01/ide1-1536x1024.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>日本からみた海外の方々はあまり勤勉に働かない傾向にあるらしく、やる気がなくなったという理由で荷物の紛失や配送時間の指定などかなりフランクな一面が存在しています。</p>
<p>シンガポールだけではないですが、くれぐれも高単価、低単価問わずトラブル防止として保険はお忘れなく&#8230;</p>
<p></br><br />
<a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&#038;utm_medium=contents&#038;utm_campaign=contact_from_contents" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></p>
<h3>関連記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_market_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/09/duy-nguyen-9WwWGeHEbmQ-unsplash-300x169.jpg" alt="各国のEC事情シリーズ「シンガポールのEC事情大解剖」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のEC事情シリーズ「シンガポールのEC事情大解剖」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC市場</p>
          <p class="lcLink__date">2019.9.23</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_payment-series_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/09/SIN0I9A3875_TP_V-300x204.jpg" alt="各国の決済事情シリーズ「シンガポールの決済事情を網羅」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の決済事情シリーズ「シンガポールの決済事情を網羅」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">決済</p>
          <p class="lcLink__date">2019.10.10</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>


各国の配送業者シリーズ</br>「シンガポールの配送業者まとめ」

<h2>はじめに</h2>
<p>越境ECをする上で忘れられないのがVAT（付加価値税）や関税の存在です。 これらに関する知識がフワついたまま越境ECを始めると予想利益は、大きく減ってしまうことが有ります。 今回は中国、台湾、シンガポール、マレーシアについてまとめました。</p>
<h2>まずVATと関税について簡単におさらい</h2>
<p>そもそもVATと関税って何だっけ？となっている方もいるかもしれません。 なので、各国ごとでまとめる前に簡単におさらいをしておきます。</p>
<h3>VAT</h3>
<blockquote>
<p>VATとは、日本の消費税のようなもので、EUやアジアなどの国で、物やサービスの購買時に課せられる間接税のことです。 Value Added Taxの頭文字の略。 <strong>付加価値税</strong>ともいう。 EU加盟国は必ずVATを導入するようになっている。</p>
</blockquote>
<p>《出典》<a href="https://www.tourism.jp/tourism-database/glossary/vat/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JTB総合研究所</a></p>
<h3>関税</h3>
<blockquote>
<p>関税は、歴史的には古代都市国家における手数料に始まり、内国関税、国境関税というような変遷を経てきましたが、今日では一般に<strong>「輸入品に課される税」</strong>として定義されています。</p>
</blockquote>
<p>《出典》<a href="http://www.customs.go.jp/shiryo/kanzei_shikumi.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">税関</a> </BR></p>
<p>以上の通り</p>
<p>VATとは日本の消費税に相当する付加価値税</p>
<p>関税とは輸入品に課される税となります。</p>
<h2>中国のVATと関税</h2>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-3209" src="/uploads-archive/lc/2019/11/wu-yi-GGCP6vshpPY-unsplash.jpg" alt="" width="4928" height="3016" /></p>
<p>中国におけるVATは<strong>増値税</strong>と呼ばれます。 日本の軽減税率のように、税率は品目や納税者によって異なります。 16%、9%、6%、3%と<strong>4段階</strong>で設定されていて、基準は16%となります。</p>
<p><ul>
16%　主に物品の販売、輸入や有形資産リース </BR><br />
9%　その他特定品目の販売、輸入や交通運輸・郵便・基礎電信・建築などの役務、不動産の譲渡など</BR><br />
 6％　その他の金融サービスや現代サービスなどの役務 </BR><br />
3％　小規模納税人に課される税率</ul>
</p>
<p>また、一般貿易、保税区越境EC、非保税区越境ECと分類によってさらに細かく設定されます。詳しくは<a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_rules_differences_genera-trade_cross-border-ec_china/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">以前の記事</a>をご覧ください。</p>
<p>中国の関税は商品によって異なります。 炒ったコーヒーは基本20%、化粧のパウダーは基本5.8%、サプリメントは基本25%などモノによって異なる税率がかかっています。保全区越境ECは商品に関わらず、関税はかかりません。</p>
<p>例以外の商品については<a href="http://www.customs.gov.cn/customs/302427/302442/jckszcx/index.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">中国税関HP</a>でHSコードを入力すると出てきます。</p>
