はじめに
こんにちは。制作ディレクション部の田中です。今期から制作ディレクション部に移り、営業も続けながら、当社が運営するコンペナビの公式Xを担当しています。コンペナビは、企業や自治体が作品やアイデアを募集するコンテスト(コンペ)の情報を集めたサイトで、当社では10年以上運営しています。公式Xでは、締切が近いコンペや賞金の高いコンペなどを紹介して、サイトに来てもらうきっかけを作っています。
Xを続けるうちに、営業で気をつけていることが、そのまま効いていると気づきました。
この半年ほどの変化
投稿が画面に表示された回数(インプレッション数)を比べると、次のようになりました。
| 期間 | 2週間あたりの平均 |
|---|---|
| 2025年11月〜2026年3月上旬 | 850回 |
| 2026年3月下旬〜11月上旬 | 1,739回 |
10月下旬〜11月上旬は2,755回と、この1年で一番多い数字になりました。一方で、8月下旬のように850回まで下がった時期もあり、ずっと伸び続けているわけではありません。ほかの理由もあると思いますが、伝え方を工夫したことも少しは効いているのかなと感じています。
1. しゃべりすぎない
営業では、資料を詰め込みすぎると伝わりません。Xも長い投稿は折りたたまれて読まれないので、すべて140字以内にしています。
コンペ名は短い呼び方にしたり、賞金と締切を「120万円|8/16」のように1行にまとめたりして、ぱっと見て内容がわかるようにしています。伝えたいことが多いときほど、削るようにしています。
2. 導入したらどうなるかを見せる
営業では、機能より導入後の姿を見せたほうが反応がいいです。Xでも、応募したら何が手に入るかを書くと反応が変わりました。
下の建築コンペの投稿は、書き出しを「設計に自信のある人、集まれ!」から「図面で終わらせない。実際に建つ・形になるコンペ」に変えたところ、いいねやブックマークが付くようになりました。


賞金ランキングの投稿は、紹介したコンペはほぼ同じで、書き出しを「賞金が高いコンペ TOP5をご紹介!」から「賞金1000万円!?知る人ぞ知る超高額コンペ、TOP5大公開」に変えただけですが、表示回数が約4.3倍になりました。
※数字は2026年11月5日時点のものです。
3. 相手のことを知る
営業では、訪問前に相手の業界を必ず調べます。Xでも「ファッションデザイナー志望必見」のように相手を絞ると、そのジャンルの方から反応をもらえました。みんなに向けて書くより、ひとりに向けて書いたほうが届くのだと思います。
4. 相手の都合を考える
営業では、お客様が動ける時期を考えて提案しています。Xでも、締切まで7日以内のコンペは載せていません。見てもらっても、準備が間に合わないからです。
やってみてわかったこと
コンテストの主催団体の公式アカウントが、紹介した投稿をリポストしてくれることがありました。また、この1年でいいね193件に対してブックマーク(あとで見返すための保存)が87件あり、コンペの情報は、あとで応募するために保存されることが多いのだとわかりました。
おわりに
ジョブズの、点と点はあとから振り返ると一本の線としてつながる、という話があります。 営業とXも、最初は別々だと思っていましたが、全部つながっていました。
そしてこれは、制作ディレクション部の仕事にもそのままつながると思っています。お客様が何を求めているのかをくみ取って、エンジニアの皆さんにわかりやすく伝える。その間に立つ私の伝え方しだいで、やり取りの回数も、仕上がりも変わります。
実はこのブログは、自分への戒めのつもりで書きました。相手が何を求めているかを考えて、少ないやり取りで早く提案を返す。言葉にするのは簡単ですが、毎回できているかというと、まだまだです。だからこそ、ここに書き残しておこうと思いました。その精度を一つずつ上げながら、制作ディレクション部の一員として頑張っていきます。