<h2>台湾のVATと関税</h2>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-3210" src="/uploads-archive/lc/2019/11/tom-ritson-ehf8SFStOvM-unsplash.jpg" alt="" width="5000" height="4000" /></p>
<p>台湾のVATは<strong>営業税</strong>（消費税）の一部として扱われています。</P><br />
<P> 課税対象は台湾内にて販売される物品、役務、及び輸入品で税率は<strong>一律5%</strong>となっています。</p>
<p>台湾の関税は中国同様輸入品目によって異なります。</p>
<p>化粧品に関しては関税がかかりません。</p>
<h2>シンガポールのVATと関税</h2>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-3211" src="/uploads-archive/lc/2019/11/hu-chen-__cBlRzLSTg-unsplash.jpg" alt="" width="4042" height="3118" /></p>
<p>シンガポールにおけるVATは<strong>GST</strong>（Goods and Services Tax）と呼ばれます。輸入取引はGSTの対象となり、税率は一律7%とされています。</p>
<p>GSTの課税対象期間は、3ヶ月であり、1年間に4回申告を行うものとされております。 3ヶ月毎の課税期間はGST登録事業者の事業年度終了月に応じて定められており、GST登録事業者はGSTの申告と納税を課税期間終了後の1ヶ月以内に行うものとされております。</p>
<p>シンガポールにおける関税は大きく一般関税と特恵関税の2種類があります。</P></p>
<p>一般関税はビールなどアルコール類の<strong>8種類のみ</strong>が課税対象となっています。 特恵関税は自由貿易協定（FTA）を締結した国が対象となり、一般関税の8品目は原則税率はゼロとなります。</p>
<p>日本はFTAを日本・シンガポール新時代経済連携協定として結んでいるので<strong>特恵関税の対象国</strong>となります。 例として、化粧品は関税対象外です。</p>
<h2>マレーシアのVATと関税</h2>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-3212" src="/uploads-archive/lc/2019/11/meimei-ismail-JCsmBJPHW-s-unsplash.jpg" alt="" width="4030" height="2853" /></p>
<p>マレーシアではVATにあたる、消費税が2018年の第14回総選挙にて廃止されました。その代わりに売上・サービス税（<strong>SST</strong>）が再導入されています。</p>
<p>SSTの税率は、財に対する売上税は10%が基本で、一部品目は5%、生活必需品を中心に5443品目が非課税となっています。 また、関税について、2006年7月に締結された日本・マレーシア経済連携協定によって<strong>FTAを締結</strong>しています。 マレーシアにおいても化粧品は関税の対象外となります。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は4か国のVAT、関税についてまとめました。</p>
<div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-3372-763938266"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-3372">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-3372-763938266" class="visualizer-front  visualizer-front-3372"></div></div>
<p>関税は品目によって異なるので、より詳しく調べたい方は FedEXの<a href="http://ftn.fedex.com/us/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Worldtariff</a>を活用してみてください。</p>
<p></br><br />
<a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&#038;utm_medium=contents&#038;utm_campaign=contact_from_contents" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></p>
<h3>関連記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_rules_differences_genera-trade_cross-border-ec_china/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/09/kyle-ryan-pSyfecRCBQA-unsplash-300x199.jpg" alt="中国向けの一般貿易と保税区越境ECの違いとは？"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">中国向けの一般貿易と保税区越境ECの違いとは？</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">法律</p>
          <p class="lcLink__date">2019.10.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_column_tax-haven/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/11/ide1-300x200.jpg" alt="関税が安くなる？「タックスヘイヴン」と対策について"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">関税が安くなる？「タックスヘイヴン」と対策について</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">法律</p>
          <p class="lcLink__date">2019.12.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>

VAT 関税の一覧</br>国別で簡単比較！

<h2>はじめに</h2>
<p>今回は各国の決済事情のまとめ第5弾としてシンガポール編をお送りします。シンガポールといえば、写真のマーライオンが有名であったり、タバコやポイ捨てが厳しく取り締まられたりと、他の東南アジアの国々に比べて、綺麗で洗練されているようなイメージが持たれやすい国なのではないでしょうか。</p>
<p>実は、これはシンガポールの決済事情にも現れています。なので、シンガポールは東南アジアの中では比較的越境ECを行いやすい国かもしれません。</p>
<p>隣国マレーシア、インドネシアの決済事情はこちらの記事をご覧ください。</p>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_payment-series_malaysia/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/08/omar-elsharawy-w_epF_PSii8-unsplash-300x204.jpg" alt="各国の決済事情シリーズ「マレーシアの決済事情を網羅」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の決済事情シリーズ「マレーシアの決済事情を網羅」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">決済</p>
          <p class="lcLink__date">2019.9.5</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_payment-series_indnesia/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/12/Jakarta-300x225.jpg" alt="各国の決済事情シリーズ「インドネシアの決済事情を網羅」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の決済事情シリーズ「インドネシアの決済事情を網羅」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">決済</p>
          <p class="lcLink__date">2020.1.8</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>
<h2>主な決済手段</h2>
<p>シンガポールは特徴はなんといっても一人当たりGDPです。人口こそ600万人弱と少ないですが、<strong>一人当たりGDPは6万ドル</strong>を超え、米国を上回り、東南アジアでは1位です。</p>
<p>つまり、<b>富裕層の割合が多い</b>ことの表れでもあり、決済手段でもその特色が色濃く反映されています。</p>
<h3>対面式の主な決済手段</h3>
<p>他のアジア諸国とは異なり、<b>クレジットカードの普及率が高く</b>、隣国のマレーシアでは70%が現金払いであったのに対し、シンガポールでは40%に留まっています。</p>
<div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-2875-1922515196"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-2875">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-2875-1922515196" class="visualizer-front  visualizer-front-2875"></div></div>
<p>《出典》<a href="https://www.paymentscardsandmobile.com/wp-content/uploads/2018/11/Global-Payments-Report_Digital-2018.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Worldpay</a></p>
<h3>Eコマースを含む通販全般の決済手段</h3>
<p>また、通販全般の決済においても傾向は同様でクレジットカード決済が67％を占めており、銀行送金は10%で<strong>クレジットカード文化</strong>であることがわかります。</p>
<div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-2878-891295471"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-2878">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-2878-891295471" class="visualizer-front  visualizer-front-2878"></div></div>
<p>《出典》<a href="https://www.paymentscardsandmobile.com/wp-content/uploads/2018/11/Global-Payments-Report_Digital-2018.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Worldpay</a></p>
<h3>モバイル決済</h3>
<p><img src="http://fintechnews.sg/wp-content/uploads/2018/12/Mobile-Payments-Singapore-2-1440x564_c.png" alt="Meet 42 Mobile Payment Players Active in Singapore Right Now" /></p>
<p>《出典》<a href="https://www.ecinsider.my/2019/05/ewallet-malaysia-infographic.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Fintech singapore</a></p>
<p>シンガポールでは、<strong>42のモバイル決済</strong>があります。(2018年10月現在)</p>
<p>42という数字はちょうどマレーシア国内でライセンスを持つ業者数と一致しますが、その内訳は大きく異なります。</p>
<p>モバイル決済の老舗である<strong>Paypal</strong>からデバイス紐付きのApple Pay,Google Pay,Samsung Pay,MI Mobile Wallet(xiaomi)、そして、中華系の<strong>WeChatPay</strong>、<strong>Alipay</strong>などがあり、東南アジアを席巻するタクシー配車アプリGrabの<strong>Grab Pay</strong>もあります。</p>
<p><strong>世界屈指のグローバル都市</strong>ということで、あらゆる大手企業がモバイル決済で参入しています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>シンガポールでは、クレジットカードの普及率が圧倒的に高く、越境ECを始める上での<strong>決済における参入障壁は最も低い</strong>と判断が出来ます。</p>
<p>モバイル決済でもPaypalをはじめとして、アメリカ勢と中国勢がそれぞれ凌ぎを削りあう東南アジアでも稀有な国となっております。これら全てが、規制が少なくグローバル都市として急速に発展したシンガポールの特徴と言えます。</p>
<p></br><br />
<a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&#038;utm_medium=contents&#038;utm_campaign=contact_from_contents" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></br><br />
</br></p>
<h3>関連記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_market_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/09/duy-nguyen-9WwWGeHEbmQ-unsplash-300x169.jpg" alt="各国のEC事情シリーズ「シンガポールのEC事情大解剖」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のEC事情シリーズ「シンガポールのEC事情大解剖」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC市場</p>
          <p class="lcLink__date">2019.9.23</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_delivery-series_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/02/goh-rhy-yan-1svm0vXxyP0-unsplash-300x169.jpg" alt="各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">物流</p>
          <p class="lcLink__date">2020.2.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>

各国の決済事情シリーズ</br>「シンガポールの決済事情を網羅」

<h2>はじめに</h2>
<p>越境ECを始める上で<strong>各国の商習慣を知ること</strong>はとても重要です。 その中でもセール、バーゲンの時期や内容を知ることは越境ECサイトの成功を左右する可能性もある重要なことだと思います。</p>
<p>そこで、主要な越境EC販売先のセール、バーゲン情報をまとめました。</p>
<h2>日本</h2>
<p>日本では、大手モール型ECの楽天やAmazonが行う、楽天スーパーセールや、Amazonセールが最も一般的なECセールかと思います。</p>
<p>楽天スーパーセールは、3カ月ごとに楽天市場や楽天ブックスで行われる大規模なセールイベントです。単に値段の割引率が高いだけではなく、お得なクーポンや、楽天ポイントの還元率が高くなったりと、様々な角度でお得にお買い物ができる期間と言えます。</p>
<p>Amazonセールの中では、毎月行われているAmazonタイムセール祭りや、Amazonプライム会員限定のアマゾンプライムデーなどがあります。こちらも、値引きだけではなくAmazonポイントをたくさん貯めることができたりする形態のセールです。</p>
<h2>アメリカ</h2>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/08/kevin-dowling-MMWsEvNK3YQ-unsplash.jpg" data-rel="lightbox-gallery-uvEL4J5z" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2731" src="/uploads-archive/lc/2019/08/kevin-dowling-MMWsEvNK3YQ-unsplash.jpg" alt="" width="6000" height="4000" /></a></p>
<p>最大のセールは<strong>「ブラックフライデー」</strong>です。 最近は、アマゾンや海外のブランドが日本でも行うようになってきましたよね。 毎年11月第4木曜日がサンクスギビングデーで、その翌日がブラックフライデーとなっています。</p>
<p>アメリカのセールは、この<strong>ブラックフライデーを皮切りに年明けまで続きます</strong>。12月に入るとクリスマスセール、1月にはニューイヤーセールとなるといった感じです。その他にも3月にはイースターデイセール、7月にはインデペンデンスデイセールも行われています。</p>
<p>また、ECの分野では、これらに加えてブラックフライデーの次の月曜日に行われる<strong>「サイバーマンデー」</strong>というセールが今最も盛り上がっており、<strong>大幅値引き</strong>や<strong>送料無料</strong>などのキャンペーンが行われています。</p>
<h2>中国</h2>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/08/zhang-kaiyv-eKbCGX6n554-unsplash.jpg" data-rel="lightbox-gallery-uvEL4J5z" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2734" src="/uploads-archive/lc/2019/08/zhang-kaiyv-eKbCGX6n554-unsplash.jpg" alt="" width="6000" height="4000" /></a></p>
<p><strong>双11</strong> = ダブルイレブン = 独身の日と言われる11月11日に行われる最大のセールイベントは今や日本でも有名になったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。</p>
<p>次いで有名なのは、<strong>618(京東の日)</strong>のセールイベントで、6月1日〜18日まで開催されています。</p>
<p>他にも、<strong>双12</strong>という12月12日に開催されるものや、中国版ブラックフライデーである<strong>黒五</strong>など、<strong>ECを中心に様々なセールが勃興している</strong>模様です。</p>
<h2>シンガポール</h2>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/08/mike-enerio-4HVCsDOg0qI-unsplash.jpg" data-rel="lightbox-gallery-uvEL4J5z" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2733" src="/uploads-archive/lc/2019/08/mike-enerio-4HVCsDOg0qI-unsplash.jpg" alt="" width="4242" height="2828" /></a></p>
<p>シンガポールは国をあげてのセールイベント<strong>「グレート・シンガポール・セール(GSS)」</strong>が毎年6月中旬〜7月末まで開催されています。2019年は6月21日(金)〜7月28日(日)と<a href="https://www.visitsingapore.com/festivals-events-singapore/annual-highlights/great-singapore-sale/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">発表</a>されました。このGSSですが、シンガポール全体にとってかなり大きなイベントで、主要なショッピングモールは営業時間を0時まで延長することもあるそうです。</p>
<p>GSSが最大のセールイベントではあるものの、ブラックフライデーも浸透しており実質年に2回、大規模なセール時期があります。</p>
<p>また、通販部門だと、シンガポールに拠点を置くモール型ECであるLazadaで、2018年4月25日に<strong>Lazada Birthday Festival</strong>というLazadaの６周年を祝う大規模セールを行ったようです。</p>
<p>これは、東南アジアに展開するLazadaが各国で行ったセールです。</p>
<p>まさに国境を越えているECモールのセールということで、国を越えて商材を販売しようと考えている方は、うまくタイミングを合わせて戦略を練ることが重要となってきます。</p>
<h2>マレーシア・タイ</h2>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/08/ling-tang-ja0mgVJWkP4-unsplash.jpg" data-rel="lightbox-gallery-uvEL4J5z" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2735" src="/uploads-archive/lc/2019/08/ling-tang-ja0mgVJWkP4-unsplash.jpg" alt="" width="4877" height="3902" /></a></p>
<p>両国とも、中華系に先祖を持つ人が多く、中国で行われている旧正月や双11や双子12などのセールイベントが盛んに行われています。</p>
<p>また、シンガポールから進出してきたLazadaや東南アジアで急成長中のECモール、Shopeeが独自に行うセールが、マレーシアやタイを含む東南アジアの国々でも行われているようです。</p>
<p>英語圏であるマレーシアの場合は、アメリカで盛大に行われるブラックフライデーやサイバーマンデーも盛んに行われています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>オンラインショッピングが一般的に普及をしている日本やアメリカの方が、セールを頻繁かつ盛大に行っている印象を受けました。</p>
<p>しかし、中国では、オンラインでのイベントが先に盛り上がりを見せ、実店舗がそれに乗っかるという逆転現象が起こっているそうです。</p>
<p>今後、まだオンラインショッピングが普及しきっていない他の新興国でも、似たような現象も起こってくるかもしれませんね。</p>
<p>内容や熱狂度は違えど、各国ごとにセールイベントは行われているので、それをターゲットに越境ECの戦略を立ててみると効果的かもしれません。</p>
<p></br><br />
<a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&#038;utm_medium=contents&#038;utm_campaign=contact_from_contents" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></br><br />
</br></p>
<h3>各国のECイベントまとめ記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_malaysia_sale-event/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/04/malaysia-300x172.jpg" alt="各国のECイベントシリーズ「マレーシアのECイベント特集」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のECイベントシリーズ「マレーシアのECイベント特集」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC</p>
          <p class="lcLink__date">2020.5.6</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_indonesia_sale-event/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/03/indonesia1-300x200.jpg" alt="各国のECイベントシリーズ「インドネシアのECイベント特集」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のECイベントシリーズ「インドネシアのECイベント特集」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC</p>
          <p class="lcLink__date">2020.4.1</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_myanmar_sale-event/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/09/harish-shivaraman-pXzvJeuFgd0-unsplash-300x169.jpg" alt="各国のECイベントシリーズ「ミャンマーのECイベント特集」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のECイベントシリーズ「ミャンマーのECイベント特集」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC</p>
          <p class="lcLink__date">2020.9.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_vietnam_sale-event/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/08/rene-deanda-NhsaAc3SyXg-unsplash-300x200.jpg" alt="各国のECイベントシリーズ「ベトナムのECイベント特集」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国のECイベントシリーズ「ベトナムのECイベント特集」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">EC</p>
          <p class="lcLink__date">2020.9.2</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>


artem-beliaikin-pPzQP35zh4o-unsplash.jpg

越境ECにも影響大？アメリカ、</br>アジアなど海外のセール&#038;バーゲン情報！

<h2>はじめに</h2>
<p>越境ECのみならず、各国国内のECの発展や普及具合は、社会の発展度合いに大きく左右されます。</p>
<p>店舗を構えて、現金で支払う対面式の買い物と違い、決済や物流に関してのインフラ整備、信頼度がなければECが発展することはできません。</p>
<p>今回ご紹介する<strong>シンガポール</strong>は、東南アジアの中でも最も発展が進んだ国であり、ECがかなり発展しているアジアの国の一つです。</p>
<p>また、英語圏であり、アジアのどの国にも行きやすい土地柄から、アジアのハブとして、アジアへ進出したい欧米企業が拠点にしたがる国でもあります。今回は、そんなシンガポールのEC事情と、人気のECサイトをまとめました。</p>
<h2>シンガポールEC事情</h2>
<h3>シンガポールのEC市場</h3>
<p>シンガポールにおけるEC利用人口は、年々増加傾向にあります。 560万人の人口に対して、<strong>2021年には410万人もの人がECを利用するであろう</strong>との予想がされており、シンガポール人にとってECサイトで買い物をすることは、他の東南アジア諸国に比べてかなり一般化しているのではないかと思われます。</p>
<p><div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-2756-1023318842"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-2756">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-2756-1023318842" class="visualizer-front  visualizer-front-2756"></div></div>《出典》<a href="https://www.eshopworld.com/blog/singapore-ecommerce-insights/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">eshopworld</a></p>
<p>また、年齢別利用率のデータからは、 <div class="visualizer-front-container" id="chart_wrapper_visualizer-2757-397915228"><style type="text/css" name="visualizer-custom-css" id="customcss-visualizer-2757">.locker,.locker-loader{position:absolute;top:0;left:0;width:100%;height:100%}.locker{z-index:1000;opacity:.8;background-color:#fff;-ms-filter:"progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=80)";filter:alpha(opacity=80)}.locker-loader{z-index:1001;background:url(https://launchcart.jp/admin/wp-content/plugins/visualizer/images/ajax-loader.gif) no-repeat center center}.dt-button{display:none!important}.visualizer-front-container.visualizer-lazy-render{content-visibility: auto;}.google-visualization-controls-categoryfilter label.google-visualization-controls-label {vertical-align: middle;}.google-visualization-controls-categoryfilter li.goog-inline-block {margin: 0 0.2em;}.google-visualization-controls-categoryfilter li {padding: 0 0.2em;}.visualizer-front-container .dataTables_scrollHeadInner{margin: 0 auto;}</style><div id="visualizer-2757-397915228" class="visualizer-front  visualizer-front-2757"></div></div>比較的幅広い年代でECが浸透していることが分かります。</p>
<p>《出典》<a href="https://www.go-globe.com/e-commerce-singapore/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">GO-Globe</a></p>
<h3>シンガポールの人気商品</h3>
<p><a href="https://janio.asia/countries-singapore/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Janio</a>によると、シンガポールのECで購入される商品トップ５は</p>
<ol>
<li>ファッション</li>
<li>美容・スキンケア</li>
<li>家具・生活雑貨</li>
<li>家電製品・メディア</li>
<li>文房具</li>
</ol>
<p>となっています。 これは、シンガポールのECユーザーのうち、<a href="https://www.go-globe.com/e-commerce-singapore/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">52%が女性</a>だということから、ファッションや美容などの女性らしい商品が特に人気になっているのではないかと思われます。</p>
<h2>シンガポールの主なECサイト</h2>
<p>かなりECの利用率が高いと考えられるシンガポールですが、その中でも特に人気のECサイトをまとめてみました。</p>
<p>《参考》<a href="https://aseanup.com/top-e-commerce-sites-singapore/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ASEAN UP</a></p>
<h3>Lazada</h3>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea.png" data-rel="lightbox-gallery-5xhSfotc" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2763" src="/uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea.png" alt="" width="3042" height="1275" srcset="/uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea.png 3042w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-300x126.png 300w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-1024x429.png 1024w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-768x322.png 768w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-600x251.png 600w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-1536x644.png 1536w, /uploads-archive/lc/2019/09/752b9dd8ccf8d770d49b94a0ccf88aea-2048x858.png 2048w" sizes="(max-width: 3042px) 100vw, 3042px" /></a> <strong>東南アジアのEC市場を席巻しているLazada</strong>は、シンガポールに本拠地を置くモール型のECサイトです。 Rocket Internetというドイツ系の会社によって2012年に設立されましたが、現在はAlibabaグループの傘下にいます。 <strong>東南アジアのAmazon</strong>とも言われるほど、シンガポールのみならず、マレーシア、タイ、フィリピンなどの東南アジア各国でもメジャーのECサイトになっています。</p>
<p>HP：<a href="https://www.lazada.sg/#" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Lazada Singapore</a></p>
<h3>Qoo10</h3>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO.jpg" data-rel="lightbox-gallery-5xhSfotc" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2760" src="/uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO.jpg" alt="" width="842" height="595" srcset="/uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO.jpg 842w, /uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO-300x212.jpg 300w, /uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO-768x543.jpg 768w, /uploads-archive/lc/2019/09/20170928_1953880-1LOGO-600x424.jpg 600w" sizes="(max-width: 842px) 100vw, 842px" /></a> Qoo10は、韓国で設立されたGMarketがアメリカ資本のebayとジョイントベンチャーの形で生み出したブランドです。 元が韓国から出発したためか、<strong>「女性」や「ファッション」</strong>という点において、シンガポールのみならず、東南アジア各国で人気のあるECサイトです。 アジア各国にビジネスを広げていくビジョンを持っており、シンガポールと日本に拠点を置いて、活動の規模を広げています。</p>
<p>HP: <a href="https://www.qoo10.sg/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Qoo10 Singapore</a></p>
<h3>Shopee</h3>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9.png" data-rel="lightbox-gallery-5xhSfotc" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2759" src="/uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9.png" alt="" width="1200" height="630" srcset="/uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9.png 1200w, /uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9-300x158.png 300w, /uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9-1024x538.png 1024w, /uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9-768x403.png 768w, /uploads-archive/lc/2019/09/ca5d12864c12916c05640b36e47ac5c9-600x315.png 600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></a> Shoppeeは、2015年にシンガポールに設立されたECサイトです。 上記2社と異なり、当初はC2Cと呼ばれる、消費者が出品して消費者が購入するといったビジネスモデルで開始しました。 現在では、<strong>C2CとB2C（企業が消費者に商材を売るビジネスモデル）の両方を兼ね備えたハイブリット型のECサイト</strong>です。 こちらも、東南アジア各国でビジネス展開しており、シンガポールの隣国、マレーシアにおいては、<a href="https://e27.co/leads-e-commerce-malaysia-lazada-shopee-20180321/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Lazadaをも上回る勢い</a>で成長しています。</p>
<p>HP: <a href="https://shopee.sg/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Shopee Singapore</a></p>
<h3>Carousell</h3>
<p><a href="/uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ.png" data-rel="lightbox-gallery-5xhSfotc" data-rl_title="" data-rl_caption="" title=""><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2761" src="/uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ.png" alt="" width="1200" height="228" srcset="/uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ.png 1200w, /uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ-300x57.png 300w, /uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ-1024x195.png 1024w, /uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ-768x146.png 768w, /uploads-archive/lc/2019/09/1_9mfdUsUt8phfcKkrXDycEQ-600x114.png 600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></a></p>
<p><strong>シンガポール版メルカリ</strong>ともいわれるCarousellは、Shopeeと同じくC2Cのビジネスモデルで展開している、シンガポールの大学生によって設立されたスタートアップ企業です。こちらも東南アジア全土ではありませんが、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、台湾、香港、オーストラリアで展開しており、楽天をはじめとする多くのベンチャーキャピタルからのサポートを受けています。</p>
<p>C2Cのビジネスモデルではありますが、かなり色々な面でアジアらしい面白い違いが見受けられるので、３つほどご紹介します。</p>
<p>まず、<strong>出品の手数料が無料</strong>なことです。 メルカリ等のサービスでは出品手数料や購入手数料が取られることが多いですが、こちらの場合手数料がかかりません。</p>
<p>そして、<strong>アプリ内でのオンライン決済ができません</strong>。 Carousellでは、銀行振り込みか、手渡しで物を受け取る際に現金支払いをして決済が成り立っているそうです。 この決済方法からも分かる通り、Carousellでは、物品の受け渡し方法を、<strong>配送</strong>か<strong>対面での手渡し</strong>のどちらかを選ぶことができます。 クレジットカード等のオンライン決済が普及していなかったり、日本人に比べ気軽に知らない人に会うことに抵抗が低かったりする東南アジアらしい決済、配送方法だと筆者は個人的に思いました。</p>
<p>最後に、<strong>値下げ交渉ができる</strong>ということです。 商品のページに出品者に直接連絡する機能がついており、そこで値下げ交渉をするのだそうです。 日常的に値下げ交渉をする東南アジアらしいサービスだと思いました。</p>
<p>HP： <a href="https://sg.carousell.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Carousell</a></p>
<p>《参考》<a href="https://asia-magazine.com/archives/19598" target="_blank" rel="noopener noreferrer">アジアマガジン</a></p>
<h3>まとめ</h3>
<p>シンガポールでECはかなり幅広い年齢層において普及しているようですが、今後ますます市場が拡大していきそうだという事が分かります。</p>
<p>また、<strong>シンガポールで使われているメジャーなECサイトがすべてシンガポールに拠点を持っている</strong>という事で、東南アジアの市場へシンガポールから進出するという形がかなり当たり前に行われているのだと感じました。</p>
<p>B2Cのみならず、C2Cが上位のECサイトに食い込んできている点もシンガポールの特徴であるかと思われます。</p>
<p>シンガポールは然り、東南アジア各国への越境ECに進出するためには、シンガポールを注目＆リサーチすることが成功への鍵になるかもしれません。</p>
<p></br><br />
<a href="https://launchcart.jp/contact/?utm_source=contact_from_contents&#038;utm_medium=contents&#038;utm_campaign=contact_from_contents" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><img loading="lazy" src="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png" alt="" width="300" height="78" class="aligncenter size-medium wp-image-4514" srcset="/uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4-300x78.png 300w, /uploads-archive/lc/2020/03/5288e9a5b2afbae45b69a8175e3081b4.png 352w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></br><br />
</br></p>
<h3>関連記事はこちら</h3>
<p>  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_payment-series_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2019/09/SIN0I9A3875_TP_V-300x204.jpg" alt="各国の決済事情シリーズ「シンガポールの決済事情を網羅」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の決済事情シリーズ「シンガポールの決済事情を網羅」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">決済</p>
          <p class="lcLink__date">2019.10.10</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div><br />
  <div class="lcLink">
    <a href="https://launchcart.jp/contents/ekkyo-ec_delivery-series_singapore/">
      <figure class="lcLink__figure"><img src="/uploads-archive/lc/2020/02/goh-rhy-yan-1svm0vXxyP0-unsplash-300x169.jpg" alt="各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」"></figure>
      <div class="lcLink__text">
        <h3 class="lcLink__title">各国の配送業者シリーズ「シンガポールの配送業者まとめ」</h3>
        <div class="lcLink__info">
          <p class="lcLink__category">物流</p>
          <p class="lcLink__date">2020.2.18</p>
        </div>
      </div>
    </a>
  </div></p>

Company

Our Solutions

Support

News

Blog

Blogブログ

カテゴリーから探す

年別から見る

記事一覧 - タグ: #シンガポール

2023/07/14

2023/02/02

2023/02/02

2022/11/23

2022/11/23

2021/11/29

2021/01/10

2020/10/16

2020/09/19

2020/02/18

2019/11/20

2019/10/10

2019/09/27

2019/09/23